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鉄道・公共交通関連スレ06
1601
:
名無しさん
:2020/07/04(土) 10:35:40 ID:ylDuNnHU0
「レギュラー車両」の車内は横4列(2列+2列)のレギュラーシートが配置され、各座席とも背面の部分がバックシェルで覆われている。レギュラーシートに座り、最初に驚いたのが座席の前後間隔の広さだった。レギュラーシートの前後間隔は116cmとされ、東海道新幹線の普通車の座席よりも10cm以上広い。足もとにゆとりがあり、フットレストも付いているため、普通車というよりグリーン車に近い感覚だった。
シートを倒してみると、バックシェルがあるおかげで後列の人を気にする必要もなく、じつに心地良い。筆者自身、電車の車内でシートを倒しきったのは今回が初めてだった。シートが倒れるだけでなく、連動して座面も動くため、腰に違和感もない。乗車中、トイレに行くときに気づいたことだが、席を立つ際、倒したシートを元に戻す手間が省ける点も、バックシェルで覆われた座席のメリットといえるだろう。
シートの背面に設置された大型テーブルはノートパソコンを置けるサイズで、手前に引き出せるようになっているため、シートを倒した状態でもパソコンや書き仕事は十分に可能だろう。缶コーヒーを置ける小テーブルも用意されている。
大阪難波〜近鉄名古屋間の昼間時間帯における所要時間は2時間強。到着まで、映画鑑賞などで楽しむのも良いだろう。各座席とも肘掛けにコンセントが付いているので、パソコンやスマホ、タブレットのバッテリー残量を気にする必要もない。実際、筆者が乗車中の車内でも、タブレットで映画を楽しんでいる乗客を見かけた。バックシェル以外にも細かな配慮が行き届いており、これもレギュラーシートの特徴といえる。
■ICカードタイプのロッカー、ベンチスペースなどの設備も
10時28分、「ひのとり」は橿原線と接続する大和八木駅に到着。青山町行の急行と接続しているせいか、大和八木駅から乗車する人は意外に多かった。大和八木駅を発車すると、次の津駅まで途中駅には停まらない。その間、「レギュラー車両」(2〜5号車)の乗車率は5割程度といったところだった。ビジネスマンの利用が目立つが、家族連れなど観光で利用する人たちもいた。
「ひのとり」には乗客をサポートするための新しい設備が備わっている。一部車両において、デッキ部にロッカーと多目的で利用可能なベンチスペースが設置された。
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