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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02

1nakano-shima★:2011/01/04(火) 14:35:48 ID:???0
【過去スレ】
大阪の歴史、伝統文化に関するスレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/6501/1201947832/

2236名無しさん:2016/02/14(日) 20:01:05 ID:ujSu.vKw0
道真公に思いはせ てんま天神梅まつり
2016年2月12日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160212/20160212032.html

 樹齢約300年の古木をはじめ各種銘木や盆石などを集めた「盆梅と盆石展」が11日、大阪市北区の大阪天満宮参集殿で始まった。白やピンクの花を咲かせた盆梅が、書院造り百畳敷きの会場で優美なたたずまいを見せている。3月13日まで。

菅原道真公が梅を愛(め)でた御心に思いをはせてもらおうと、2004年から「てんま天神梅まつり」と題して、毎年梅にまつわる催しを開催。そのメーンとして盆梅の展示を行い、昨年から和歌山県みなべ町の瓜渓石同好会の協力を得て、20の盆石も展示している。

 盆梅は約60点で、来場者は「かわいらしいなあ」「ええにおい」と目を細めながら観賞していた。来週末ごろに満開になり、見頃を迎えるという。

 浜辺で子どもたちに文字を教える道真公の姿が描かれた「天神画像」などの掛け軸5点も展示しており、土日祝日はボランティアガイド「天満天神御伽衆(おとぎしゅう)」が説明する。

 午前9時半〜午後4時。大人(中学生以上)500円、小学生300円、幼児無料。

2237名無しさん:2016/02/19(金) 04:37:45 ID:cGApVV4c0
春、そこまで  松山神社の梅開花
2016年2月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160218/20160218038.html

 大阪市内は17日、雲が広がったものの、時折、穏やかな日が差した。二十四節気の「雨水」を前に約100本の梅がある大阪市東淀川区の松山神社では梅の花が咲き始め、参拝客を楽しませている。

この日の市内は、気圧の谷が通過して寒気が流れ込んだために気温が上がらず、最高気温は9・6度(平年10・5度)と、1月中旬並みとなった。

 菅原道真をまつる同神社の境内では、あちらこちらで梅が開花。青空が広がった午前中には次々と地域住民が訪れ、空の青と、ピンクや赤の花のコントラストを堪能していた。同神社の国井政宏宮司は「次の日曜(21日)が見ごろになりそう。遅咲きの梅もあるので、3月も楽しんでもらえるのでは」と話していた。

2238名無しさん:2016/02/20(土) 19:17:43 ID:zcaIKSJ.0
勝利まで動じぬ心
2016年02月19日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160218-OYTNT50351.html

本格的な受験シーズンを迎え、箕面市の勝尾寺では「勝ちダルマ」が合格祈願に訪れた受験生らの人気を集めている。だるまは胴に大きく「勝」の字が記され、11センチから75センチまでの10種類。願いが成就した後、寺に奉納する。

 同寺の勝運信仰は、平安時代にまで遡るという。同寺の執事、小嶋隆文さん(35)は「苦しい時もあるでしょうが、願いを込めただるまを自分自身だと思って七転び八起きの気持ちで頑張ってほしい」とエールを送る。

2016年02月19日

2239名無しさん:2016/02/24(水) 21:44:41 ID:wCllzgKE0
豊竹嶋大夫さんが最後の舞台 「一生懸命つとめ、満足」
2016年2月22日 21:18
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160222/20160222131.html

 人形浄瑠璃文楽太夫で人間国宝の豊竹嶋大夫さん(83)の引退公演が22日、東京・国立劇場で千秋楽を迎えた。終演後に報道陣の取材に応じた嶋大夫さんは「長い間ありがとうございました。一生懸命につとめたことだけは自分でも満足しております」と語った。

最後の演目「関取千両幟」で関取の夫を思いやる女房の思いを味わい深く語ると、満員の場内には大きな拍手が鳴り響いた。舞台上で行われた引退セレモニーでは、三味線の人間国宝、鶴沢寛治さんから花束を贈られ、固く握手。さらに人形遣いの人間国宝、吉田簑助さんからも花束を贈られ、人形と抱き合った。

2240名無しさん:2016/02/25(木) 04:17:10 ID:wCllzgKE0
皇太子さまの健勝祈り矢放つ 高津宮で的祭神事
2016年2月24日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160224/20160224037.html

 皇太子さまが56歳の誕生日を迎えられた23日、大阪市中央区の高津宮(高津神社)で「的祭(てきさい)神事」が執り行われた。小谷真功宮司らが盾型の的に矢を放ち、弥栄(いやさか)を祈念した。

同宮では、仁徳天皇を主祭神として祭っており、神事は皇太子さまが誕生された1960年から毎年実施されている。

 産湯につからせる際に、魔よけのために弓を鳴らしたことから、神事では大阪府弓道連盟の有志による射が行われている。また、仁徳天皇に高麗から献上された鉄盾と鉄的を使者の前で射抜いたという「日本書紀」の記述にのっとり、盾型の的を用いている。

 小谷宮司と府弓道連盟の有志8人が伝統の所作で約20メートル先の的を射抜くと、境内に集まった観覧者からは感嘆の声がもれていた。

2241名無しさん:2016/02/27(土) 20:13:59 ID:e1f6odRw0
お雛さま、船場を染める 貴重なひな飾りなど公開
2016年2月27日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160227/20160227043.html

 大阪・船場ゆかりの旧家に残る貴重なひな飾りなどを公開する催し「春の船場博覧会『船場のおひなまつり』」が26日、大阪市中央区の登録有形文化財の建造物などで始まった。多くの人が、大阪の経済や文化を育んできたまちの面影を楽しみながら各会場の展示などを満喫している。3月3日まで。

 華やかな企画を通じて船場の歴史や文化に触れてもらおうと実行委が開いた。メーンの「船場のお雛(ひな)さま展」は北船場ゆかりの五家(新井家、生駒家、鷹岡家、芝川家、別所家)が4カ所で戦前の貴重なひな飾りを公開。“神農(しんのう)さん”の呼び名で知られ、別所家が代々宮司を務める少彦名(すくなひこな)神社(別所賢一宮司)では、明治期の作と伝わる人形のほか茶道具など小さな道具類も並び、訪れた人々が一様に目を細めて見入っている。

 4会場を巡った天王寺区の女性(67)は「どこも趣向を凝らした内容で楽しめた。友人を誘ってまた来たい」と話していた。

 4会場とも見学自由。周辺の老舗各店などで期間限定サービスや関連

2242名無しさん:2016/02/27(土) 22:22:49 ID:DRtkK5jU0
ここにも五代さまゆかりの地 邸宅跡は大阪科学技術センター 
http://www.sankei.com/region/news/160226/rgn1602260077-n1.html

NHK連続テレビ小説「あさが来た」で一躍脚光を浴びた五代友厚(1836〜85年)がかつて住んでいた邸宅の跡地に、大阪科学技術センター(大阪市西区)が建っているのをご存じだろうか。現在の大阪商工会議所の設立などに奮闘していた明治4〜17年に居住し昭和35年に取り壊された。“五代さま”ブームにあやかり企画展を準備していたところ、近隣住民が譲り受けた邸宅の鬼瓦も今月「発見」され、新たな注目を集めている。

 同センターが運営する大阪科学技術館の企画展「五代友厚公ゆかりの地〜五代友厚邸跡に建つ大阪科学技術センター〜」で展示中の鬼瓦は、縦約40センチ、横約55センチ、高さ約30センチで、力強い目に鋭い角が印象的だ。明治4〜17年に五代が住んでいた邸宅に使われていた。

 同館によると、朝ドラの影響で五代に注目が集まる一方、この邸宅跡はほとんど知られず、各団体が発行する朝ドラゆかりの地マップでも紹介されていない。

 そこで、同館も五代と縁があることを広く知ってもらおうと、企画展の開催を準備していたところ、同館の近くに住む会社社長、西保吉裕(さいほ・よしひろ)さん(63)が五代邸の鬼瓦を所有していることを偶然知り、合わせて展示することになった。

 西保さんは五代邸の向かいにある住宅で生まれ育った。鬼瓦は小学校低学年だった昭和35年、五代邸を取り壊す際に祖母が記念に譲り受けたものという。取り壊し前に一度、西保さんも邸宅に入った。「とにかく大きくて、襖(ふすま)の向こうに可動式の隠し階段があり、忍者屋敷みたいだった」と懐かしそうに振り返る。

 同館などによると、五代は市内で6回にわたり転居。邸宅に住んでいた当時は、五代の人生で特に激動の時代だったという。

 明治11年には大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)を設立し初代会頭に就任したほか、大阪株式取引所(現・大阪取引所)を設立。13年には大阪商業講習所(現・大阪市立大)、17年に大阪商船(現・商船三井)を設立するなど、大阪経済の復興に大きな功績を残した。

 五代邸の写真付き資料などを展示する企画展は入場無料。午前10時〜午後5時(日祝は午後4時半まで)。問い合わせは同館(電)06・6441・0915。

..

2243名無しさん:2016/03/07(月) 22:58:03 ID:FUOGSy8I0
大正琴の調べ 水墨画奉納 てんま天神梅まつり
2016年3月6日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160306/20160306030.html

 「てんま天神梅まつり」が開かれている大阪市北区の大阪天満宮で5日、奉納する梅の水墨画のライブペインティングが行われた。大正琴の調べとともに、流れるように梅が描かれていく様子が多くの参拝者を魅了した。

水墨画の奉納は、NPO法人アジア文化芸術連盟会長で水墨画家の李鴻儒(りこうじゅ)さんと、琴伝流大正琴の前垣有紀さんが行っており、ことしで12回目。演奏には、尺八とケーナ奏者の山田聡さん、ドラムの原口裕司さんも加わった。ライブペインティングは本殿で行われ、幻想的な音色とともに、李さんと水墨画講師6人が流れるように筆を操った。

 李さんは「自分が表現したいことを描くのが水墨画。梅は私たちの鏡になっている」と出来栄えを表現した。前垣さんは「お客さんとの距離が近く、楽しい演奏ができた」と話していた。

 水墨画は6日も制作を続け、幅約10メートルの大作に仕上げて奉納する。

2244名無しさん:2016/03/08(火) 00:30:29 ID:FUOGSy8I0
浅野内匠頭も宿泊しました 大阪・茨木の郡山宿本陣「春の特別公開」始まる
http://www.sankei.com/west/news/160306/wst1603060036-n1.html

江戸時代、日本地図をつくった伊能忠敬(ただたか)や「忠臣蔵」の浅野内匠頭(たくみのかみ)ら多くの歴史上の人物が宿泊した大阪府茨木市宿川原町の国史跡「郡山宿本陣」の春の特別公開が始まった。入館無料。13日まで。

 郡山宿は江戸時代、西国街道の主要な宿場として栄えた。郡山宿本陣は参勤交代の西国大名や公家、幕府役人、高僧らが休憩や宿泊に使った。保存されている宿帳には、宿泊者名簿やお供の人数、料金などが記録されている。

 邸内に大きなツバキの木があることから「椿の本陣」とも呼ばれ、御成門(おなりもん)や大名が泊まった「上段の間」がある座敷、母屋、茶室、米蔵などが残る。

 期間中、企画展「宿帳にみる世相のいろいろ〜郡山宿本陣でのできごと〜」が開催されているほか、6、13日には本陣当主、梶洸(たけし)さん(93)らによる本陣内の案内・解説、12日には茨木市学芸員の講座がある。

2245名無しさん:2016/03/10(木) 00:54:11 ID:kfRj6B0A0
芸術選奨にオール阪神・巨人
03月09日 16時58分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160309/3518011.html

芸術の分野で優れた業績をあげた人に贈られる文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門に、漫才コンビ「オール阪神・巨人」の2人が選ばれました。
平成27年度の文化庁の「芸術選奨文部科学大臣賞」には、芸術の各分野で活躍する19組が選ばれました。
このうち、大衆芸能の部門は、漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール阪神さんとオール巨人さんが選ばれました。
2人は、昭和50年にコンビを結成し、以来、上方伝統のしゃべくり漫才で人気を集め、高い実績を残してきました。
去年、大阪と東京でコンビ結成40周年の記念公演を行い、その場で披露した「ボケ」と「ツッコミ」を瞬時に入れ替える巧みな話芸が、高く評価されたということです。
芸術選奨の贈呈式は、今月15日に東京都内のホテルで行われます。
大衆芸能部門に選ばれた「オール阪神・巨人」のオール阪神さんは、「ほんまに降ってわいたようなありがたい賞です。若いときにもらうのと、この歳になってもらうのとでは違いますね。家族に対してもええ顔できます。お父ちゃんが『すごかったんや』と思ってもらえます」というコメントを発表しました。
また、オール巨人さんは「最初、『ほんま?』と思いましたけれど、うれしかったです。40年やってきてあとはゆっくりと思ってたんですが、こんな賞をいただくともうひと頑張りせないかんなと思います。改めて責任感が増しました」というコメントを発表しました。

2246名無しさん:2016/03/11(金) 00:58:13 ID:gEHETi7I0
文楽の吉田文雀さんが引退 人間国宝の人形遣い
2016年3月10日 12:10
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160310/20160310051.html

 人形浄瑠璃文楽の人形遣いで人間国宝の吉田文雀さん(87)が10日、現役を引退すると発表した。高齢のためで、昨年1月の公演が最後の舞台出演となった。

文雀さんは1945年に入門。吉田簑助さん(82)と並ぶ女形の第一人者で、老人や武士まで幅広い役柄を手掛けた。94年に人間国宝に認定。知識が豊富で「文楽の生き字引」と言われ、公演で人形の首を割り振る「首割」を長年務めた。

 文雀さんは、文楽協会などを通じ「何より好きなただ一つの道だけを70年にわたって勤められたことは、幸福以外の何物でもございません」とコメントを出した。

2247名無しさん:2016/03/15(火) 04:26:02 ID:Zsbcn8EE0
文楽の語り手 芸名も太夫に
03月14日 16時41分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160314/3682231.html

人形浄瑠璃「文楽」の世界では、一般的な語り手を示す「太夫」ということばは「太い」という文字、芸名は「大きい」という文字が使われてきましたが、文楽協会などは、義太夫節で知られる江戸時代の竹本義太夫にならっておよそ60年ぶりに「太い」という字に統一すると発表しました。
文楽の世界では、一般的な語り手を示す「太夫」は「太い」という字を使いますが、それぞれの芸名は「大きい」という字を書き、人間国宝の竹本住大夫さんや豊竹嶋大夫さんの名前も大きいという字を使っています。
これは、昭和28年ごろから、歌舞伎などのほかの芸能で使われる「太い」という字の「太夫」と区別するために始まった習わしという説があります。
しかし、文楽の起こりとされる義太夫節で知られる江戸時代の初代竹本義太夫にならって「太い」という字にそろえたいという声が技芸員からあがり、文楽協会などはおよそ60年ぶりに、「太い」という字に統一することを決めました。
担当者は「なぜ違うのかと尋ねられることも多く、これで分かりやすくなると思います」と話しています。
文楽を上演する大阪・日本橋の国立文楽劇場は、来月2日に初日を迎える春の公演から表記を統一することにしています。

2248名無しさん:2016/03/17(木) 04:13:40 ID:vFBsHS8E0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(上)
2016年3月16日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160316/20160316042.html

 四天王寺をはじめ約200の社寺が集まる天王寺区は、京都をもしのぐ寺町でもある。その寺院の町に、20年続く春恒例の催しがある。年に一度、全国から劇団やパフォーマーが集まる「なにわ人形芝居フェスティバル」だ。

■寺院の役割

 催しが始まったのは1996年。前年に阪神大震災が起き、その年の3月には東京都内でオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生した。区内にある劇場「一心寺シアター倶楽」の事務局長で、企画の立ち上げに関わった脚本家の秋山シュン太郎さん(58)は「悩める若者が事件に関与していた。今まで宗教は何をしていたんだというバッシングが起こった」と当時の世相を振り返る。

 「寺だからこそ、できることがあるのではないか」というのが、フェスティバルを始めたきっかけ。教育施設としての「寺子屋」、悩みを相談できる救済施設としての「駆け込み寺」、さらには芸能表現の場など、寺院にはもともと、さまざまな役割があった。

 「寺はコミュニティーの場。喜怒哀楽がなければいけない」。当時の一心寺の住職の言葉も秋山さんらの取り組みを後押しした。

■戦後と重なる

 「境内を貸していただけないでしょうか」。20年前、寺院に協力を申し出ると、寺町の中心的な世話役だった長老が厳しい表情ながら、おもむろに口を開いた。「(阪神)大震災におびえる子どもたちが、戦争で焼け出された子どもたちとダブる」

 聞けば、戦後まもなく、プロの人形劇団に人形の操作を学び、慰問活動をしていたのだという。「ぜひやりましょう」。長老の後押しでフェスティバルの実施が決まった。

■ロケーション

 フェスティバルの舞台、下寺町は、坂の多い上町台地の西側、南北約1キロに約30の寺院が並ぶ異空間。高度な技でマリオネットを操る人形劇の面白さと、寺町ならではのロケーションを同時に味わえるのも、このフェスティバルの特長だ。

 回を重ね、現在では1日の参拝客1万5千人のうち、半数はフェスティバルの観客。「子どものころに楽しんだ」という20代の若者が子どもを連れて訪れることも多いという。

 大道芸や音楽ライブなどの路上企画、オリジナル雑貨などを体験できる「手作り市」、スタンプラリーやコスプレイベントなどもある。今年は4月3日。20都道府県の25劇団が参加する。

 「地方色豊かな公演が楽しめますよ」。秋山さんが穏やかな笑顔で来場を呼び掛けた。

   ◇  ◇   

 戦国時代末期から江戸初期にかけ、都市整備で大坂城南に寺院が集められたのが寺町の起源。聖徳太子にゆかりのある古いまちの新たな取り組みを紹介する。

2249名無しさん:2016/03/18(金) 00:49:29 ID:aA6UXrXM0
春日大社で文楽の成功祈願
03月17日 19時55分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160317/3382281.html

飛鳥時代の奈良を舞台にした人形浄瑠璃「文楽」の公演が来月、大阪の国立文楽劇場で行われることになり、関係者がゆかりの深い奈良の春日大社を訪れ、成功を祈願しました。
春日大社を訪れたのは、文楽の人形遣いの吉田玉男さんや、三味線の人間国宝、鶴澤清治さんなど5人です。
神職のおはらいを受けたあと、玉男さんが登場人物の人形を操って玉串をささげ、公演の成功を祈りました。
来月2日から公演が始まる「妹背山婦女庭訓」は、飛鳥時代の大化の改新を題材に、恋の物語を織り交ぜた人気の高い作品です。
神の遣いとされる春日大社の鹿の話も登場するなど春日大社ともゆかりが深く、20年に1度の「式年造替」が行われているのを記念して公演されることになりました。
参拝を終えた玉男さんは「身が引き締まる思いです。神様から人形にいただいた力を舞台で発揮したい」と話していました。

2250名無しさん:2016/03/18(金) 00:58:31 ID:aA6UXrXM0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(中)
2016年3月17日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160317/20160317027.html

 四天王寺をはじめ約200の社寺が集まる大阪市天王寺区では、立地を生かした新しい取り組みも始まった。伝統文化の「体験学習会」がその一つ。「子どもたちが文化に触れられる貴重な機会」と保護者らにも好評だ。

■達人集まる
 寺院が密集する生玉町や下寺町が校区にある夕陽丘中学校では、寺に縁が深い茶道や華道をはじめ、和の文化の学習会が開かれている。講師は地元で活動する師匠ら。人間国宝も住む土地柄で、福山英利校長は「これだけ達人が集まるのは、天王寺区の特色ではないか」と話す。

 今年2月の体験会では、茶道や華道の他、日本舞踊、和菓子作り、琴など計10講座が開かれた。和菓子作りでは、練り切りと呼ばれる生地をベースに男びなと女びなを製作。参加した2年の女子生徒(14)は「季節感を勉強できてよかった」と喜んだ。

■相乗効果
 かつて、「豪商」と呼ばれた船場の商人が邸宅を構えた地。船場の木綿問屋の四姉妹を描いた谷崎潤一郎の小説「細雪(ささめゆき)」の舞台にもなり、天王寺公園にある市立美術館は住友家の本邸跡地に建つ。

 舌の肥えた旦那衆を相手にしてきたのが、創業90年を迎えた和菓子の老舗「本松葉屋」。職人で社長の松下雄一さん(50)も体験学習会の講師で、夕陽丘中のPTA役員時代に会を発案した一人でもある。

 「若い子たちにもらったエネルギーを仕事の糧にしている」と松下さん。和の体験学習会は、指導側にも相乗効果を生んでいる。

■文教地区
 寺町に由来する落ち着いた住環境が受けてか、昨年の国勢調査の速報値によると、5年間に区の人口が8・4%増えた。子育て世代の流入も念頭に、区は「日本一の文教地区」を旗印に教育施策の充実を進めている。

 英語での対話能力や論理的思考の向上を目指した「即興型ディベートスクール」、外国人留学生との相互理解を図る「国際交流カフェ」など、中高生を対象に、英語をツールにした事業を積極的に展開。医療やロボット開発の現場を中高生が体験する「就業体験事業」にも取り組んでおり、区未来人材育成担当の北吉秀輔課長は「これからも教育のニーズにしっかり応えたい」と話している。

2251名無しさん:2016/03/19(土) 05:19:18 ID:g3SDvGAU0
寺町文化が息づくまち 天王寺探訪(下)
2016年3月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160318/20160318021.html

 寺町の風情を生かしたガイドツアーが人気だ。大阪城に近く、以前から人気のエリアだったが、大坂の陣から400年を迎えた2014〜15年には歴史関連のイベントが花盛り。今年1月にはNHK大河ドラマ「真田丸」の放映もスタートし、さらに注目を集めている。

■感性くすぐる

 「時の権力者に対する真田幸村の姿勢が人々の感性をくすぐる。(四天王寺を建てた)聖徳太子にも同じことが言えるのではないか」。歴史の魅力をそう解説するのは、心斎橋生まれ、天王寺育ちの郷土史研究家、松村基さん(79)だ。

 幸村最期の地と伝わる安居神社や大坂城への抜け穴伝説が残る三光神社、幸村親子の冥福を祈って建てられた心眼寺など、区内には幸村や大坂の陣にゆかりの史跡が数多く現存。約200を数える区内の社寺にも、人形浄瑠璃の竹本義太夫や作家の井原西鶴ら江戸時代に活躍した文化人の墓所が点在する。

■一気に増加

 松村さんが講師や案内役を務める「てんのうじ観光ボランティアガイド協議会」は、「大坂の陣」「四天王寺」のほか、幕末に活躍した新撰組や作家の織田作之助にもゆかりが深い「天王寺七坂」など11のモデルコースを設定する。

 事務局に当たる大阪市コミュニティ協会天王寺区支部の担当者は、大坂の陣400年や真田丸の放映などを背景に「この2、3年で旅行業者からの問い合わせが一気に増えた」と話す。一コースに、定員の1・5倍以上150人の申し込みがあったり、観光バス数台に分乗して参加するツアー客もいるという。

 松村さんのガイドツアーに参加した経験のある主婦(61)は「とにかくドラマチック。情景が目に浮かぶようで楽しかった」と振り返る。

■まだまだ人気

 大阪唯一の丘陵地で、大阪市の中央を南北に貫く上町台地。古くは海に突き出た半島状だったことから「西方にある浄土を向いて、心を清算するところだった」(松村さん)という。沈む夕日に極楽往生を願う修行「日想観」という行事が四天王寺にあるのも、往時の浄土信仰の名残だ。

 昨年11月には、大阪市などが官民共同で「大河ドラマ『真田丸』大阪推進協議会」を立ち上げ、地域活性化に取り組んでいる。“歴史の街”天王寺の人気はまだまだ続きそうだ。

(おわり)

2252名無しさん:2016/03/21(月) 00:50:45 ID:Ogr2nMGg0
古市古墳群周辺を清掃して歩く
03月20日 18時42分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160320/3734881.html

大阪の羽曳野市と藤井寺市にある古市古墳群の周辺で、清掃活動をしながら歩くイベントが開かれました。
出発地点の羽曳野市の古市駅前には約100人が集まりました。参加した人たちは、ごみ袋などを持って十の古墳をめぐる総延長5キロのコースを歩きました。5世紀のものとみられる白鳥陵古墳では、日本書紀に日本武尊と古墳のある場所との関係が書かれていることを担当の職員が説明しました。
立ち入りが認められている藤井寺市の古室山古墳では、古墳にのぼってごみを拾い集めました。
参加した人たちは、「古墳の数が多く大きいことに驚きました」「せっかくの古墳なので大事にしていきたい」などと話していました。
藤井寺市世界遺産登録推進室の山田幸弘室長は、「古墳群をきれいに守り伝えていくことが世界遺産へのきっかけになればと思います」と話していました。

2253名無しさん:2016/03/21(月) 22:41:10 ID:6Oir4s/g0
旭堂南陽のブラリ講談 歴史あるき
北摂の武将を訪れる
2016年3月19日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/rekiwalk/160319/20160319051.html

キリシタン大名高山右近

北摂の武将で中川清秀と並んで有名なのが、高山右近。その右近が1月には大きなニュースとして世界に発信されました。発信元はバチカン。高山右近が「流刑や追放の責め苦を受けながら一生を神にささげた者」として福者に認定されたんです。福者はカトリック教会で最高位の崇拝対象となる聖人に次ぐ称号で、マザー・テレサなども認定されているすごい称号なんです。

 そんな右近の生まれは摂津国高山(現在の豊能町高山)。父が松永久秀に従って大和国宇陀(現在の奈良県宇陀市)にあった沢城主になっていた関係で、6歳のときに同城に移り住み育てられました。

 父親の高山友照は勇猛果敢な男で教養もあり、領民たちの人望も集めた方。そんな父がある日帰ってくると、「今日はすごくいい話を聞いた」と家族に話し始めました。「ロレンソ了斎という琵琶法師がキリスト教を布教するために奈良にやってきた。それを快く思わない久秀様が寺の僧侶と問答されることになった。わしはそこに居るように言われたんじゃが、何ともキリスト教というものはすごいものじゃ。わしは感心をした。もっとキリスト教のことを教えてもらうためにロレンソをこの城に呼ぶことにした」。ロレンソから話を聞き、来日していた宣教師ガスパル・ヴィレラから家族一同で洗礼を受けることになりました。右近の洗礼名はジュスト。

 しかし、時は戦国時代。群雄割拠のその中で高山家は二転三転信長に仕える事になり、その家来の和田惟政が城主の高槻城に入りました。そこで起こったのが、清秀の項で書いた白井河原の戦い。これにより惟政が討死し、その子・惟長が城主となり相談役には友照が就きました。しかし、友照をよく思わない家臣が和田家にはゾロゾロいる。ここで事件が起こります。友照・右近親子に「話し合いがしたい」と惟長からの書状が届いたのです。

◆出演情報 「旭堂南陽と行く講談ウオーキング〜五代友厚、活躍の地を歩く」 29日午後1時半から約2時間、地下鉄阿波座駅集合。料金2700円。問い合わせは電話06(6941)1112、よみうり天満橋文化センター。

2254名無しさん:2016/03/21(月) 23:09:37 ID:6Oir4s/g0
鳥居越しに西方の神秘 四天王寺で日想観
2016年3月21日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160321/20160321036.html

 春分の日の20日、真西に沈む夕日を拝む彼岸の伝統行事「日想観(じっそうかん)法要」が大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で執り行われ、多くの参詣者が静かに手を合わせた。

同寺は上町台地上にあり、約1400年前には以西に海が広がっていた。西の方角に極楽浄土を思い浮かべ、信仰したことに由来する修行の一つ。

 春・秋それぞれ彼岸の中日に、境内西側の「石の鳥居」中央に夕日が落ちることで知られ、毎年多くの参詣者が神秘的な光景を見届けている。

 日没前の午後5時半ごろ、西大門(極楽門)近くでは僧侶が参集し、読経などをして法要を営んだ。参詣者も一様に西を向き、夕日に染まる中で真言を唱えた。

 親子で訪れた神戸市灘区の主婦(45)は「母とただ無心で手を合わせた。こういう時間を持つことが大切だと思います」としみじみ話した。

 この日は天候にも恵まれ、境内は墓参りなど多くの人出でにぎわった。

2255名無しさん:2016/03/26(土) 07:24:10 ID:4MeXlipA0
「うめだ文楽」25日開幕
更新:03/25 07:51
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160325/00000031.shtml

文楽の魅力を伝えようと、大阪の5つの民放局が共同で企画・制作する「うめだ文楽」公演が、25日から始まるのを前に通し稽古が行われました。

「また泣かすのかい・・・」

「うめだ文楽」は、関西発祥の文楽を身近に親しんでもらおうと、大阪の民放5局が共同で企画、制作していて、今回が2回目です。

 大阪市から補助金制度の見直しが行われ、文楽協会では観客動員数を伸ばすことが求められていますが、「うめだ文楽」では浄瑠璃も人形使いも、20代から40代の若手が務め、幅広い世代にわかりやすい演目を選んでいるということです。

「うめだ文楽」の公演は、25日から3日間、グランフロント大阪のナレッジシアターで行われます。

2256名無しさん:2016/03/27(日) 04:16:52 ID:4110Adyc0
水無瀬神宮 国登録文化財に
2016年03月23日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160322-OYTNT50321.html

◇本殿や拝殿 1か所5件 文化審答申

 国の文化審議会が文部科学相に行った答申で、府内からは水無瀬神宮(島本町広瀬)の本殿など1か所5件が登録有形文化財に選ばれた。これで、府内の登録有形文化財(建造物)は224か所619件となる。

 同神宮は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけて後鳥羽天皇が造営した、水無瀬離宮の跡地にある。客殿と茶室は1926年に重要文化財に指定されており、今回は残る本殿などが登録される。

 本殿は、江戸時代初めの明正(めいしょう)天皇の時代に三種の神器を安置していた「内待所(ないしどころ)」を移築したとされ、府教育委員会によると「歴史的経緯や、簡素ながら風格ある意匠が評価された」という。ほかに、29年に建てられた拝殿や幣殿、大正期の手水舎(ちょうずしゃ)などが選ばれた。

 また、重要文化財(美術工芸品)には奈良時代の高僧、行基(668〜749年)が築いたとされる大野寺跡(堺市中区)の出土品など6件を指定、泉穴師神社(泉大津市豊中町)の木造神像72体を追加指定した。

2016年03月23日

2257名無しさん:2016/04/03(日) 12:47:21 ID:u7h.iwGQ0
稽古安全に感謝 住吉大社で土俵祭「昇神之儀」
2016年3月28日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160328/20160328025.html

 大相撲春場所が千秋楽を迎えた27日、立浪部屋の稽古場がある大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で場所中の稽古安全を相撲の守護神・住吉大神に感謝する土俵祭「昇神之儀」が執り行われた。力士衆が御幣を抱いた神職を胴上げし、修行成就を祈願した。

住吉大社によると、平安時代より同社では神事相撲が行われた記録があり、力士の最高位の「横綱」の起源は住吉相撲会とされるなど、ゆかりが深い。

 境内の稽古場ではファンが見守る中、神職が土俵に神酒をささげた。権禰宜(ねぎ)の岡康史さんが「来年、大阪に来られたときは、たくさんの力士が誕生していることを祈念します」とあいさつ。一同の大阪締めに続き、稽古を見守った神さまを天へ送る意味を込め、神職の増田椋太さんを力士衆が「えいえいおー」の掛け声で持ち上げて儀式を締めくくった。

 立浪部屋は2007年から春場所中の部屋を境内に構え、場所中は、近隣の幼稚園児を招くなど、地域と交流。土俵祭は12年から執り行っている。

2258名無しさん:2016/04/03(日) 12:52:20 ID:u7h.iwGQ0
秘蔵 重文神像写真展…泉穴師神社の80体
2016年04月01日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160331-OYTNT50345.html

◇泉大津、5日から

泉大津市は、同市豊中町の泉穴師(いずみあなし)神社に安置されている神像80体の写真を5〜12日、市役所ロビーで展示する。同神社の神像は、既に重要文化財に指定されていた8体に加え、3月に72体の追加指定が決まり、重文指定の神像数としては京都市の大将軍八神社と並び全国最多。これまで一般に公開されたことはなく、市教委は「地元の貴重な文化財に関心を持ってもらいたい」としている。

 泉穴師神社の主祭神「栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)」は織物の神として、地場産業の織物業界などから信仰を集めている。市教委によると、神像は平安時代後期から鎌倉時代(12〜13世紀)につくられたヒノキ材の一本造による座像で、高さ58・1〜8・8センチ。8体は1950年に重文指定され、72体も今年3月、国の文化審議会が追加指定するよう答申した。

 男神像44体は大半が巾子(こじ)冠、上着の「袍(ほう)」姿。女神像36体は「垂髪(すべらかし)」という髪形で、大袖衣を着用する。多くに赤や緑の彩色文様が残り、金色の像もある。X線のCT撮影で年輪を調べたところ、同じ木から男女一対、または3体一組で彫られていたことが判明。貴重な神木が材料のため、同じ木から複数体をつくって節約した可能性があるという。

 市教委によると、仏像の多くが公開され、学術調査もされているのに対し、神像は神職らにしかなじみがなく、不明な点が多い。全国で数百体しか確認されておらず、なぜこれほど多くの神像が泉穴師神社にあるのかもわかっていない。市教委は「今後さらに神像研究が進み、文化的価値が高まれば」と期待している。

2016年04月01日

2259名無しさん:2016/04/03(日) 17:10:24 ID:u7h.iwGQ0
【都市を生きる建築(58)】
金融街に誕生した“カップルの聖地”…オペラ・ドメーヌ高麗橋
http://www.sankei.com/west/news/160402/wst1604020012-n1.html

御堂筋と堺筋のちょうど真ん中を南北に通る三(さん)休(きゅう)橋筋は、沿道に歴史的建築が多く残る通りで、本連載でも既にグランサンクタス淀屋橋と重要文化財の綿業会館を取り上げた。今回は高麗橋の交差点に建つオペラ・ドメーヌ高麗橋(高麗橋ビル)をそれに加えたい。

 大正元年に完成した赤煉瓦の外観は、ちょうど三休橋筋の北詰にアイストップのように建つ、中之島の中央公会堂と印象が似ている。白い御影石で帯を幾重にも回す意匠も同じだ。それもそのはずで、この建物を設計したのは建築家・辰野金吾が片岡安と共同で設立した辰野片岡事務所。辰野は中央公会堂の監修者であり、片岡は岡田信一郎という若手建築家の案をもとに、実施設計を担当した。一街区北に建つグランサンクタス淀屋橋も、最初の建物は彼らの設計によるものだし、中之島には辰野金吾の代表作のひとつである日本銀行大阪支店がある。辰野は首都東京を拠点に活躍した建築史上の偉人だが、近代における彼の影響は、大阪においても大きかったことがよくわかる。

http://www.sankei.com/west/news/160402/wst1604020012-n2.html

金融街という立地もあって、最初は大阪教育生命保険の社屋として建てられた。戦後は長らく証券会社が入っていたが、2002(平成14)年に高級フレンチレストランが本店を構えた際に内部を大きく改修し、現在はオペラ・ドメーヌ高麗橋というブライダル会場として活用されている。2013年度には地域の協議会のサポートを得て外観の改修を実施、レストランへと改修した際に開かずの窓となってしまった三休橋筋に面する窓枠に照明を仕込み、沿道の夜の賑わいづくりに一役買っている。そして屋根裏にずっと眠っていた色鮮やかなステンドグラスが、改めて正面玄関に据えられた。以前から古い教会での結婚式は人気があったが、近年は中央公会堂や綿業会館など、レトロな近代建築で式を挙げるカップルが増えているようで、週末になるとオペラ・ドメーヌ高麗橋には新郎新婦を中心に祝福の輪が広がり、北船場の街並みに彩りを添えている。

2260名無しさん:2016/04/03(日) 17:11:31 ID:u7h.iwGQ0
 三休橋筋と直交する高麗橋通は、その名が示す通り東横堀川に高麗橋が架かり、江戸時代から東の大阪城へと至る目抜き通りであった。越後屋が大阪に両替商を構えたのも高麗橋通で、堺筋には三越百貨店と三井銀行が建つなど、北船場のなかでも格式の高い通りといわれている。しかし近年はかつての活気が失われ、長らく停滞期が続いていた。それが2000年代の後半くらいから、地域と大学や行政が協働して、近代建築などの文化遺産を活かした地域活性化に取り組み始め、オペラ・ドメーヌ高麗橋も催しに建物を開放するなど、歴史・文化を活かしたまちづくりが進んでいる。老舗も集積するこの一角は、北船場の復権を担う中核的なエリアといえるだろう。(高岡伸一/建築家・大阪市立大学特任講師)

2261名無しさん:2016/04/03(日) 18:44:10 ID:u7h.iwGQ0
百舌鳥・古市古墳群、世界遺産候補対象から2古墳除外 景観上の問題考慮 大阪
http://www.sankei.com/region/news/160324/rgn1603240057-n1.html

世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群の登録推進本部会議は23日、3月末までに59基で推薦書原案を文化庁に提出することを決めた。今夏の国内候補獲得を目指す。昨夏の文化審議会では国内候補から外れたが、当時は61基で、「景観上問題がある」とする2基を外した。

 本部会議は、大阪府と、古墳群の立地自治体である堺市、羽曳野市、藤井寺市で構成。この日、大阪市内で市長らが集まり、決定した。

 今回外されたのは百舌鳥古墳群の鏡塚古墳(堺市北区)と古市古墳群の赤面山(せきめんやま)古墳(藤井寺市)。

 鏡塚古墳は5世紀中頃に築造された円墳で、仁徳天皇陵の東側に位置するが、JR阪和線沿いのスーパーの駐車場の中にあり、周辺に商業ビルも建てられている。赤面山古墳は方墳で、5世紀前半に築造、高速道路の西名阪自動車道の高架下に保存されている。

 昨年10月に大阪市内で国内外の世界遺産専門家が集まる会議があり、両古墳の景観上の問題が指摘されていた。

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2262名無しさん:2016/04/06(水) 04:04:56 ID:w0Rp74as0
「良き月の良き日に」巫女ら優雅な舞い 富田林の佐備神社「神楽祭」
http://www.sankei.com/region/news/160405/rgn1604050043-n1.html

1150年以上の歴史を持つ佐備神社(大阪府富田林市佐備)で4日、恒例の「神楽祭」が営まれ、同神社の巫女(みこ)らを含む約20人が優雅な舞いを披露した。

 もともと佐備神社で神楽の稽古(けいこ)を積んでいた巫女らが「日頃の練習の成果を発表しよう」と始めたことが起源。「良き月の良き日に」との言葉に合わせ、毎年原則として4月4日に行われている。

 34回目の今回は約20人が参加。タイを釣る場面を盛り込んだ「大海の幸」や、4人が淡い緑色を基調にした衣装で登場する「浦安の舞」などを披露。訪れた観客らは、舞台上で繰り広げられる華やかな神楽に見入っていた。

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2263名無しさん:2016/04/18(月) 00:54:31 ID:VZOWHj260
「家造りの神」知って 生國魂神社でセミナー
2016年4月17日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160417/20160417040.html

 日本で唯一、家造りの神様「家造祖(やづくりみおや)神社」を祭る生國魂神社(天王寺区生玉町)でセミナー「住まいと家造りの神様-生國魂神社で学ぶ、いい家造りのために大切なこと」(いい家塾主催)が開かれ、受講者は神社の歴史や長屋再生事例などの話に熱心に耳を傾けていた。

家造祖神社は大阪城築城の大事業にも大きく関わり、現代も土木建築関係者が崇敬。毎年4月11日に例祭を執り行っており、これに参列していた「いい家塾」の釜中明塾長は「大阪に日本で唯一の家造りの神様がいることを広く知ってほしい」という思いから初めてセミナーを企画した。

 第1部は釜中塾長のコーディネートで「大切な『住まいと家造りの神様』を知っとこ!」と題したパネルディスカッションが行われ、同神社権禰宜(ごんねぎ)の中村文隆さんが家造祖神社の歴史や家造りに欠かせない神事など、寺西家阿倍野長屋当主の寺西興一さんが大阪府登録文化財である寺西家長屋と町家の活用と収益について話した。

 第2部では本殿や家造祖神社、境内を案内。家造りの相談も受け付けた。釜中塾長は「生國魂神社との共同行事として、毎年家造祖神社の例祭前に開催できれば」と話していた。

2264名無しさん:2016/04/24(日) 04:09:04 ID:HI.dKpnM0
古式ゆかしく鮮やかに 四天王寺で聖霊会舞楽大法要
2016年4月23日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160423/20160423037.html

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で22日、開祖聖徳太子の命日にちなんだ「聖霊会(しょうりょうえ)舞楽大法要」があった。多くの参詣者が見守る中、太子慰霊の法要と舞楽が混然一体となった一大行事が繰り広げられた。

聖霊会は同寺最大規模の行事で、ここで舞われる古典芸能「天王寺舞楽」は千数百年の伝統があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 四方に曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の飾りを立てた境内・石舞台では僧侶による声明(しょうみょう)や合掌礼拝に続き、舞楽伝承団体「天王寺楽所雅亮会(がくそがりょうかい)」の舞人、楽人が奉仕。太子の目覚めを慰める供養舞と伝わる「蘇利古(そりこ)」のほか、勇壮な4人舞「甘州(かんしゅう)」といった舞楽を古式ゆかしく奉納した。

 大阪管区気象台によると、この日の同市の日中の最高気温は5月上旬並みの23・8度。初夏の日差しが歴史絵巻のような法要を色鮮やかに引き立たせた。

2265名無しさん:2016/04/25(月) 12:17:49 ID:NOv3W6260
平野に女神の加護 あかる姫まつり
2016年4月24日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160424/20160424035.html

 女神を祭る赤留比売命(あかるひめのみこと)神社の神事に合わせた「あかる姫まつり」が23日、境内のある大阪市平野区の平野公園周辺であった。装束姿の住民らが商店街をパレードした。今年10回目を迎え、地元関係者は「(1980年の)南海平野線廃止でまちが一時衰退したが、皆が力を出し合い盛り上がっている」と節目を喜んだ。

地元町会や商店街でつくる実行委が主催。祭りのヒロイン赤留比売命に扮(ふん)したのは地元出身の小学校教諭淡路真優さん(28)で、「皆さんが笑顔になるよう精いっぱい務めたい」とみこしの上から爽やかな笑顔で手を振った。

 太鼓やかね、どらの勇壮な音色が響く中、地元ゆかりの武将坂上田村麻呂のほか、区内が「大坂夏の陣」の舞台でもあることから豊臣方の武将真田幸村も列に加わった。総勢100人がアーケード内を含む1・2キロを1時間半かけて練り歩き、一帯は出店もあって終日にぎわった。

 家族で見物に訪れた会社員武田健太郎さん(37)=同区=は「まちが活気づく。お姫さまはかわいいですね」と喜んでいた。

2266名無しさん:2016/04/28(木) 22:40:40 ID:0A8VyNqc0
花の霊に安寧の祈り 大阪天満宮「鎮花祭」
2016年4月26日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160426/20160426026.html

 大阪市北区の大阪天満宮(寺井種伯宮司)で25日、伝統行事「鎮花祭」があった。本殿前に設けられた舞台上で雅楽や神賑行事が奉納され、多くの参拝者がみやびやかな光景に見入った。

古来、季節の変わり目に災厄が生じやすいのは花の精霊に起因すると考えられたことから、舞い散る花とともに飛び行く精霊を鎮めて健康を祈願する行事。別名「はなしづめのまつり」とも呼ばれる。

 奉納雅楽では同宮神職の管弦に続き、神職、みこが神楽「浦安の舞」などを厳粛に奉納。関西雅楽松風会の奉仕者による舞楽もあり、優美な所作で見守る人々を魅了した。

 ほぼ毎年訪れているという東淀川区の男性(65)は「伝統がしっかりと受け継がれている点が素晴らしい。息の合った神職の方々の姿に魅せられた」と話し、熱心に撮影していた。

2267名無しさん:2016/04/30(土) 19:11:34 ID:ObkfRf760
古墳価値の明確化 世界遺産へ鍵握る
2016年04月18日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160418-OYTNT50021.html

◇百舌鳥・古市古墳群シンポ

百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指すシンポジウムが17日、大阪市内で開かれた。専門家らが実現に向けた課題を探り、約450人が熱心に耳を傾けた。

 府と堺、羽曳野、藤井寺の3市でつくる世界文化遺産登録推進本部会議(会長・松井知事)が主催した。

 文化遺産に詳しい西村幸夫・東京大大学院教授が講演で、いったん国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会へ推薦された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、禁教史に焦点を当てるようユネスコの諮問機関から推薦書見直しを求められた例を紹介。

 「個々の資産に『顕著で普遍的な価値』があるかが問われている」と解説し、同古墳群が3市に現存する古墳89基のうち59基を遺産候補とした点について「59基と他との違いを明確に説明できるかが鍵を握る」と助言した。

 パネルディスカッションも行われ、宮内庁の徳田誠志・陵墓調査官は「環境の変化が激しい都市部にあり、いかに保存していくかも大きな課題だ」と指摘した。

2016年04月18日

2268名無しさん:2016/05/01(日) 04:15:14 ID:Tdv/6YMw0
東海道は五十七次? 400年の節目“最終地”守口宿アピール 大阪
http://www.sankei.com/region/news/160420/rgn1604200064-n1.html

「東海道五十三次」ではなくて、実は「五十七次」あった-。東海道最後の57番目の宿場町があったとされる「守口宿」(大阪府守口市)が400年の節目を迎えるのを機に、地元の市民団体が地域活性化に力を入れている。街道近くの商店街では、当時の旅人が食べた「にぎりめし」をイメージした弁当を開発した。今秋には街道イベントを計画して、知名度アップを図るという。

 東海道は江戸と京都を結ぶ主要ルートとして徳川家康が慶長6(1601)年に定めた。途中には公用の人や物資、通信物などを次の宿まで運ぶ「宿駅」を置き、当初は四十数駅があったとされる。その後、大坂城の再建を始めた2代将軍・徳川秀忠が、豊臣秀吉の制定した京街道(京都〜大坂)を加え、新たに4つの宿駅を置いた。

 歌川広重が江戸時代後期に手がけた浮世絵「東海道五十三次」は江戸〜京都間だったが、実際は江戸〜大坂間を結ぶ「五十七次」の街道だったと考えられる。江戸時代の「宿駅制定証文」では、元和2(1616)年に守口宿が制定されたことが記されている。

 守口市のまちおこしを手がける市民団体「守口門真歴史街道推進協議会」は、こうした史実をもとに、今年で守口宿制定から400年の節目を迎えることに着目。知名度アップを図り、地域活性化につなげる活動に乗り出している。

 まずはかつての宿場町にふさわしい名物を作ろうと、江戸時代の旅人が食べていた「にぎりめし」をアレンジした弁当「竹皮むすび」を開発した。炊き込みご飯と沖縄名産「油みそ」の2種類のおにぎりに、守口大根の奈良漬や野菜の煮しめなどを竹皮に包んだ。

 同市の土居商店街の沖縄料理と物産の店「さとうきび畑」の店主、高井律子さんが考案し、500円(お茶付き、1日20食限定)で販売している。

 守口宿は枚方宿(枚方市)から3里(約12キロ)大坂・京橋へは2里(約8キロ)の位置にあり、天保14(1843)年に幕府の街道調査をまとめた「東海道宿村大概帳」(道中奉行所編)によると、当時の人口は764人、177軒もあってにぎわっていたとされる。

 しかし、現在では住宅化が進み、宿場町の風情を残す建物は寺やちょうちん屋など数軒しかない。その一方で、古い建物を生かした喫茶店や写真店などがあり、秀吉が淀川沿いに築いた堤防「文禄堤」の一部(長さ約700メートル)も現存している。

2269名無しさん:2016/05/01(日) 04:17:40 ID:Tdv/6YMw0
昨年に草津宿街道交流館(滋賀県草津市)が実施した宿場町の人気投票「TKD(とうかいどう)57総選挙」では4位に入るなど、“東海道の本当に最後の宿”として知名度を上げている守口宿。

 11月には東海道五十七次や守口宿をテーマにした歴史イベントを計画中で、同協議会の加藤忠広事務局長は「地元の人が守口宿を『わが町の誇り』と思ってもらえる仕掛けづくりをしていきたい。街道沿いの地域の盛り上がりによって、東海道や宿場町の価値を高め、いつか『東海道五十七次』として世界遺産登録も狙えれば」と大きな夢を語っている。

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2270名無しさん:2016/05/05(木) 09:52:03 ID:VKLCjBl20
荘厳 万部おねり 平野区・大念仏寺
2016年5月2日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160502/20160502030.html

 大阪市平野区の融通念仏宗総本山大念仏寺で1日、伝統行事の二十五菩薩(ぼさつ)練り供養「万部(まんぶ)おねり」が始まった。境内で菩薩が現世から極楽浄土へ導く来迎(らいごう)の様子が再現され、多くの参詣者が荘厳なお練りを見届けた。5日まで。

同寺最大規模の年中行事で、2002年度に市指定無形民俗文化財となった。

 本堂に沿って設けられた来迎橋上では、僧侶や稚児、講元の行列に続き、いかなる災難からも衆生を救済すると伝わる観世音(かんぜおん)菩薩を先頭に二十五菩薩が厳かに登場。快晴の下、大勢が見守る中、紫連台(しれんだい)や琵琶などを手にした菩薩がお練りを繰り広げ、極楽浄土に見立てた本堂へ順次入堂した。

 地元在住で幼少期から行事を見てきた女性(81)は、「何年たっても色あせることない素晴らしい伝統。多くの方に知ってもらいたい」と話していた。

 お練りは連日午後1時から。拝観自由。期間中はお練りに先立ち仏教賛歌(3、4日)や声明コンサート(3日)、雅楽(4日)といった奉納行事も予定されている。

2271名無しさん:2016/05/08(日) 15:12:56 ID:wh51SplY0
戦死の地で幸村悼む 天王寺・安居神社
2016年5月7日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160507/20160507044.html

 NHK大河ドラマ「真田丸」で注目が高まる武将・真田幸村が戦死したとされる大阪市天王寺区の安居神社(中島一熈宮司)で5日、恒例の慰霊祭「幸村祭」が盛大に執り行われた。氏子関係者や歴史愛好家ら大勢が続々と参拝し、境内にひっそりとたたずむ座像に手を合わせた。

大坂夏の陣(1615年)の終盤「天王寺口の戦い」で戦死した幸村を悼み同神社が毎年手掛けている。

 祭壇が設けられた座像前では中島宮司によるおはらいや祝詞奏上などに続き、真田家の子孫や故郷である長野県上田市の関係者ら参列者代表が玉串をささげた。中島宮司は「大坂の陣400年の節目や大河ドラマなど近年の盛り上がりに驚いているが、今後も変わることなく幸村公の慰霊に努めたい」と話した。

 境内には大阪城真田鉄砲隊(澤田平代表)のコーナーもお目見え。幅広い年齢層の幸村ファンがスタッフの解説に耳を傾けながら甲冑(かっちゅう)や火縄銃の弾丸といった品々に見入っていた。

 生野区から訪れた足代健二郎さん(73)は「長年の幸村祭の積み重ねがあったからこそのにぎわい」、幸村の肖像画を奉納している“歴女”山下栞さん(18)は「ファンが集える素晴らしい場所」と笑みを浮かべた。

2272名無しさん:2016/05/08(日) 22:32:45 ID:HaM4wtjY0
勇ましく的射抜く いくたまさんで走馬神事
2016年5月7日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160507/20160507043.html

 「いくたまさん」と呼ばれて親しまれている大阪市天王寺区の「生国魂神社」で5日、端午の節句の伝統行事「走馬(そうめ)神事」が執り行われた。流鏑馬(やぶさめ)の型を奉納するもので、大勢の参拝者らが勇ましい礼法に見入った。

同神社の流鏑馬は、豊臣秀吉が大坂城を築城する約400年前、現在の場所に神社が移って武士が稽古していたのが始まりとされている。1912(明治45)年の「南の大火」で、社殿とともに武具類が焼失して以降は途絶えてしまい、神事のみが続いてきた。

 型は「木馬の型」といわれ、武士が流鏑馬の稽古として行っていた形式。2014年の夏の大祭で、70年ぶりに大阪城への渡御列を行うのに合わせ、弓馬術礼法小笠原教場の協力で102年ぶりに復活した。

 境内では、大阪の発展を願う神事が営まれた後、武士の衣装を身にまとった同教場の3人が型を披露。木馬にまたがり、回転しながら鏑(かぶら)矢で三つの的を射抜くと、参拝客から大きな歓声が上がった。

 型を奉納した一人、和田太地さん(27)=岐阜県関市=は「歴史ある“いくたまさん”の走馬神事で、型を奉納させていただいて光栄だった」と話していた。

 また、近くの生玉公園では、新庄乗馬クラブ(奈良県)の協力で乗馬の体験会も開かれた。

2273名無しさん:2016/05/11(水) 04:25:09 ID:N2Gv0X6s0
華麗な舞楽を奉納 住吉大社で卯之葉神事
2016年5月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160510/20160510029.html

 大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で9日、祭神・住吉大神の鎮座記念の祝祭行事「卯之葉(うのは)神事」が執り行われた。あいにくの雨にもかかわらず大勢の参拝者が境内を訪れ、厳かな神事や舞楽奉納などを見守った。

住吉大神の鎮座が神功皇后摂政11年、辛卯(かのとう)年卯月上の卯日と伝わることから、卯の花(ウツギ)が開花する5月最初の卯日に執り行われている。

 第一本宮であった本殿祭では、参列者代表が通常のサカキの玉串ではなく卯の葉を神前にささげた。続く舞楽奉納は雨天のため本来の石舞台から屋内の神楽殿へ会場が移され、古典芸能「天王寺舞楽」の伝承団体である天王寺楽所雅亮会(がくそがりょうかい)の有志が奉仕した。

 みやびやかな装束で登壇した舞人らは舞楽の幕開けを飾る儀式的舞曲「振鉾(えんぶ)」をはじめ、4人舞の「承和楽(しょうわらく)」「地久(ちきゅう)」などを披露。参拝者は「例年よりも間近で拝見できた」「屋外と異なる雰囲気で楽しめた」などと話し勇壮かつ華麗な所作に見入っていた。

2274名無しさん:2016/05/11(水) 22:03:06 ID:7dgw1sFs0
レーザー光、演出アップ 奉納花火で初登場へ
2016年5月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160510/20160510041.html

 日本三大祭りの一つ天神祭の花火「水都祭・天神祭奉納花火」(実行委員会主催)で、今年初めてレーザー光を使った演出が加わることが9日分かった。仕掛け花火で表現していた文字の部分に使う。演出効果を向上させ、祭りのにぎわいにつなげるのが狙い。

毎年7月25日の天神祭本宮祭では、都心部の大川沿いで 奉納花火が打ち上げられ、協賛企業名などが浮かび上がる仕掛け花火が“名物” となっていた。

 今回、さらに演出効果を高めようと奉納花火実行委メンバーがレーザー光への変更を企画。文字の掲示部分はこれまでの縦2メートル、横10メートルから縦10メートル、横20メートルに拡大し、メッセージの発信など多彩な演出ができるようにする予定だ。

 9日に大阪市北区の大阪天満宮で開かれた天神祭実行委の初会合で明らかになった。

 会合では、大阪観光局が製作する天神祭のパンフレットについて、日本語と英語版だけだったのをハングルと中国語版を加える方針も示された。アジアからの外国人観光客の増加を踏まえた。

 栗原宏武実行委員長は「大阪の経済や観光の活性化に寄与していく」と話していた。

2275名無しさん:2016/05/11(水) 22:41:52 ID:7dgw1sFs0
守口市だんじり祭 勇壮に10回目
2016年5月9日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160509/20160509023.html

 大阪府守口市内の地車(じぐるま)保存会が集まって、だんじりやパフォーマンスを披露する「第10回守口市だんじり祭記念大会」(同市地車連絡協議会主催)が7、8の両日、同市の京阪電鉄守口市駅前一帯で行われた。8日には地車パレードが行われ、沿道は大勢の見物客でにぎわった。

祭りは、10年前に地域活性化や保存会の相互交流などを目的に立ち上がった同協議会が毎年開催し、地域の恒例行事になっている。

 2日間のうち、8日の大枝公園(同市松下町)から同駅前までを練り歩く地車パレードには、同協議会に加盟する九つの保存会の地車と計約400人が参加。沿道には大勢の見物客が詰めかけ、スマートフォンやカメラで勇壮なだんじりを写真に収めていた。

 パレード後、同祭りの寺井正昭実行委員長の大阪締めとクラッカーで開会宣言。同協議会の田中正文会長が10回目の節目を迎え「さらなる充実を図り、いい祭りにしていきたい」と意気込みを語った。

2276名無しさん:2016/05/17(火) 18:58:09 ID:YdjJSazg0
発展への思い込めて 講社連奉納、門帳お披露目
2016年5月13日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160513/20160513030.html

 大阪天満宮(大阪市北区)は12日、天神祭を支える講社連合会から奉納された「門帳」を境内でお披露目した。白地の織物に大阪天満宮の神紋「剣梅鉢」を金色で刺しゅうしたデザイン。今後、祭事の際に表門に飾る。

講社連合会は、2015年に設立40周年を迎え、節目を記念して大阪天満宮の門帳の新調を企画。このほど完成し、奉納していた。

 大きさは縦約180センチ、横約440センチ。その中に金色の糸で縦横60センチ程度の神紋を2カ所あしらった。神紋は、「梅鉢」の花びらの間に剣の模様が描かれている。

 この日開かれた講社連合会の会合で披露され、寺井種伯宮司は「立派な門帳を奉納していただき感謝している」と謝意を表していた。

 宗石剛会長は「門帳とともに天神祭を発展させ、次世代に引き継いでいければ」と思いを込めていた。

2277名無しさん:2016/05/17(火) 19:04:23 ID:cGApVV4c0
藤山寛美27回忌松竹新喜劇初日 直美さんが黙とう
2016年5月14日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160514/20160514036.html

 大阪市中央区道頓堀の大阪松竹座で13日、「藤山寛美27回忌追善/松竹新喜劇興行」の初日開幕前に娘の藤山直美さんが姿を見せ、劇場ロビーの遺影前で遺族を代表して黙とうを行った。直美さんはおいの藤山扇治郎さんが寛美さんの代表作「夜明けのスモッグ」などに出演しており「扇治郎が天外さんをはじめ先輩方に親戚以上に大事にしていただき感謝しています」と渋谷天外代表ら劇団員にあいさつした。

続いて開幕後、冒頭に満員の観客を前にして、天外さん、扇治郎さん、高田次郎さん、小島慶四郎さんら劇団員が並んで27回忌追善のあいさつを行った。天外さんが「今後は入団して3年半の扇治郎君を中心にして…」と新しい看板を押し出すと、扇治郎さんは「祖父の芸に少しでも近づけるように頑張ります」と誓った。

 サプライズで、寛美さんと生前に親交があった西川きよしさんが舞台袖から登場し「寛美先生に大変お世話になりました。孫の扇治郎さんには偉大な寛美先生の芸を継いで劇団を盛り上げてください」とエールを送った。公演は24日まで。

2278名無しさん:2016/05/17(火) 20:45:46 ID:cGApVV4c0
「押し照るや」難波の海の絶景

八木 孝昌
帝塚山学院大学 生涯学習センター講師・文学博士
2016年5月13日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/miotukusi/160513/20160513037.html

地質学で明らかになっているように、6千年前から7千年前の大阪平野は河内湾と呼ばれる海であった。海岸線は生駒山の麓に至っていた。やがて諸河川が運ぶ土砂によって水底が浅くなり、河内湾は河内潟に変貌する。そして、3世紀から5世紀には河内湖という広大な湖となった。湖の水をせき止めていたのは、大阪市の中心部を南北に延びる上町台地で、その北端に当たる東淀川区の崇禅寺の辺りから湖水が大阪湾に注いでいた。時代が下って万葉の時代になると、河内湖は水量を減らして、生駒山の麓の草香から上町台地に至る、東西に長い草香江になっていた。それでも大阪平野は、なお入江と湿地帯からなる広大な水浸しの地域であった。

 古代の難波宮(なにわのみや)は、上町台地の上にあった。西側は大阪湾で、往時、海岸線は御堂筋の辺りにあった。東側の入江の岸は森ノ宮の辺りにあった。つまり、細長い上町台地は両側を水に挟まれていた。古代の難波京(なにわのみやこ)は水の都であった。

 難波の枕詞は「押し照るや」である。『古事記』の仁徳天皇記の「押し照るや/難波の崎よ」がその初出である。意味は「一面に照り輝く」であるが、それは難波の地形から来ているに違いない。上町台地から眺められる西側の海と東側の入江の水面が、陽光を受けて一面にキラキラと照り輝く様子、それが「押し照るや」の枕詞を生んだと考えられる。

 事実、万葉集にそのありさまを詠んだ歌がある。「(天平)五(733)年癸酉(きいう)、草香山を越えし時に、神社忌寸老麿(かみこそのいみきおゆまろ)の作れる歌二首」という題詞をもつ歌の2首目は、「直越(ただごえ)の/この道にして/押し照るや/難波の海と/名づけけらしも(巻六、977)」と歌っている。

 「直越」とは難波と大和を結ぶ草香山越えの道のことで、生駒山の北側にある。歌意は、直越のまさにこの道で、「押し照るや難波の海」と名付けたに違いない。見事なものではないか、一面に照り輝く海がはるかかなたに延びるこの眺めは、である。

 「難波の海」には、眼下の草香江の淡水の湖も含まれていると見てよい。この時代の「海」は、琵琶湖を「淡海の海」と呼んだように、淡水湖も含んでいる。草香山からは、足元の草香江が約10キロメートルにわたって森ノ宮まで延び、その先、上町台地の向こうには大阪湾がある。それは「押し照る」水の壮大な眺めであっただろう。

 記紀万葉の歌謡から推し量って、畿内には二つの絶景の地があった。一つは、「やまとは 国のまほろば/たたなづく/青垣/山ごもれる/やまとし美し」と歌われた、山々に囲まれる大和の盆地である。もう一つは、「押し照るや」と形容される、東西の海に挟まれる難波である。一方は「青山四周」(『日本書紀』の中の言葉)の山の都、もう一方は水の都。古代の二つの都が、山と海という異なる絶景からなっていたのは、「大八島国」(『古事記』にある日本国の古称)にいかにもふさわしいことであった。

 (やぎ・たかまさ、堺市南区)

2279名無しさん:2016/05/18(水) 22:28:39 ID:X9XwLnxc0
講談の名跡「玉田玉秀斎」、旭堂南陽さん襲名
2016年05月18日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160518-OYO1T50014.html?from=oyartcl_blist

97年ぶり復活

講談師の旭堂南陽(きょくどうなんよう)さん(39)が17日、大阪市内で記者会見し、上方講談の名跡・玉田玉秀斎(ぎょくしゅうさい)の四代目を襲名することを明らかにした。名跡復活は明治・大正期に活躍した三代目以来、97年ぶりとなる。

 三代目は、講談「真田十勇士」などを完成させ、その口演は当時人気を博した講談本シリーズ「立川文庫」にも収録された。南陽さんは大阪市出身。2001年に四代目旭堂南陵(当時・小南陵)さんに入門した。

 旭堂南陵さん一門の小二三(こふみ)さん(40)も五代目旭堂小南陵を襲名。2人の襲名披露興行は11月25日、国立文楽劇場で行われる。

2016年05月18日

2280名無しさん:2016/05/20(金) 04:31:57 ID:8YlCwJ3c0
諸神事復興、5千発奉納花火を ネットで資金募る
2016年5月19日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160519/20160519036.html

 天神祭花火実行委員会は、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで協賛金の募集を始めた。4千発だった奉納花火を5千発にしようと昨年初めて取り組んで達成。同規模の花火の継続に挑戦する。今年は途絶えていた神事の復興も掲げており、呼び掛けにも熱が入っている。

事業名は「天神祭の諸神事を復興し5千発の奉納花火を打ち上げたい」。募集は専用サイト「READYFOR(レディーフォー)」で行い、7月15日までに350万円が集まれば達成となる。

 昨年、日本三大祭りの一つ天神祭の奉納花火を盛り上げようと企画し、成功。今年は同規模の花火打ち上げに挑むとともに、神事の一部の復興も掲げた。

 天神祭は、都心部の川を船団が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」が目玉の一つ。しかし、長年続いてきた経済の低迷を受けて運営が逼迫(ひっぱく)し、一部を取りやめてきた経緯がある。

 数年前には、神に舞をささげる「神楽船」が削減された。また、江戸時代中期から続き、船上でかがり火をたく「大篝船(おおかがりぶね)」も昨年協賛企業の撤退が決まり、文字通り「天神祭の歴史の火」が消えようとしているという。

 そこで奉納花火とともに船の運営費も募集することにした。

 資金提供者には、金額に応じて「大篝船」を描いたハンカチや、天神祭で登場する「御迎人形」の一つ「羽柴秀吉」を模した人形、間近で花火を楽しめる拝観席の券などを贈る。

 大阪天満宮の寺井種治権宮司は「大阪の元気を象徴する祭りをよりよい形で次代に継承するため、力をお貸しいただければ」と呼び掛けている。

2281名無しさん:2016/05/22(日) 22:57:15 ID:8MnbtYw20
小二三さんが旭堂小南陵を襲名 女性は史上初
2016年5月18日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160518/20160518031.html

 大阪講談協会は17日、旭堂小二三さん(40)が5代目旭堂小南陵を、旭堂南陽さん(39)が4代目玉田玉秀斎を襲名すると発表した。小二三さんと南陽さんは、協会長の4代目旭堂南陵さん(66)の弟子で、11月25日に大阪・国立文楽劇場で合同の襲名披露を行う。

小南陵は過去3回南陵を継いだ出世名で復活は9年ぶり。女性が襲名するのは史上初となる。玉秀斎は3代目が病没以来97年ぶりの襲名。玉田一門は京都・神道系講釈師の系統で、長く廃絶していた関西講談界の名門が復活する。

 小二三さんは「師匠に『賞を取ったやつに小南陵をやる』と言われ、一念発起して文化庁芸術祭新人賞を頂いた。さらに精進して、一門を代表するような講談師になりたい」と神妙。南陽さんは4年間続いた本紙コラム「ぶらりさんぽ」の連載を4月に終えたばかり。「区切りの時期に大きな名跡をいただき緊張している。復活した玉田一門の名に恥じないよう精進します」と約束した。

 南陵協会長は「女性講釈師に対する講談界の反発は根強いが、腕前さえ上げてくれれば男女で区別はしない。玉田一門は明治時代に一世風びした流派。名門復活を機に、基本を重んじながら新たな芸風を築いてほしい」とエールを送った。

2282名無しさん:2016/05/26(木) 04:32:32 ID:Du4lZ6zo0
閻魔さんに幸せ願う 長寳寺で市無形文化財行事
2016年5月24日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160524/20160524041.html

 閻魔(えんま)大王に家内安全や健康などを願う「閻魔さんの日」が平野区平野本町3丁目の長寳寺(ちょうほうじ)(西脇慈容住職)であり、多くの参拝客でにぎわった。

同寺は、本尊の十一面観音と共に閻魔大王を祭っており、年に1度、秘仏である本尊の公開に合わせ、閻魔大王に御利益を願う「閻魔さんの日」を行っている。行事は大阪市の無形文化財、同寺に伝わる閻魔大王の御宝印は有形文化財に指定されている。

 今年も18日に行われ、西脇住職らが、十一面観音と五色のひもで結ばれた仏具で参拝者の額や肩、手をなでて縁を結び、祈願書に御宝印を押した。「大王の証判(印)を持つ者は地獄に落ちない」という言い伝えがあり、府内はもちろん、関東などからも多くの人が参拝。同区宮町の主婦(71)も「気持ちが落ち着くので毎年、お参りしています。ありがたいことです」と穏やかな表情で話していた。

 西脇住職の講話もあり、参拝者は「この世では、辛(つら)いこと、嫌なことが地獄、楽しいことが天国になります。地獄になるか、天国になるかは、皆さんの思い一つ」という話にじっと耳を傾けていた。

2283名無しさん:2016/05/28(土) 20:23:35 ID:8uhDJfXM0
「大阪を歌舞伎の拠点に」 五代目中村雀右衛門さん
2016年5月27日 12:40

 3月に女形の大名跡を襲名した歌舞伎俳優の五代目中村雀右衛門さん(60)が27日、大阪松竹座(大阪市)で7月3〜27日に行われる襲名披露公演を前に、吉村洋文市長を表敬訪問し「大阪が歌舞伎の拠点として根付いていくよう、少しでもお役に立てれば」と抱負を語った。




 雀右衛門さんは、2012年に91歳で死去した人間国宝の四代目雀右衛門さんの次男で、1964年に七代目中村芝雀を襲名。時代物のお姫さまから世話物の女房まで演じられる芸域の広さに定評がある。

 吉村市長は「大阪を世界都市として盛り上げるためにも、ごひいきにお願いします」と笑顔で話した。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160527/20160527050.html

2284名無しさん:2016/05/31(火) 03:50:28 ID:Grix4ouw0
ぜいたくな時間 天王寺七坂スタンプラリー体験
2016年5月29日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160529/20160529026.html

 大阪市天王寺区の七つの坂「天王寺七坂」の魅力や歴史を伝えるスタンプラリー。寺が集まる町並みの石畳や新緑の下を歩きつつ、スタンプを押して「御利益」を集めていく。登場から4年たつが、チェックポイントには放映中の大河ドラマにまつわる神社もあると聞き、本紙記者(35)が実際に歩いて魅力を探った。

スタンプラリーは、「てんのうじ観光ボランティアガイド協議会」(山口和子会長)のメンバー、柳原勝さん(84)が2011年秋から準備を進め、12年5月に始まった。

 生玉真言(いくたましんごん)坂、源聖寺(げんしょうじ)坂、口縄(くちなわ)坂、愛染坂、清水(きよみず)坂、天神坂、逢坂が並ぶ一画は約50の寺が集まる。戦国武将・真田幸村戦死の碑がある安居神社や、「ベルリンの壁」の一部が境内にある統国寺、市内唯一の「玉出の滝」がある清水寺など、見どころがいっぱいだ。

 スタンプラリーはどこから始めてもいいが、記者は北側に位置する生玉真言坂からスタートした。

 近くの生國魂神社がスタンプ設置場所。生國魂造りと呼ばれる建築様式が珍しい。淀姫がデザインされたスタンプを台紙に押し、石畳と白壁の風情ある源聖寺坂へ。歩いているうちに坂は急勾配に。昼休憩と思われる男性作業員が階段を駆け上がりトレーニングしていた。

 坂が蛇のように見えることから名付けられた口縄坂。「口縄」は「蛇」を示す言葉で、坂の下から見上げるとまさに大蛇のよう。南進し愛染坂の愛染堂には、豊臣秀吉が1597年に再建したといわれる多宝塔があり、スタンプ設置場所になっている。

 押印していた兵庫県三田市の野口裕久さん(64)に声をかけると「スタンプラリーが大好き。七坂めぐりは自然豊かで静かな雰囲気が良いですね」と笑顔だった。

 緩やかな石畳の清水坂にある清水寺は通天閣が望める高台からの見晴らしが魅力。天神坂を下ると、参拝客が後を絶たない安居神社。真田の六文銭が記された絵馬には、大学受験合格など“戦”に挑む人たちの思いが書かれていた。

 かつては急な坂で荷車が坂を登りきれず、荷車を押す「押屋」と呼ばれる人がいたという逢坂の一心寺で全てのスタンプがそろい、完歩証をもらった。

 千日前通から国道25号までの南北約1・5キロの範囲で、完歩するのに約2時間。谷町筋から一歩入った閑静な寺町を歩くと、すがすがしい気持ちに包まれる。柳原さんは「静かな時間と歴史散歩が楽しめる」と強調。都会の騒々しさからしばし離れ、ぜいたくな時間を堪能してはいかがだろう。

2285名無しさん:2016/06/02(木) 04:22:29 ID:zAaEQwuY0
六代目豊竹呂太夫を襲名へ 文楽の豊竹英太夫さん
2016年5月31日 23:39
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160531/20160531150.html

 国立文楽劇場(大阪市)は31日、人形浄瑠璃文楽太夫の豊竹英太夫さん(69)が来年4月に六代目豊竹呂太夫を襲名すると発表した。

 英太夫さんは大阪府出身。1967年に竹本春子太夫さんに入門し、時代物などを得意としている。

 襲名披露は来年4月に国立文楽劇場、翌5月に東京の国立劇場で。

2286名無しさん:2016/06/04(土) 18:28:15 ID:0kfUCQtw0
天神祭本宮祭平日開催 人出、十数万人増も
2016年6月4日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160604/20160604037.html

 天神祭渡御行事保存協賛会は3日、今年の天神祭は奉納花火のある本宮祭(7月25日)が月曜に当たり、昼間の人口が昨年の土曜よりも増えるため、人出が数万人から十数万人増える見込みを示した。前日の宵宮祭と合わせて135万人前後と予想。安全な運営に向け、警備体制や交通規制への対応を警察などと調整していく。

天神祭は、昼間人口の多い大阪市内中心部で行う。例年24日に宵宮祭、25日に本宮祭を開いており、曜日は年ごとに変わる。土日休日以外に奉納花火がある場合、仕事帰りの会社員らが立ち寄るなど、人出が増える傾向があるという。

 この日、大阪市北区の大阪天満宮で協賛会と警察、警備会社による担当者会議が開かれ、対応を協議。警察関係者が交通規制関連の説明をし、警備会社は人員の増員や車道の無理な横断を防ぐ手だてについて方針を示した。

 大阪天満宮の岸本政夫禰宜(ねぎ)は、安全な実施に向け「密に連絡を取り対応していきたい」と話していた。

2287名無しさん:2016/06/04(土) 20:21:23 ID:0kfUCQtw0
ぜい尽くした150点…大阪くらしの今昔館で「船場花嫁物語」展
http://www.sankei.com/region/news/160529/rgn1605290058-n1.html

戦前の大阪・船場の豪商が調えた花嫁支度の品々を集めた企画展「船場花嫁物語」が28日、大阪市北区の大阪くらしの今昔館で始まった。振り袖や帯、かんざしといった花嫁衣装をはじめ、美しい刺繍(ししゅう)が施された袱紗(ぶくさ)や装身具などぜいを尽くしたものばかりで、会場は華やかな雰囲気に包まれている。6月26日まで。

 同展は、昭和14年に船場の商家、廣野家が娘のカツさんのために用意した花嫁道具約150点を展示して、古き良き船場の文化を知ってもらおうと企画された。これらの品々は戦火を免れ、家族が大切に保管してきたといい、結納や荷飾りの様子を撮影した当時の写真も公開されている。

 そのなかでも目を引くのが着物類。礼装から日常着まで季節に合わせて膨大な数に及ぶ。黒地に鳳凰(ほうおう)など吉祥を意味する図柄が描かれた豪華な「松竹梅橘吉祥円紋黒振袖」は、後にカツさんの孫娘たちが結婚式を挙げた際に着用したという。

 このほかにも、桐に透かし彫りなどの精緻な装飾を施した桐だんすなどもあり、当時の大阪文化の豊かさを伝えている。

 所蔵者でカツさんの長女、佐野恵美子さん(69)は「母は着物が大好きで、ほとんど洗い張りをして大事にしていました。日本の伝統工芸や着物文化の魅力に触れてもらえれば」と話している。

 問い合わせは大阪くらしの今昔館(電)06・6242・1170。

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2288名無しさん:2016/06/20(月) 03:33:53 ID:uJReOkpM0
歴史ロマン 歩いて体感 大阪シティウオーク2016
2016年6月17日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160617/20160617033.html

 大阪市は、戦国時代から昭和までの歴史をテーマにしたコースを歩くイベント「大阪シティウオーク2016」をスタートさせた。参加者たちは市内の名所や史跡を訪ねながらウオーキングを楽しんでいた。

都市の魅力を再発見してもらおうと3年前から実施。本年度は「大阪歴史ロマン」をテーマに計5回開く。今回初めて外国人観光客に対応したガイド付きのコースも設けた。

 初回の12日は、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で脚光を浴びた明治の実業家、五代友厚の像が建つ大阪商工会議所や大阪取引所をはじめ、都心部の近代建築を回るコースで実施。約13キロと約7キロの2種類を用意した。子どもから高齢者まで参加。それぞれのペースで街中をめぐってゴールし、「完歩証」やオリジナルバッジを受け取っていた。

 市担当者は「マイペースで大阪の魅力を楽しんでもらえれば」と話していた。

 今後の日程とテーマは次の通り。

 9月19日「水都大阪・リバーウオーク」▽10月2日「インバウンド対応ガイドコース」▽11月27日「大坂の陣・徹底ウオーク」▽2017年3月12日「住吉大社から平野郷をウオーク」

 問い合わせは電話06(6205)0818、事務局。

2289名無しさん:2016/06/25(土) 01:00:05 ID:vkpMeMFg0
高山右近、来年2月大阪で列福式 戦国時代のキリシタン大名
2016年6月23日 20:19
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160623/20160623116.html

 戦国時代のキリシタン大名、高山右近が、カトリックで最高の崇敬対象とされる「聖人」に次ぐ地位の「福者」に認定される儀式「列福式」が来年2月7日、大阪城ホール(大阪市中央区)で開かれることが決まった。日本カトリック司教協議会が23日、明らかにした。

 同協議会は、右近が大名の地位を捨てて信仰に命をささげたとして、福者に認定するようローマ法王庁(バチカン)に申請。列福式には列聖省のアマート枢機卿が派遣される。

 大阪で生まれた右近は父の影響で洗礼を受けた。

2290名無しさん:2016/06/25(土) 20:41:51 ID:Nb9lgvLw0
古墳群を世界遺産に
06月25日 18時37分
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20160625/3396741.html

大阪の「百舌鳥・古市古墳群」を世界遺産に登録してもらうために地元の住民ができることを学ぼうという集いが堺市で開かれました。
大阪の堺市、羽曳野市、それに藤井寺市にまたがる「百舌鳥・古市古墳群」は、再来年の世界文化遺産への登録を目指しています。
25日は古墳群を世界遺産にするため住民でできることを考えようと地元の人たちが集いを開き、およそ400人が集まりました。
このなかで、世界遺産に登録された長崎の「旧グラバー住宅」があるグラバー園の名誉園長、ブライアン・バークガフニさんは、「地元で古くから親しみを持って守り続けられている古墳群の価値をどう伝えていくかが大切だ」とアドバイスしました。
世界文化遺産への登録をめざすのは、ほかにも▼「北海道・北東北の縄文遺跡群」や、▼新潟県の「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」、▼「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」があり来月下旬ごろ日本からユネスコに推薦される候補地が1か所に絞り込まれます。
集いを開いた市民の会の会長で堺商工会議所の前田寛司会頭は、「市民一体となって機運を高め、なにがなんでも、ことしの国内推薦を勝ち取りたい」と話していました。

2291名無しさん:2016/06/28(火) 12:38:49 ID:x58mt6gk0
天神祭の魅力完全収録 大阪天満宮などDVD作製
2016年6月28日
 大阪天満宮(大阪市北区)などは、日本三大祭りの一つ天神祭の魅力をまとめたDVDを作製した。祭りの打ち合わせの段階から、都心部の川を船が行き交う本宮祭当日の様子まで一連の流れを紹介。売り上げは祭りの運営資金に充て、今後の発展に生かすという。

千年を越える歴史を誇る天神祭については、7月25日の本宮祭に合わせた奉納花火や、船渡御の露出度が高いものの、七夕の日に開かれる祭りなど、毎年多彩な関連行事を展開。関係者らは事前に何度も会合を開いて、より安全で盛大な開催を目指している。

 DVDでは2011〜15年の5年間を対象に、事前の準備段階から各種行事の様子まで収録。万力康司権禰宜(ごんねぎ)は「天神祭の全てを完全収録しており、各シーンをご理解いただける」と出来栄えをアピールしている。

 33分。3千円。7月15日から大阪天満宮境内の授与所で購入できる。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160628/20160628027.html

2292名無しさん:2016/06/30(木) 04:13:46 ID:LD9amo960
「愛染祭」地下鉄でお越しを 愛染娘ら呼び掛け
2016年6月28日
 30日から天王寺区夕陽丘町の愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)(山岡武明住職)で大阪の夏祭りの幕開けを飾る「愛染祭(まつり)」が始まるのを前に、地下鉄長堀橋駅(中央区島之内1丁目)構内で「公共機関をご利用くださいキャンペーン」があった。一般公募のキャンペーンガール「愛染娘」らが駅利用者に「地下鉄で来てね」と笑顔で夏祭りの到来を告げた。

キャンペーンは市交通局の賛同を得て22日に実施。“愛染さん”の愛染祭は参詣者が年々増える一方、近年は迷惑駐輪が顕著となっていることから、山岡住職が対策とPRを兼ねて企画した。

 ポスターやのぼりなどで飾られた構内では、ゆかた姿の愛染娘に交じって駅員も参加。乗客や地下街を行き交う人々にチラシを手渡して協力を呼び掛けた。

 愛染娘の青山奈里香さん(26)、葉山夢さん(21)は「最寄り駅の四天王寺夕陽ケ丘駅から徒歩2分という便利な場所なので、ぜひ地下鉄でお越しください」「愛染娘が笑顔でお待ちしています」と話していた。愛染祭は7月2日まで。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160628/20160628030.html

2293名無しさん:2016/07/01(金) 00:49:55 ID:9a1rQBBY0
大阪三大夏祭り「愛染まつり」始まる
更新:06/30 20:30

無病息災を祈願して約1400年前に始まった「愛染まつり」が大阪・天王寺区で始まりました。

 初日の6月30日は、「宝恵かごパレード」が行われ、色鮮やかな駕籠に乗せられた12人の愛染娘が天王寺公園前から愛染堂・勝鬘院まで練り歩きました。

 中には、こんな「べっぴんさん」も・・・

 「ベトナムから来ました。楽しかったです。」(ベトナム出身の愛染娘)

 「愛染まつり」は7月2日まで開かれています。

http://www.mbs.jp/news/kansai/20160630/00000065.shtml

2294名無しさん:2016/07/06(水) 09:00:32 ID:T7zJUrN20
浴衣姿の歌舞伎役者に歓声、大阪 船で川巡る初夏の風物詩
2016年6月29日 18:05

 歌舞伎役者が船で川を巡る初夏の風物詩「船乗り込み」が29日、大阪市内で催され、襲名披露の中村雀右衛門さんをはじめ、片岡仁左衛門さんら浴衣姿の人気役者に歓声が上がった。

大阪松竹座の「七月大歌舞伎」をPRする恒例行事。雨が降る中、役者らは同市中央区の船着き場「八軒家浜」から船に乗り込んだ。船はゆっくりと航行し、川岸や橋の上に集まったファンから「京屋!」「松嶋屋!」などと声が掛かると、傘を差した役者らが手を振って応えた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160629/20160629096.html

2295名無しさん:2016/07/06(水) 09:06:58 ID:T7zJUrN20
「不落(おちない)」兵糧米が受験生らに人気 楠木正成ゆかりの地、大阪・千早赤阪村
南北朝時代の武将・楠木正成ゆかりの地、大阪府千早赤阪村で販売されている合格祈願の「正成公御兵糧米(まさしげこうおんひょうろうまい)」が、就職活動を迎えた学生や受験生の人気を集めている。

 「日本の棚田百選」にも選ばれた下赤阪の棚田(同村)で収穫された米150グラムを詰めたもので、副題は「不落(おちない)千早城」。鎌倉幕府の大軍を前に落城しなかった正成築城の千早城にあやかったものだ。

 扱っているのは同村内で飲食業などを手がける「金剛山麓まつまさ」。正成が倒幕を掲げる後醍醐天皇に応じて挙兵、籠城戦に耐え抜いた話にちなんで、千早城跡にある千早神社で収穫米をおはらいし、平成25年から販売を始めた。一袋千円だが、縁起がいいと受験生らに注目され、これまでに1500袋が売れた。

 同社の松本公成社長(43)は「『兵糧米』を通じて正成公の名声が広まってくれるのは、うれしいことです」と話している。

http://www.sankei.com/west/news/160706/wst1607060026-n1.html

2296名無しさん:2016/07/06(水) 10:46:16 ID:T7zJUrN20
「五代友厚一色に」 船渡御で、関係者ら意欲
2016年6月29日
 NHK連続テレビ小説「あさが来た」で脚光を浴びた明治の実業家五代友厚が、日本三大祭りの一つ天神祭でも存在感を示しそうだ。都心部の川を船が行き交う船渡御におととしから登場している「五代友厚船」。今年は世間の盛り上がりを受けて例年以上に企画に力が入っており、関係者は「彼一色にしたい」と意気込んでいる。




 同船は、大阪の中小企業の社長らでつくる市民団体「なにわ文化サポーター倶楽部」が出航。五代の生きざまを映画化しようと弁護士が立ち上げたプロジェクトの関係者と連携して取り組んできた。五代もかつて天神祭に参加したという。

 当日は、源八橋東詰の大川沿いに停船。五代と血縁関係のある人や、ゆかりのある企業関係者を招くほか、出身地の鹿児島県にちなんだ食事や酒を振る舞い、彼をテーマにした講談やパネル展示を行う。

 同倶楽部の中本敦士代表は「五代さんに成り代わって大阪の元気を発信したい」と意欲を示し、船長を務める不二建物の近藤潔社長は「大阪の未来のために滅私奉公した人生を将来に伝えていければ」と意気込んでいる。

 問い合わせは携帯電話090(8231)9251、五代友厚プロジェクト。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160629/20160629022.html

2297名無しさん:2016/07/06(水) 11:02:20 ID:T7zJUrN20
中国語、ハングル版追加 天神祭パンフ
2016年7月1日
 大阪観光局は、天神祭を見に訪れる外国人観光客に対応しようと、中国語とハングルで表記した案内パンフレットを作製した。従来は日本語と英語の2種類だけだった。




 同局は例年、24日の宵宮祭と25日の本宮祭を紹介したパンフレットを製作。伝統衣装に身を包んだ一団が都心部を練り歩く陸渡御や、約100隻の船団が大川を行き交う船渡御の様子を詳しく紹介している。

 昨年までは日本語と英語だけだったが、アジア圏からの外国人観光客が増加し、天神祭を見学する人も増えているとして、2カ国分を増やした。

 パンフレットは、大阪天満宮(大阪市北区)の境内をはじめ、大阪市の観光案内所や外国人観光客が多い一部の施設で配布する。

 同局地域素材開発担当の松本浩一課長は「できるかぎり母国語に近い形で天神祭を理解してもらえれば」と話していた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160701/20160701048.html

2298名無しさん:2016/07/06(水) 11:23:48 ID:T7zJUrN20
江戸時代のちょうちん再現 OAPで展示始まる
2016年7月2日
 日本三大祭りの一つ天神祭に合わせ、大阪天満宮の氏地で江戸時代に飾られていたちょうちんが再現され、大阪市北区の大阪アメニティパーク(OAP)で1日、展示が始まった。各町の独自性があふれる計28種類が勢ぞろい。わざと読めない字を書き、参拝者と住民の対話のきっかけにしていたという「おもてなし」の文化が体感できる。31日まで。入場無料。



 OAP開業20周年を記念し、テナント会が大阪天満宮などと連携して実施した。

 大阪天満宮文化研究所研究員の高島幸次・大阪大招聘(しょうへい)教授によると、各町が掲げた「お祭りちょうちん」の役割は大きく三つ。足元を照らす「照明」と、神にささげる「献灯」に加え、各町があえて難解な字を書いて、参拝者が住民に意味を聞く形で会話が始まる「コミュニケーションを誘発する装置」の役割があったという。

 会場では、てん書で「夜燈(やとう)」と書かれていたり、草書や隷書で「献燈」と書き込まれていたりと、多彩なちょうちんを展示。27張は江戸時代の再現で、一つはOAP開業を受けて1998年に誕生した。

 OAP事務局の飯守将平・三菱地所プロパティマネジメント主査は「地元に根ざした取り組みで天神祭のにぎわいに貢献できれば」と来場を呼び掛けている。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160702/20160702036.html

2299名無しさん:2016/07/08(金) 04:30:06 ID:.HUxyLJw0
「天神祭月間」機運高まる 祭り料理で盛り上げ意欲
2016年7月7日
 大阪天満宮の寺井種伯宮司と天神祭渡御行事保存協賛会の尾崎裕会長(大阪商工会議所会頭)は6日までに、大阪市北区の大阪天満宮で大阪日日新聞のインタビューに応じ、天神祭を七夕から本宮祭までの19日間と位置付け、「期間中にさまざまな催しを展開して盛り上げることが大切」などと意見交換した。寺井宮司は来年以降、祭りの時期に振る舞われる料理をテーマにしたキャンペーンを実現させる意向を示した。



 天神祭は日本三大祭りの一つとして知られ、24日の宵宮祭と25日の本宮祭の関連行事が有名。室町時代には天神祭を七夕の日に行った記録がある点を踏まえ、近年は7日を天神祭の開始日とし、25日まで「天神祭月間」として盛り上げようとする機運が関係者の間で高まっている。

 期間中は例年、七夕関連の行事をはじめ、ヨットレースや京都・伏見の酒の奉納など多彩な催しが開かれている。

 尾崎会長は、インターネットを活用した発信の重要性を指摘した上で「単発よりも一定期間ある行事のほうが打ち出しやすい。プレゼンテーションのやり方次第でいろいろなことができるのではないか」と語った。

 寺井宮司は「夏祭り気分を満喫してもらえることをやっていきたい」と強調。その一つとしてハモやタコ、魚のすり身を油で揚げた「白天」といった伝統的な祭り料理を地元飲食店が扱うキャンペーンに意欲を示した。関係者に協力を求め、早ければ来年の実施を目指す。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160707/20160707029.html

2300名無しさん:2016/07/09(土) 02:34:25 ID:uA3u27O20
七夕神事で幕開け 天神祭「月間」行事 多彩に
2016年7月8日
 天神祭の幕開けを告げる七夕の神事が7日、大阪市北区の大阪天満宮で執り行われ、19日間に及ぶ「天神祭月間」がスタートした。今年は、江戸時代に氏地で飾られていた「お祭りちょうちん」が再現され、地域の施設で展示されているほか、25日の本宮まで多彩な恒例行事が各地で繰り広げられ、浪速の夏を盛り上げていく。


ササと鈴を手に神楽を披露したみこ=7日午後、大阪市北区の大阪天満宮

 「天神祭月間」は、室町時代に天神祭を七夕の日に行った記録がある点を踏まえ、7日を天神祭の開始日とし、船渡御や奉納花火のある25日まで祭りを盛り上げようと関係者らが打ち出している。

 この日、大阪天満宮は本殿で天満天神七夕祭の神事を行い、寺井種伯宮司の祝詞の後、2人のみこがササと鈴を手に神楽を披露。参列者らは願い事を書いた短冊を奉納した。

 天神祭を支える講社連合会の宗石剛会長は「これから夏本番を迎えるが、関係者一同、元気で盛大に祭りを行っていけるように励んでいきたい」と話していた。

  ◇    ◇

 宵宮、本宮までの主な行事は次の通り。

 大阪アメニティパーク(大阪市北区)で「お祭りちょうちん」の展示。31日まで▽9日午後2時半から大阪天満宮(同)で「青葦(あおよし)奉納式」▽22日午後7時半から北新地地区(同)で「天神祭北新地巡行」▽23日正午ごろから天神橋筋商店街(同)でギャルみこし巡行▽23日午後5時から大阪ビジネスパーク(中央区)で「OBP天神祭前夜祭」

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160708/20160708027.html

2301名無しさん:2016/07/09(土) 21:58:17 ID:46dRe3lQ0
大阪・生國魂祭、初の平日「渡御」 府警難色も警備員配置など協議実る
 7月12日に生國魂(いくくにたま)神社(大阪市天王寺区)で行われる「生國魂(いくたま)祭」の中心神事で、氏子ら約500人が大通りを練り歩く「渡御(とぎょ)」が、平成26年に往時の形に復活させて以降、初めて「平日」に実施されることになった。26、27年はいずれも「休日」に行われていたが、今年は12日が平日にあたるため、大通りの交通規制に府警が難色を示し、実施が危ぶまれていた。神社側が警備員を独自に配置するなどして協議を進めた結果、実施にこぎ着けた。

 生國魂神社は「いくたまさん」の愛称で知られる大阪最古の神社。毎年7月11、12の両日に行われる生國魂祭は、天神祭、住吉祭と並ぶ大阪三大夏祭の一つに数えられる。疫病を鎮めるため、平安時代から始まった「夏越(なごし)の祓(はらえ)」がルーツとされ、江戸時代ごろから祭りになった。今では夏の風物詩として知られ、12日には、氏子らが神社から大阪城まで練り歩く。

 渡御は戦後70年の節目を前に26年、往時に近い形で復活。今年が初の平日にあたるため、府警は当初、平日に大規模な通行止めを実施した前例がないとして難色を示していたが、神社側が渡御の巡行順路や警備員の配置図、交通規制の実施予定時刻などをまとめた「警備計画書」を作成して協議を進め、府警の了解を取り付けた。当日午前9時半〜午後5時半、神社周辺と谷町筋で交通規制を行う。中村文隆権禰宜(ごんねぎ)(40)は「今後も渡御を永続させ、地域文化を継承していきたい」と話している。

http://www.sankei.com/region/news/160702/rgn1607020073-n1.html

2302名無しさん:2016/07/13(水) 21:49:09 ID:Y61B2Lac0
暑さ吹き飛ばすお練り 「生国魂祭」にぎやか宵宮
2016年7月12日
 大阪市天王寺区の生国魂神社(中山幸彦宮司)の「生国魂祭」が11日、宵宮で幕を開けた。獅子舞やみこし、布団太鼓が氏地へ繰り出し、勇壮華麗な姿で伝統の夏祭りの到来を触れて回った。



 奉仕する氏子崇敬者は本殿でおはらいを受けた後、同神社特有の手締め「いくたま締め」を交わしてにぎやかに宮出した。

 大阪管区気象台によると、この日の大阪市の最高気温は8月上旬並みの33・7度まで上昇。奉仕者は暑さを吹き飛ばすような勢いで、区内や中央区の氏地でお練りを繰り広げ、日暮れに宮入りした後も、多くの参拝者が見守る境内で勇壮華麗な所作を披露した。

 子ども約150人が参加した「いくたま子供獅子」は今春から練習を開始し、祭り直前の集中練習を終えて参加。指導者の村田弦さん(34)は「万全の態勢で臨み、昨年を上回る良いお祭りにしたい」と息を弾ませた。

 本宮(12日)では陸渡御が行われ、約500人からなる壮大な渡御列が同神社本来の鎮座地である大阪城を目指す。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160712/20160712024.html

2303名無しさん:2016/07/20(水) 12:00:24 ID:LqSzuzew0
お米しっかり守ってね 住吉大社でアイガモ農法
2016年7月20日
 住吉大社(大阪市住吉区住吉2丁目、高井道弘宮司)の境内に広がる御田(おんだ)(御神田)で今年も恒例のアイガモ農法がスタートした。愛らしいひなたちは、6月14日の「御田植(おたうえ)神事」(重要無形文化財)で奉仕者が植えた苗の間をすいすいと往来。雑草や害虫を食べる“仕事”ぶりが参拝者ら多くの人々の注目を集めている。


御田でアイガモの放鳥を体験する園児

 御田(約20アール)でのアイガモ農法は約20年前から実施。数年前からは地元幼稚園が農業の一端に触れることのできる機会として参加している。11日に約20羽の放鳥があり、区内の市立墨江幼稚園(大倉有紀園長)から園児約30人が訪れた。

 興味津々の園児たちは生後2週間のひなを代わる代わる抱え上げて大はしゃぎ。「頑張って」「しっかり虫を食べて」などと声を掛けながら広い御田に放った。

 同大社では2013年度から近隣の幼稚園、小学校に御田のかかしを制作してもらう「住吉かかしプロジェクト」に取り組んでいる。担当者で同大社権禰宜(ごんねぎ)の岡康史さんは「身近にある御神田を訪れて、日頃自分たちが食べているコメができる過程を見ていただきたい」と期待を込める。

 大倉園長は「子どもたちの心に残る大事な取り組み。食育にもつながる貴重な体験ができた」と笑顔で話した。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160720/20160720033.html

2304名無しさん:2016/07/25(月) 04:37:33 ID:a1xhaCmU0
天神祭前夜祭 会場熱気あふれ 大阪ビジネスパーク
2016年7月24日
 天神祭(24日宵宮、25日本宮)をハイライトで楽しめる「天神祭前夜祭inOBP」(実行委員会主催)が23日、大阪市中央区の大阪ビジネスパークで開かれた。渡御などに参列する各講社は伝統の舞や演奏などで会場を熱気で包み込んだ。


吹き抜けの会場で踊りの輪を広げる菅公会=23日午後、大阪市中央区のツイン21

 1986年から続くイベントで、今年は第31回。地域住民や会社員らが“祭りの心と力”に触れられる場にしようと大阪ビジネスパーク協議会と大阪天満宮が実行委となって取り組んでいる。

 今年もツイン21で本式にのっとった清祓(きよはらい)式の後、太鼓中、地車講、天神講獅子、菅公会が登場。太鼓中は祭りの花形「催(もよおし)太鼓」に奉仕し、太鼓の下に丸太を敷いて大きく揺らして打つ「からうす」を披露。地車講はおはやしに乗せた龍おどり、天神講は獅子舞で、本番とはひと味違う室内会場での祭りを盛り上げた。

 地域の復興を目的に始められた天神踊が母体となり48年に結成された菅公会は、天神祭ばやしに合わせて会場いっぱいに踊りの輪を広げた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160724/20160724031.html

2305名無しさん:2016/08/01(月) 00:16:39 ID:6KBKdBAw0
ど田舎ど僻地だった東京に幕府を開いた徳川家康

https://www.youtube.com/watch?v=UsZy6KF8Ypg

2306名無しさん:2016/08/11(木) 04:54:27 ID:HefL02SY0
参詣者続々 先祖を供養 四天王寺「盂蘭盆会」
2016年8月10日
 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で9日、お盆行事「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が始まった。無数の献灯灯ろうが飾られる中、多くの参詣者が墓参りなど先祖供養に訪れている。16日まで。


西大門(極楽門)に飾られた無数の献灯灯ろう=9日午前、大阪市天王寺区の四天王寺

 灯ろうは門や諸堂などに奉納。先祖の霊名と清らかなハスの花が書かれ、時折吹き抜ける風に揺れながら人々を迎えている。

 この日の夜から境内に約1万本のろうそくに火をともす「万灯供養法要」(16日まで)が始まり、日中は先祖の霊名を記す万灯ろうそくの申し込みに列ができた。同寺の東門近くで生まれ育った女性(73)=同市生野区=は「万灯ろうそくは、わが家の習わしで、生きている者の務め。今年も亡き夫やおしゅうとめさんらの供養ができ、ひと安心」と笑顔で汗をぬぐった。

 境内・六時堂では観音功徳日にちなんだ「千日まいり」(9、10日)も始まった。古来、両日に参詣すると千日間続けてお参りしたのと同じ功徳を授かるとされることから、大勢が祈願や厄病よけ札の授与に並んだ。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160810/20160810049.html

2307名無しさん:2016/08/13(土) 17:24:06 ID:kD/uDf2s0
伝統芸能「かっぽれ」後世に 普及へ教室開講
2016年8月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160810/20160810050.html

 滑稽な踊りとして親しまれている「かっぽれ」。その伝承・普及活動に取り組んでいる桜川梅后さん(54)=大阪市浪速区敷津西=は東京から大阪に移住したのをきっかけに先月、カルチャー教室「梅后流かっぽれ」をなんばカルチャービル(浪速区難波中)で開講した。

 かっぽれは、大衆文化を代表する日本の伝統芸能として関心が高まっており、桜川さんは「3代目家元として、母(宗家で初代家元)が築き上げた梅后流かっぽれの種を大阪でまき続けたい」と張り切っている。

 かっぽれは、大阪・住吉大社の御田植え神事の住吉踊りが起源とされ、江戸時代に伊勢神宮(三重県)の参拝者を前に街道で披露する大道芸として広まっていった、という。

 その後、江戸に伝わり、三味線伴奏に乗せて「かっぽれ、かっぽれ」のおはやしに合わせて踊る現在のスタイルが形成され、明治になってお座敷芸の余興として評判を呼んだ。

 桜川さんは母でもある初代桜川梅后さん(1998年に文部大臣表彰、故人)のそばで幼少期から、かっぽれに親しみ、「母とそっくり」といわれる芸を習得。「座敷芸であるかっぽれを、パレードのできる大道芸としても発展させたい」という母の思いを形にしていった。

 浴衣に鉢巻きを締めた粋なスタイルで、老若男女が踊る、かっぽれは、「見ても、踊っても楽しい」と人気を集め、桜川さんは踊り手の中心的存在として、全国各地のイベントに参加。アメリカ、ヨーロッパ各国で開かれる日本文化紹介イベントにも出演している。

 教室はこれまで関東地区を中心に開講。かっぽれを踊る愛好者は全国で4千人といわれているが、大阪での普及はこれから。「基礎を作り上げた初代家元の娘として、かっぽれの楽しさをできるだけたくさんの人に味わってもらえるよう、汗を流していきたい」と目を輝かせている。

 「梅后流かっぽれ」は毎週金曜日の午後0時半から同2時まで開講。問い合わせは電話06(6645)1236、なんばカルチャービル。

2308名無しさん:2016/08/14(日) 04:11:40 ID:K2KRraq60
大阪城で秀吉にささげた踊り再現 市民らが天守閣前広場で
2016年8月13日 19:50

 約400年前、豊臣秀吉の七回忌で人々が踊った「豊国踊り」を再現するイベントが13日、大阪市中央区の大阪城天守閣前の広場であった。あかね色に染まる夕空の下、数百人の市民や観光客が太鼓や三味線の音に合わせて軽やかに舞った。


 大阪城天守閣前の広場で行われた「豊国踊り」を再現するイベント=13日夕、大阪市

 豊国踊りは1604年8月、京都市の豊国神社で行われた七回忌の祭礼のクライマックスで約1500人が踊ったとされる。国の重要文化財「豊国祭礼図☆(尾の毛が併の旧字体のツクリ)風」に当時の様子が描かれている。こうした史料を基に大阪城天守閣の北川央館長らが中心となって踊りを学術的に再現した。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160813/20160813111.html

2309名無しさん:2016/08/14(日) 12:44:42 ID:Mu5tK16Y0
輪になり「豊国踊り」 「真田丸」ゆかりの伝統満喫
2016年8月14日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160814/20160814049.html

 大阪城天守閣(北川央館長)は13日、大阪市中央区の天守閣前本丸広場で、豊臣家ゆかりの「豊国(ほうこく)踊り」を再現、披露する催しを開いた。当時の資料に沿い、慶長時代に近い形でよみがえった“平成の豊国踊り”を来場者らが楽しんだ。

 NHK大河ドラマ「真田丸」の放映を記念し、主人公真田信繁(幸村)を顕彰する催しの一環。豊国踊りは1604年、信繁が仕えた秀吉の七回忌祭礼で奉納されたと伝わるもので、大蔵流狂言師の茂山千三郎さんが演出、上方舞山村流六世宗家の山村友五郎さんが振り付けを担うなど時代考証を踏まえて昨年再現した。

 特設の舞台では、朝宮真由さんら宝塚歌劇団、美砂まりさんらOSK日本歌劇団のOGが浴衣姿で、三味線の音に合わせてアップテンポな手踊りを披露。観光客も輪に加わり、400年前に思いをはせた。曲芸師の豊来家一輝さんは刃物や皿を用いて放下芸(曲芸)を再現し、会場を沸かせた。大阪城天守閣広報の青木美佐子さん(41)は「市民参加型の催しとして、夏の風物詩に」と期待を寄せた。

2310名無しさん:2016/08/16(火) 11:57:59 ID:RYp.RDoM0
ろうそく見つめ故人思う 四天王寺万灯供養
2016年8月16日
 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)でお盆行事、盂蘭盆会(うらぼんえ)の「万灯供養」が執り行われている。家族連れなど多くの参詣者が先祖をしのび、ほのかなろうそくの明かりに手を合わせている。16日まで。


無数の万灯ろうそくに照らされる中心伽藍=15日午後、大阪市天王寺区の四天王寺

 五重塔、金堂、講堂が建つ境内・中心伽藍(がらん)では回廊沿いにろうそく台が設けられ、夕刻、先祖の霊名を記した「万灯ろうそく」に点火。同寺によると15日に点灯された本数は約2万5千本を数え、毎晩、幻想的な明かりが伽藍内を照らす。

 同寺僧侶が般若心経の読経とともに練り歩く法要もなされ、参詣者も続々と僧侶に続く姿が見られた。

 人々は燃えるろうそくを静かに見つめたり、「今年も来たよ」と故人の人柄を思い出したりしながら、思い思いに供養のひとときを過ごしていた。

 万灯供養は日没後から午後9時まで。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160816/20160816049.html

2311名無しさん:2016/08/17(水) 01:31:50 ID:Ug7Y25ck0
大阪文化PRのポスター展 環状線と地下鉄の95駅で 大阪商議所が発表 18日スタート
 大阪商工会議所は16日、大阪の歴史や文化をクイズ形式で紹介する「大阪検定ポスター展」を、JR大阪環状線と大阪市営地下鉄の計95駅で開催すると発表した。大商が平成21年から毎年主催している「なにわなんでも大阪検定」の認知度を高めるとともに、地域の魅力を再発見してもらう狙い。18日から10月5日まで。

 環状線の全19駅と地下鉄の76駅を対象に、駅ごとに異なるポスターを1枚ずつ展示する。クイズは4択形式で、大商に近い地下鉄中央線の堺筋本町駅では、前身の「大阪商法会議所」の初代会頭五代友厚にちなみ、「大阪経済の立役者、五代友厚の功績でないものはどれ?」とした。

 クイズは今回の企画に合わせた新作に加え、大阪検定の過去の出題問題で構成する。大阪らしい派手な色彩のイラストを盛り込み、目につきやすいよう工夫した。

 大商の担当者は「街めぐりを楽しむ気分でポスターを探してほしい」と話している。

http://www.sankei.com/west/news/160816/wst1608160066-n1.html

2312名無しさん:2016/08/18(木) 18:54:37 ID:X9aKZSHA0
歴史散策「一心寺」寄って…無料案内・休憩所
2016年08月16日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160815-OYTNT50299.html

 ◇「大坂の陣屏風」複製も

 大阪市天王寺区の一心寺そばの同寺所有地に、近隣散策の案内所と休憩所の機能を持つ施設ができた。寺近辺は「大坂の陣」の舞台となっており、観光客をサポートしようと、寺が1年あまりかけて建築。無料で利用できる。大坂の陣の様子を描いた屏風びょうぶも複製され、常設展示されている。

 大坂の陣では、真田幸村や徳川家康が、同寺周辺の茶臼山にそれぞれ陣を張ったとされる。また、今年はNHK大河ドラマ「真田丸」が放映され、観光客が増えていることから、同寺が建築を計画した。

 建物は寺境内の東につくられ、建築面積約250平方メートル、地上3階、地下1階建て。大坂の陣当時に同寺の住職だった「存牟ぞんむ上人」にちなんで、「存牟堂」と名付けた。

 大阪城天守閣が所蔵する重文「大坂夏の陣図屏風」を拡大し、複製した陶板(縦2メートル、横4・5メートル)をつくり、1階に常設。夏の陣当時の幸村や伊達政宗、豊臣秀頼らが確認できる。1階にはベンチも置いて休憩スペースとする。

 2階はギャラリースペースとして活用。3階は備蓄倉庫となっており、災害時用に500ミリ・リットル入りペットボトル1万本分の水を蓄えている。

 先月27日には、関係者や地元住民約60人が参加して法要が営まれ、同寺の高口恭行長老が「社会貢献も念頭に置いている」と建築の理由を説明。来賓の北川央・大阪城天守閣館長は「歴史観光の拠点施設になってほしい」と期待していた。

2016年08月16日

2313名無しさん:2016/08/18(木) 19:07:08 ID:X9aKZSHA0
少年救った将校「父かも」…京橋空襲71年
2016年08月14日
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160813-OYTNT50295.html?from=yartcl_blist

 ◇半田さん 男性の話に心の区切り

 71年前の終戦前日の8月14日、京橋空襲で陸軍将校の父(当時30歳)を亡くした半田江津子さん(74)(栃木県)は戦後間もなく母とも生き別れ、父の最期を知らずに育った。以来ずっと父の足跡を求めてきたが、この夏、空襲の際に将校に助けられたという大阪市内の男性と会い、当時の話を聞いた。「父かどうかはわからないが様子が浮かび、ようやく心の区切りがついた」と特別な思いで14日を迎える。 (浅野友美)

 「お父さんは天国で見守ってくれてますよ」。慰霊塔が立つJR京橋駅南口(大阪市城東区)で先月27日、半田さんは近くに住む高原秀夫さん(83)からそう言葉をかけられ、涙ぐんだ。

 戦時中、半田さんは両親と2歳下の妹と同市旭区に住んだ。父・佐藤武さんは将校として大阪砲兵工廠こうしょうに勤務。写真とクラシックが趣味だった。半田さんが幼い頃、川で流されかけ、父が助けてくれた記憶もあるが、思い出は断片的だ。

 「お父さんは砲兵工廠で亡くなった」。そう聞かされた以外、何もわからず、1945年9月には栃木県の父の実家へ。その後、母と妹は母方の実家に移った。

 家族で一人きりになり「私はこういう宿命」と割り切ることもあったが、父の実家には、父が撮った幼い頃の自分や家族の写真が何十枚も避難させてあり、「こんなにかわいがってくれていたんだ」と感じた。幸せな時間を戦争に断ち切られた悔しさから、父のことをたどるようになった。

 妹もまた父の最期を知ろうと大阪国際平和センター(同市中央区)などに足を運んでおり、妹の様子が6年前、新聞に掲載。その記事を高原さんが見たのをきっかけに、姉妹との間につながりができた。

 高原さんは12歳の時、研修に来ていた工廠内で空襲に遭い、そばにいた将校がとっさに「防空壕ごうに入れ」と叫んでくれたお陰で生き延びた。だが爆撃音がやみ、外に出ると、3人の将校が血を流して絶命しており、その姿に大きなショックを受けた。戦後も空襲のことが頭をよぎると涙が止まらなくなり、体験をほとんど話さなかった。

 半田さんは大阪を訪れて初めて高原さんと対面。「私は全て『忍』の一文字で生きていかなくてはと、諦めたこともあった。高原さんの話を聞き、空襲の様子とともに、父の姿が浮かび、心が前向きになれた」と感謝した。

 高原さんは「家族で一番楽しい時期を奪われた半田さんのお父さんは本当に気の毒だと思う。体験を伝えることができて、私の戦後もようやく終わったような気がする」と話した。

 

 ◆京橋空襲

 1945年3月以降続いた大阪大空襲の第8次空襲。8月14日昼、大阪城東側にあった軍需工場・大阪砲兵工廠が標的となった。工廠内にいた約360人が死亡したとされる。さらに工廠北側の京橋駅にも爆弾が直撃。多数の死者、行方不明者が出た。

2016年08月14日

2314名無しさん:2016/08/23(火) 04:11:14 ID:9RJH9FfI0
間国宝の吉田文雀さんが死去 文楽人形遣い
2016年8月21日 20:22

 人形浄瑠璃文楽の人形遣いで人間国宝の吉田文雀(よしだ・ぶんじゃく、本名塚本和男=つかもと・かずお)さんが20日午後9時12分、心静止のため兵庫県西宮市の病院で死去した。88歳。東京都出身。葬儀・告別式は24日午前11時半から西宮市城ケ堀町1の40、公益社西宮山手会館で。喪主は長男宏(ひろし)氏。


 自前の「老女方」の首を持つ吉田文雀さん=2006年4月、大阪市の国立文楽劇場

 最後の舞台となった「花競四季寿」で、関寺小町の人形を遣う人間国宝の吉田文雀さん=2015年1月、大阪・国立文楽劇場(同劇場提供)

 1945年に文楽界に入り、50年、女形の名人として知られた三代目吉田文五郎に入門、文雀を名乗った。人間国宝の吉田簑助さんと並ぶ女形の第一人者で、他にも老人や武士など幅広い役柄を手掛けた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160821/20160821066.html

2315名無しさん:2016/08/29(月) 04:41:29 ID:rOO6C8Rk0
夏よ、さらば 晩夏恒例の「南御堂盆おどり」
2016年8月28日
 浄土真宗の開祖、親鸞の縁日にちなむ晩夏恒例の「南御堂盆おどり」が27日、大阪市中央区の真宗大谷派難波別院(南御堂)で始まり、詰め掛けた市民らが過ぎゆく夏を惜しんでいる。28日まで。


やぐらを囲み、幾重にも踊りの輪ができた境内=27日午後、大阪市中央区の難波別院

 境内が戦災から復興し、1963年に再開して今年で54回目。28日は親鸞の月命日で、前日の8月27日から法要が営まれることもあって難波別院が両日に開いている。

 境内が夕闇に包まれると、やぐらを囲んで浴衣姿の踊り手たちが一斉に手踊りを披露。「江州音頭」や「炭坑節」など全国に伝わる民踊20曲余りを、太鼓や三味線の生演奏と生歌に乗せて軽やかに踊り続けた。

 屋台が並び、「河内音頭が踊れる夏最後の祭り」(担当者)ということもあって毎年千人規模の輪でにぎわう。難波別院の宗正俊主幹(56)は「ぜひ活力にしてほしい」と来場を呼び掛けている。

 午後6時〜同9時半。問い合わせは電話06(4708)3272、難波別院。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160828/20160828025.html

2316名無しさん:2016/09/04(日) 04:42:30 ID:NXguUcI.0
くまモンもポケモンも出現? 「彦八まつり」にぎやかに 大阪・生國魂神社
「彦八まつり」のオープニングには、熊本県PRキャラクター「くまモン」(中央)も駆け付けた=3日、大阪市天王寺区
 上方落語協会(桂文枝会長)のファン感謝祭「彦八まつり」が3日、大阪市天王寺区の生國魂神社(通称・いくたまさん)で開幕した。4日まで。

 上方落語の祖、米沢彦八の功績をたたえ、同神社に顕彰碑を建立したのを機に平成3年から開催。10万人以上を動員する協会最大のイベントとして、今年で26回目を迎える。

 オープニングセレモニーでは、実行委員長で来年秋に「七代目笑福亭松喬(しょきょう)」を襲名する笑福亭三喬さんが獅子舞を披露したほか、熊本県PRキャラクターの「くまモン」も駆け付けた。

 会場では、落語家による約40の屋台やバンド演奏、奉納落語会などに大勢の落語ファンでにぎわった。会長の文枝さんは「会場には結構レアなポケモンもいます。いろいろお楽しみください」とあいさつ。

 4日は、落語家による綱引き大会や鏡開き、NHK大河ドラマ「真田丸」で千利休を演じた文枝さんによるお手前の披露などが予定されている(雨天決行)。

.http://www.sankei.com/west/news/160903/wst1609030052-n1.html

2317名無しさん:2016/09/11(日) 00:18:59 ID:puwbk0BY0
古墳の所有権移転求め提訴 大阪・藤井寺、民間から市へ
2016年9月6日 17:29
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160906/20160906075.html


 大阪府藤井寺市は6日、世界文化遺産登録を目指す「百舌鳥・古市古墳群」に含まれる浄元寺山古墳(同市)の墳丘部の所有権を、民間から市に移転するよう求める訴訟を大阪地裁堺支部に起こした。


 大阪府藤井寺市にある浄元寺山古墳(左上の木立)。中央は墓山古墳

 市によると、古墳の墳丘部がある土地(約3300平方メートル)は1983年、登記名義人の孫から市に寄贈したいと申し出があり、市教育委員会が維持管理してきた。

 登記名義人と孫はすでに亡くなり、民法の規定で不動産は20年占有すると時効が発生し所有権を取得したと見なされるが、市の調査で相続人が96人いることが判明。市は所有権移転手続きのため提訴に踏み切った。認められる見通し。

2318名無しさん:2016/09/11(日) 10:00:05 ID:puwbk0BY0
USJに「純国産ホラー」登場 ハロウィーン関連イベント
2016年9月8日 19:58
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160908/20160908112.html

 大阪市の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は9日から開催する秋のハロウィーン関連イベントの詳細を8日、パーク内で発表した。日本人形が待ち構える「純国産ホラー」のアトラクションが初登場。家族連れが楽しめるイベントも用意するなど趣向を凝らし、集客増を狙う。

 10日から期間中の毎日開催する「ハロウィーン・ホラー・ナイト」では10のアトラクションをそろえた。「Jホラー・エリア」にある迷路型の「祟 TATARI」では、荒廃した村を舞台に日本人形が来場者を出迎え、「心の底からわき上がるような」(担当者)恐怖体験が味わえる。

2319名無しさん:2016/09/11(日) 10:13:33 ID:puwbk0BY0
上方落語「繁昌亭」10年…138万人笑った
2016年09月11日 09時32分
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160910-OYT1T50088.html?from=ytop_main9

 上方落語唯一の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区、216席)が15日、開場から10年を迎える。

 落語家が資金集めや運営に携わる全国的にも珍しい寄席で、上方では戦後初の常設小屋。ファンの裾野を広げ、累計入場者数は138万人に到達。落語家の数も約3割増加した。一方で、「第二の繁昌亭」構想を巡っては慎重論も出ている。

 ◆落語家自ら運営

 開場は2006年9月。上方落語協会会長の桂文枝さん(73)の先導で、大阪天満宮の隣接地を無償で借り受け、落語家や地元・天神橋筋商店街の商店主らが集めた寄付金で建設した。

 興行主が出演者を決める東京の寄席とは異なり、協会が運営に携わり、落語家自身がプログラムを組む。

 年間入場者数は、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」効果で、16万9800人に達した08年度をピークに頭打ち傾向とはいえ、この5年間は12万〜13万人で推移。集客では、東京・浅草の観光地にある浅草演芸ホールの約11万人(15年)に劣らない。

(ここまで420文字 / 残り715文字)

2016年09月11日 09時32分

2320名無しさん:2016/09/17(土) 01:26:31 ID:F.E0k.ic0
献歌句朗詠や舞楽奉納 住吉大社で「観月祭」
2016年9月16日
 中秋の名月の15日夜、大阪市住吉区の住吉大社(高井道弘宮司)で「観月祭」が厳かに執り行われた。雲間から時折、月の光が差す中、献歌句の朗詠や舞楽奉納があり、多くの参拝者が情緒ある光景に見入った。



 境内では第一本宮での神事に続いて、神職らが反橋で全国から寄せられた短歌、俳句の入選作を紹介。ススキや団子が供えられた橋上から秀作の数々を朗々と詠み上げた。

 舞楽は天王寺舞楽の伝承に務める団体「天王寺楽所雅亮会(がくそがりょうかい)」の有志が奉仕し、幕開けを飾る「振鉾(えんぶ)」をはじめ勇壮華麗な所作を披露。みやびやかな雅楽の音色と相まって見守る人々を魅了した。また「住吉踊(おどり)」奉納では同保存後援会の童女らが躍動感あふれる踊りを繰り広げ、伝統行事を盛り上げた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160916/20160916024.html

2321名無しさん:2016/09/17(土) 01:32:57 ID:F.E0k.ic0
大阪の繁昌亭が開業10周年 落語家が商店街でお練り
2016年9月15日 9:28

 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)が15日、オープンから10周年を迎え、地元の天神橋筋商店街を落語家がにぎやかに練り歩いた。



 上方落語協会会長の桂文枝さんが「あっという間の10年間。本当にありがとうございました」とあいさつした後、赤い人力車に乗り、おはやしなどと隊列を組み繁昌亭まで約2キロをお練りした。鏡開きの後、文枝さんら出演者による記念口上を含む特別公演を開催。

 大阪の落語定席は戦後、姿を消していたが、企業や市民からの寄付で2006年に約60年ぶりに復活した。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/160915/20160915028.html

2322名無しさん:2016/09/22(木) 03:40:06 ID:texUiLyI0
信繁の兜や書状 真田丸展に180点…17日から
2016年09月17日Tweet
 ◇大阪歴史博物館


 NHKで放送中の大河ドラマ「真田丸」にちなんだ展覧会「2016年NHK大河ドラマ特別展『真田丸』」(読売新聞社など主催)の開会式が16日、大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開かれた。

 ドラマの主人公・真田信繁(幸村)が使っていたとされる兜(かぶと)など真田家ゆかりの品々や、信繁を「日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)」と評した書状など国宝、重要文化財を含む計約180点を会期中に展示する。

 開会式で、同博物館の栄原永遠男館長が「信繁の第二の故郷といえる大阪に全国からゆかりの品々が集まった。楽しんでほしい」とあいさつ。テープカットに続き、内覧会が行われた。

 一般公開は17日〜11月6日(火曜日休館)。一般1300円など。問い合わせは同博物館(06・6946・5728)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160916-OYTNT50313.html

2323名無しさん:2016/09/22(木) 03:51:24 ID:texUiLyI0
枚方の「お台場」一般開放…史跡公園化
2016年09月16日Tweet
 ◇勝海舟設計、17日説明会

 国内唯一の河川砲台跡地「楠葉台場跡」(枚方市)の暫定的な史跡公園整備が終わり、枚方市は今月から一般開放を始めた。周辺は植栽が施され、当時の堀や土塁、番所の位置をしのぶことができる。明治期に消えた幻の要塞・大阪の「お台場」が復活し、17日に現地で説明会が開かれる。

 大阪から京都につながる淀川を上る外国船を大砲で攻撃する名目で、勝海舟が設計した。南側と西側の突出部に砲台3基を備え、北海道函館市の五稜郭と同じ西洋式の築城技術が採用され、1865年に完工した。ただ実際には、長州藩士ら尊皇攘夷派の京都入りを阻止する関門の役割だったとする考え方が有力という。

 戊辰戦争の舞台にもなったが、明治以降は民間に払い下げられ、田畑になっていた。京都で見つかった設計図を参考に枚方市教委が2008年から発掘調査を進め、堀や石垣の一部が出土。大坂と京都を結ぶ京街道を台場内に引き込んだ跡なども見つかった。幕末の政治、軍事状況を把握する上で重要と評価され、11年に約3・1ヘクタールが国史跡になった。

 市文化財課は「迫る山を望む景観を含めて、台場跡地を感じてほしい」としている。説明会は17日午前11時、午後1時の2回。いずれも30分程度で、集合は史跡南側。事前申し込みは不要で参加無料。問い合わせは同課(050・7105・8058)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160915-OYTNT50351.html?from=yartcl_blist

2324名無しさん:2016/09/23(金) 03:53:55 ID:YY9JakGI0
大和政権の影響及ぶ?「池田茶臼山」4世紀の前方後円墳と判明

 大阪府池田市教育委員会は22日までに、同市五月丘にある池田茶臼山古墳(4世紀半ば、古墳時代前期)が、前方後円墳であることが確定したと発表した。前方後円墳の発祥地とされる奈良盆地東南部にあったとされる大和政権の影響が、この時期には大阪府北西部に及んでいたと推定できるという。

 以前の測量調査で、前方後円墳と考えられていたが、今回の発掘で前方部と後円部との境界の「くびれ部」で葺石を見つけ、改めて前方後円墳だったことを確認した。また前方部は細長く、前期古墳に特徴的な「柄鏡式」と呼ばれるタイプだったことも分かった。円筒埴輪の破片も出土、全長は想定されていた62メートルよりも短い57メートルだった。

 市教委によると、大阪府北西部を流れる猪名川左岸で最も早く築造された首長墳の一つと考えられている。

 現地説明会は24日午後1〜3時。

http://www.sankei.com/west/news/160922/wst1609220037-n1.html

2325名無しさん:2016/09/25(日) 18:19:18 ID:MLQWHo7E0
http://mainichi.jp/ch160935223i/%E5%A4%A7%E5%9D%82%E3%81%AE%E9%99%A3
大坂の陣 迫真ルポ 秀頼が裏切り者を城壁から突き落とす
毎日新聞2016年9月21日 21時25分(最終更新 9月23日 12時23分)

駐日オランダ人の書簡 初確認

 徳川家康が豊臣家を滅ぼした大坂の陣(1614〜15年)について、駐日オランダ人が書き残した文書がオランダ・ハーグ国立文書館で確認された。国際日本文化研究センター(日文研)=京都市西京区=が21日、発表した。追い詰められた豊臣秀頼が寝返ろうとする大名を城壁から突き落としたなどと記されており、専門家は「大坂の陣の様子がうかがえる貴重な史料だ」と話している。

<まんがで解説>大坂の陣から400年 http://mainichi.jp/sumamachi/news.html?cid=20150517mul00m04000400sc

 オランダ東インド会社が日本での外交・貿易活動拠点としていた「平戸オランダ商館」の書簡で、一部は既に和訳されているが、09〜33年に書かれた約520点について日文研が現地の大学と共同で新たに調査していた。

 大坂の陣について書かれた文書は、豊臣家が滅亡した夏の陣の約1週間後、同社社員が長崎の平戸オランダ商館長あてに記していた。大坂城の落城直後、大坂などで大名の家臣や商人などから聞き取った情報を基にまとめたとみられる。「秀頼の数人の大名が、赦免が得られると考え、皇帝(徳川家康)側に寝返るために城に火を付けたが、彼らは逃げる前に秀頼によって、その場で(城壁から)落とされて死んだ。また、その火事を消すことは不可能であったため、戦う勇気を失っていた秀頼と他の大名たちは切腹し、それによって皇帝は(中略)城を奪還した。(中略)秀頼の家臣のうち兵士やその他の者約1万人が死んだ」などと書かれている。

 大阪城天守閣(大阪市)の跡部信・主任学芸員は「秀頼の家臣が裏切ったという記述は他の文献にもあるが、城壁から落としたという記述は見たことがない。外国人の目を通した客観的な記述という点でも意味がある」と評価する。調査にあたった日文研のフレデリック・クレインス准教授(日欧交流史)は「研究を進め、更に当時の日本の様子を明らかにしたい」と話している。【宮川佐知子】

2326名無しさん:2016/09/28(水) 04:53:49 ID:HspMmVCw0
木津市場の”恩人”に感謝 篠山神社例祭
2016年9月27日
 江戸期に現在の大阪木津卸売市場(大阪市浪速区)の礎を築いた大坂代官・篠山景義の偉業をたたえる例祭が26日、同区の難波八阪神社(粟辻勲宮司)境内社の篠山神社で執り行われた。多くの市場関係者や氏子衆が参列し、祭壇に手を合わせ市場の原点を顧みた。


篠山神社前で神楽を奉納するみこ=26日午前、大阪市浪速区の難波八阪神社

 当時の大坂では天神橋-天満橋にあった天満青物市場のみが幕府官許の市場だったが、木津・難波の住民が地元での青物の市場開場の公認を願い出たところ、篠山代官の尽力によって開設が認められた。生活が安定し、地域が発展したことで住民たちが篠山代官に感謝し、生き神として祭ったのが同神社の起源とされる。

 神事では粟辻宮司による祝詞奏上に続き、みこが神楽を奉納。参列者が玉串を次々と奉納した。

 大阪木津市場の桑原浩社長(55)は「毎年お参りするたび原点に戻るような気持ち。心新たにする大変意義のある例祭」と話していた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160927/20160927034.html

2327名無しさん:2016/09/29(木) 03:47:12 ID:96QpRtrQ0
よみがえる極彩色・・・加賀田神社
2016年09月24日Tweet
 ◇本殿の保存修理完了

 河内長野市加賀田にある市指定文化財「加賀田神社本殿」で、塗られていた色を復活させるため、2014年度から続いていた修理が終わり、23日、報道関係者らに公開された。本殿には、明治時代に海外から持ち込まれた青や緑の独特な顔料が使われていたことがわかり、今回の修復で鮮やかな極彩色がよみがえった。(戸田聡)

 本殿は1703年(元禄16年)の建立とされる。剥落が目立ってきたため、神社側が調査。工事時期などを記した棟札が2枚見つかり、本殿は1720年(享保5年)に彩色され、1882年(明治15年)に塗り直されたことがわかった。

 さらに、本殿の壁面に描かれていた馬や花鳥の絵には、エメラルドグリーンやプルシアンブルーなど、舶来の合成顔料が使われていることも判明。明るく派手な色合いが特徴で、当時の極彩色をとどめている建物は珍しいという。市文化財保護審議会が、現状を維持して保存することを決め、修理は3年に及んでいた。

 当時の色が残っているのは全体の3割程度で、にかわで固めるなどし、剥落を防ぐ措置を講じたという。 色が欠けていた部分は、文様を復元した上で、当時と同じ顔料で補色した。

 1882年の棟札には、「大和国宇智郡二見村(現在の奈良県五條市二見周辺)」「絵師ノ」「大西安太郎」と絵師の名前もあった。修理を担当した天野山文化遺産研究所の山内章代表理事は「二見の絵師は、奈良や和歌山の神社でも活躍したのではないか」と推測する。

 修復を終え、加賀田神社の田中義光宮司は「神社を支えてきた人たちの思いに応える機会に巡り合えて、うれしい」と話している。

 同神社では24日夜、ご神体を本殿に戻す遷座祭が行われる。

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160924-OYTNT50003.html

2328名無しさん:2016/09/29(木) 04:15:11 ID:96QpRtrQ0
空襲耐えた「手水舎」修復…堺・開口神社
2016年09月28日Tweet
 ◇夏の陣で焼失・再建


 堺市堺区甲斐町東の開口(あぐち)神社で、参拝者が手などを清める「手水(てみず)舎」の修復工事が完了した。1615年の大坂夏の陣で焼失した後に再建され、歴史を刻んできたが、老朽化が進んでいた。

 同神社は約1800年前に建立されたとされ、大坂夏の陣で全焼。手水舎は江戸時代に再建され、1945年の堺空襲の被害もまぬがれた。しかし近年、屋根材の腐食で雨水が漏れ、柱の一部が欠けるなど傷みが目立つようになり、同神社が修復・保存を決めた。

 寄付などで500万円が集まり、今年3〜7月に工事を実施。使用可能な部材は残し、張り替えた屋根板などは古びた感じに着色し、違和感のないようにした。

 三上尚嘉宮司は「手水舎は長年参拝者を迎えてきたので、地元の宝として守っていきたい。よみがえった姿を見て堺の歴史に思いをはせてもらえたら」と話す。

 修復を記念し、同神社は「戦前の開口神社周辺のにぎわいについて」をテーマにした講演会を29日午後7時から開く。無料で申し込み不要。問い合わせは同神社(072・221・0171)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160927-OYTNT50288.html

2329名無しさん:2016/10/05(水) 05:01:19 ID:FMR0Woyw0
来場者を魅了 大阪天満宮で神社婚フェス
2016年10月3日
 「神社婚フェス」が2日、大阪市北区の大阪天満宮で開かれた。華やかな着物やドレスに身を包んだモデルが特設のランウエーを歩き、来場者を魅了した。


ショーで華やかな和装を披露するモデルら=2日午後、大阪市北区の大阪天満宮

 大阪天満宮が神前式を身近に感じてもらおうと初めて企画した。同所では挙式と披露宴のセットが年間で350件以上、行われているという。

 イベントでは、境内に設置された特設会場の長さ6メートルほどのランウエーを、10人ほどのモデルが練り歩いた。赤色や金色の色彩豊かな色打ち掛けをはじめ、純白のウエディングドレス、かわいらしいピンク色や大人の雰囲気が漂う紺色のイブニングドレスを披露した。

 このほか、「天神天満花娘」による野だてや、津軽三味線の演奏など多彩な催しも行われ、多くの来場者が楽しんでいた。

 天満宮会館の婚礼受付担当者は「人生の節目の結婚を伝統のある神前式で行うことは魅力」と話した。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/161003/20161003035.html

2330名無しさん:2016/10/06(木) 21:45:35 ID:PrrArDrw0
岡本太郎さん「太陽の塔」内部公開 耐震化工事を前に
更新:10/06 13:58
http://www.mbs.jp/news/kansai/20161006/00000035.shtml
.
 1970年に大阪で開かれた万博のシンボル「太陽の塔」が、今月末から耐震化工事を始めるのを前に、報道陣向けに内部が公開されました。

 芸術家の岡本太郎さんがデザインした大阪万博のシンボルである「太陽の塔」。塔の内部は万博の閉会後、非公開とされてきましたが、今月末から耐震化工事が始まることになり、大阪府は6日、報道陣向けに内部の様子を公開しました。中には高さ41メートルのオブジェ「生命の樹」やマグマをイメージした壁が、当時の姿をとどめています。

 大阪府は今月末に一般向けの内覧会を予定していますが、500人の定員に対し約8万人の応募が殺到するほどの人気ぶりをみせています。太陽の塔は耐震化工事を経て2018年3月から内部が一般公開される予定です。

2331名無しさん:2016/10/10(月) 20:47:21 ID:/BY30Yd60
http://www.sankei.com/west/news/161010/wst1610100048-n1.html

 本紙「正論」欄執筆メンバーで軍事ジャーナリストの井上和彦氏と、元海軍パイロット2人によるトークライブ「大東亜戦争を語り継ぐ会」(主催・産経新聞月刊「正論」、協賛・大阪冶金興業)が10日、大阪市北区の大阪市中央公会堂で開かれた。
 出演したのは、終戦直前の昭和19年に本土防空戦の切り札として編成された精鋭部隊「第343海軍航空隊(通称「剣部隊」)のパイロット、本田稔氏と笠井智一氏。
 井上氏は「命をかけて母国を守った2人の証言を、ぜひとも胸に納めてください」と訴えた。ラバウル航空隊などに所属し、最前線で米軍機と闘った“撃墜王”こと本田氏は、今の日本について「自信をもって自分の主張をはっきりと出してもらいたい」と話した。
 また、特攻隊の直掩任務(=敵の攻撃から特攻機を守る任務)で同期の最後の勇姿を見届けてきた“エースパイロット”こと笠井氏は、「同期も私も、日本の空を守るという気持ちしかなかった」と話した。

2332名無しさん:2016/10/15(土) 22:29:55 ID:7Xt26Bio0
片桐且元が西本願寺宗主に宛てた書状発見
更新:10/15 08:27
http://www.mbs.jp/news/kansai/20161015/00000010.shtml
.
 大坂冬の陣で、徳川方の武将・片桐且元が豊臣方と近く和睦が成立すると、西本願寺の宗主に送った書状が発見されました。

 東京都内の古書店で今年6月に見つかった1枚の書状。これは、慶長19年(1614年)12月18日に大坂冬の陣で徳川方の武将として活躍した片桐且元が、西本願寺の宗主に送った手紙です。手紙には、豊臣方が徳川方に謝罪の意思を伝え和睦が進んでいることや、視察に訪れた徳川秀忠の機嫌が良かったことなどが記されています。豊臣方と友好関係にあった西本願寺が、かつて豊臣家に仕え親交のあった且元を通じて、戦況を見極めようとしたと考えられます。

「近日に和議が成るだろうという、見通しまで且元はちゃんと付けていますから、おそらく相当(徳川方は)強気な交渉をしていたんだと思われます」(本願寺史料研究所 大喜直彦上席研究員)

 書状は龍谷大学大宮図書館で今月21日まで公開されています。

2333名無しさん:2016/10/15(土) 22:52:57 ID:7Xt26Bio0
文楽人形が東京・浅草でお練り 屋外公演の成功を祈願
2016年10月14日 14:50

 組み立て式舞台で全国各地を巡り、人形浄瑠璃文楽の魅力を発信するプロジェクト「にっぽん文楽」の東京・浅草公演の開幕に先立ち、出演者らが14日、文楽人形と共に雷門から浅草寺本堂までを華やかに練り歩いた。



 文楽人形遣いの吉田和生さん、吉田玉男さんらが「お練り」に参加、本堂では今公演の成功を祈願。木やりの声と共に隊列が仲見世を練り歩くと、沿道にいた観光客らは「きれい」「かわいい」などと声を上げた。主催者によると、歌舞伎の襲名披露などで見られるお練りを、文楽で行うのは珍しいという。

 公演は日本財団の主催で、15日から18日まで浅草寺境内で開催する。


http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/161014/20161014068.html

2334名無しさん:2016/10/24(月) 00:19:08 ID:fPgLDL2U0
「真田丸」展が5万人突破 大阪歴史博物館
大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開催中の「2016年NHK大河ドラマ特別展 真田丸」の入場者数が23日、5万人を突破した。

 5万人目となった兵庫県西宮市の小学3年生、寺下凉介君(9)は両親と兄の4人で来場。一家は伊藤広之副館長から図録や関連グッズなどを贈られた。

 この日の朝、一家で録画していた大河ドラマを見て、舞台となる大阪城の見学を思い立ち、併せて特別展に立ち寄ったという。凉介君は「幸村(主人公の真田信繁)が好き。賢くて強い」と照れながら話した。

 特別展は信繁ゆかりの品などを展示しており、11月6日まで。展示品は期間中に入れ替えがあり、現在は大坂の陣での信繁の勇猛な戦いぶりを「真田日本一の兵」などと評した内容を含む文書も展示されている。

.http://www.sankei.com/west/news/161023/wst1610230041-n1.html

2335名無しさん:2016/10/28(金) 08:16:43 ID:Mii5n1..0
大阪市で近代建築見学会、安藤忠雄氏設計の住宅公開
2016/10/28
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO08879490X21C16A0LDA000/

 普段立ち入れない大阪市内の近代建築76件の内部を見学できる「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2016」が11月5、6日に開かれる。今年は建築家、安藤忠雄氏の住宅作品「日本橋の家」が初公開される。

 市や企業、大学などで構成する実行委員会が開催する。

 日本橋の家は間口2.9メートルしかない細長い住宅で、2階から4階までの吹き抜けの居間が見ものだ。大阪府庁本館、中之島ダイビルを含む11件が初登場する。このイベントの先輩格で、ロンドンで1992年から建物を公開してきた「オープンハウスロンドン」の創始者、ヴィクトリア・ソーントン氏を招いたシンポジウムも6日午後4時半から開かれる。

 同イベントは14年から始まり、再開発などで失われていく大阪の貴重な近代建築を見直す契機になっている。


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