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▲▲▲エジプト ギザ ピラミッド関連情報スレ▲▲▲

172在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2011/06/16(木) 15:50:07 ID:Mbw2ZH8Q
ナチス押収財産の返還に異議 (1/3ページ)
2011.6.16 05:00

シュタインドルフ氏のコレクションの一つ、エジプト王朝誕生前の花瓶【拡大】

 米ネバダ州に住むトーマス・へマーさん(88)は第二次大戦後初めて、生まれ故郷の旧東独ライプチヒを訪れた。ユダヤ人のエジプト学者で、ナチスの迫害を避けて亡命した祖父の遺産を守るためだ。

 1937年、ライプチヒ大学のエジプト学部長だった祖父のゲオルグ・シュタインドルフ氏は、古代エジプトの美術工芸品コレクションを大学に売却した。しかし90年のドイツ統一後に、「対独物的補償請求ユダヤ人会議」がこのコレクションに対する権利を主張。今年5月26日にベルリンの裁判所が、当時の取引は強制された結果であり無効であるとの判決を下した。

 ライプチヒ大学とヘマーさんは16年間、同会議と争ってきた。しかし今回の判決でコレクションの所有権は同会議に移り、子孫の意向は無視されることになった。証人として出廷していたヘマーさんは、判決に「驚いた」と話す。

 ◆収集品163点

 ヘマーさんはライプチヒ大学の博物館でインタビューに応じた。壮健だが、つえと補聴器を使用する同氏は、コレクションを失えば「祖父が大切にしていた博物館が台無しになる。祖父はこの博物館そのものだった」と語った。

 祖父のシュタインドルフ氏は1903〜31年の間にエジプトで発掘調査を実施。自身の発見や教材用に購入した美術工芸品を合わせて、大学のコレクションとした。163点に及ぶ収集品の中には4000年前に作られたナガダ土器、土人形、初期のイスラム陶器やギリシャ、ローマ時代の遺品が含まれる。

 裁判所の説明によると、同氏はこれらの美術工芸品を37年、8000ライヒスマルク(当時の金額でおよそ3200ドル、現在のレートで約25万6300円)で大学に売却した。しかし同氏は売却前、各品の価格を1万260ライヒスマルクと見積もっていた。裁判所はこの差額こそ、取引が強制的であったことの象徴だとしている。


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