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大阪の歴史、伝統文化に関するスレ02
2307
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 17:24:06 ID:kD/uDf2s0
伝統芸能「かっぽれ」後世に 普及へ教室開講
2016年8月10日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160810/20160810050.html
滑稽な踊りとして親しまれている「かっぽれ」。その伝承・普及活動に取り組んでいる桜川梅后さん(54)=大阪市浪速区敷津西=は東京から大阪に移住したのをきっかけに先月、カルチャー教室「梅后流かっぽれ」をなんばカルチャービル(浪速区難波中)で開講した。
かっぽれは、大衆文化を代表する日本の伝統芸能として関心が高まっており、桜川さんは「3代目家元として、母(宗家で初代家元)が築き上げた梅后流かっぽれの種を大阪でまき続けたい」と張り切っている。
かっぽれは、大阪・住吉大社の御田植え神事の住吉踊りが起源とされ、江戸時代に伊勢神宮(三重県)の参拝者を前に街道で披露する大道芸として広まっていった、という。
その後、江戸に伝わり、三味線伴奏に乗せて「かっぽれ、かっぽれ」のおはやしに合わせて踊る現在のスタイルが形成され、明治になってお座敷芸の余興として評判を呼んだ。
桜川さんは母でもある初代桜川梅后さん(1998年に文部大臣表彰、故人)のそばで幼少期から、かっぽれに親しみ、「母とそっくり」といわれる芸を習得。「座敷芸であるかっぽれを、パレードのできる大道芸としても発展させたい」という母の思いを形にしていった。
浴衣に鉢巻きを締めた粋なスタイルで、老若男女が踊る、かっぽれは、「見ても、踊っても楽しい」と人気を集め、桜川さんは踊り手の中心的存在として、全国各地のイベントに参加。アメリカ、ヨーロッパ各国で開かれる日本文化紹介イベントにも出演している。
教室はこれまで関東地区を中心に開講。かっぽれを踊る愛好者は全国で4千人といわれているが、大阪での普及はこれから。「基礎を作り上げた初代家元の娘として、かっぽれの楽しさをできるだけたくさんの人に味わってもらえるよう、汗を流していきたい」と目を輝かせている。
「梅后流かっぽれ」は毎週金曜日の午後0時半から同2時まで開講。問い合わせは電話06(6645)1236、なんばカルチャービル。
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