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南米ニュース 14

1taro:2022/03/10(木) 05:19:27
南米ニュースの14です

53taro:2022/04/22(金) 04:56:53
 結果的に、軍特殊部隊による人質救出作戦が成功したことで、国民に支持されたのはフジモリ氏だった。スルモント氏は「作戦は世界的に評価され、フジモリ氏の政権基盤は強化された」と語る。

 一方で、事件後も格差は残った。3選を狙うフジモリ氏の政策から貧困対策は抜け落ち、以降の歴代政権も新自由主義路線を踏襲。00年代には中国の経済成長に伴いペルーの主要産品である銅の需要が伸び、高い経済成長を遂げたが、効果的な再分配政策は打ち出されなかった。

 調査会社イプソスによると、21年の世帯収入別の割合は、平均月収1万2647ソル(約43万6600円)の層が1%、同6135ソルの層が9%、1242〜3184ソルの層が90%。それぞれ1%、4%、95%だった03年と比べても、低収入層が圧倒的に多い状況は変わっていない。

 日本大使公邸占拠事件で5日間、人質となった京都大の村上勇介教授(ラテンアメリカ政治)は「ペルーでは伝統的に各政党が支持者らとの利害関係で動く傾向が強い」と指摘した上で、「どの政権も自分たちの利益を優先し、社会全体に還元しようという考えに至らないことが、貧困と格差の問題が改善されない大きな原因だ」と強調する。

 フジモリ氏は00年に連続3選を果たしたが、側近の野党買収疑惑が発覚して失脚。10年には大統領在任中の軍による市民虐殺事件に関与したとして禁錮25年の判決が確定し、収監された。18年1月に高齢や病気を理由とした恩赦で釈放されたが、9カ月後に恩赦が取り消され、再び収監された。スルモント氏は「フジモリ氏は強い指導力を発揮したが、今では人権侵害などのイメージが強く、強権的な政治家と見られている」と話す。

 在ペルー日本大使館によると、事件の舞台となった日本大使公邸は解体され、現在も更地のままになっている。米国務省が01年にMRTAの外国テロ組織の指定を解除するなど、左翼ゲリラは退潮した。だが、村上氏は「格差と貧困の構造を根本的に変えなければ、反政府武装組織が再び台頭する恐れがある」と警鐘を鳴らす。【サンパウロ中村聡也】

 ◇ペルー日本大使公邸占拠事件

 1996年12月17日夜に発生。左翼ゲリラ「トゥパク・アマル革命運動(MRTA)」の武装グループ14人が、天皇誕生日を祝うパーティー中だった首都リマの日本大使公邸を襲撃。600人を人質に立てこもり、服役中の仲間の釈放を求めた。フジモリ政権は要求を拒否し、事件は長期化。97年4月22日、軍特殊部隊がひそかに掘った複数のトンネルを使って公邸に突入し、人質として残っていた72人のうち、日本人24人を含む71人を救出した。MRTA側は14人全員が射殺された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56cd59fac650992d1b96f679b728d9d8173b9b33

54taro:2022/04/23(土) 05:09:42
リンコン氏で4人目、悲劇の最期迎えたコロンビア「黄金世代」

【4月21日 AFP】交通事故が原因で13日に死去したサッカー元コロンビア代表MFのフレディ・リンコン(Freddy Rincon)氏。これで、ショッキングな形でこの世を去った1990年代前半のコロンビアサッカー「黄金世代」は4人となった。

 リンコン氏の前には、DFのアンドレス・エスコバル(Andres Escobar)氏とFWのアルベイロ・ウスリアガ(Albeiro Usuriaga)氏がそれぞれ1994年と2004年に射殺され、2002年にはMFのエルマン・ガビリア(Herman Gaviria)氏が練習中に落雷に遭って命を落とした。



 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)やイタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)でもプレーしたリンコン氏は、コロンビア西部カリ(Cali)で乗っていた乗用車とバスが衝突する事故に遭い、55歳で死去した。16日には葬儀が執り行われ、多くの人がその死を悼んだ。

 同氏を含めたコロンビア最初の黄金世代は、1990年のW杯(World Cup)イタリア大会で28年ぶりの本大会出場を果たし、4年後の米国大会でも予選を突破した。1993年秋にはアルゼンチンを5-0で粉砕し、優勝候補の一角との呼び声も高かった。

 ところが結果はグループステージ敗退。その失敗がエスコバル氏の悲劇につながった。非の打ち所がない振る舞いから「紳士」の愛称で呼ばれたエスコバル氏は、母国に戻ってから数日後、メデジン(Medellin)のバーを出たところで麻薬の売人に撃たれ、27歳の若さで亡くなった。

 動機はエスコバル氏がW杯でオウンゴールを献上したことへの報復とみられており、コロンビアの敗戦で多額を賭けていたカルテルが大きな損失を被ったとのうわさが広まった。当時のメデジンでは、麻薬取引をめぐる暴力が横行していた。

 2004年2月には、当時37歳のウスリアガ氏が、カリの自宅近くにあるナイトクラブで銃弾7発を浴び、命を落とした。当局は痴情のもつれと断定した。

 ガビリア氏は32歳のとき、所属していたデポルティボ・カリ(Deportivo Cali)での練習中に雷に打たれて死亡した。

 黄金世代の他の面々も、波乱の人生を歩んでいる。

 現在55歳になる守護神のレネ・イギータ(Rene Higuita)氏は、女性誘拐事件で身柄の解放に関わり違法に金銭を受け取ったとして、1993年末から1994年1月にかけて投獄された。しかしその後、潔白が証明された。

 リンコン氏もおりの中での生活を経験しており、2007年にパナマの要請で逮捕された。パナマは当時、薬物関連のマネーロンダリング(資金洗浄)に関わった疑いでリンコン氏を捜査していた。リンコン氏はブラジルで収監されたが、数か月後に釈放されて無罪となった。

 アメリカ・デ・カリ(America de Cali)でリンコン氏とチームメートだったアントニー・デ・アビラ(Anthony de Avila)氏も、麻薬取引の罪で昨年末からイタリアで収監されている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3401151?cx_part=common_focus

55taro:2022/04/24(日) 04:47:17
ペルー日本大使公邸占拠事件、解決25年で式典

ペルーの日本大使公邸占拠事件の解決から25年を迎えた22日、首都リマの陸軍施設にある公邸の原寸大レプリカの前で軍主催の記念式典が行われ、出席したカスティジョ大統領らが犠牲者を追悼した。

式典には片山和之・駐ペルー日本大使や人質となった元軍関係者ら、救出作戦に参加した軍特殊部隊メンバーも出席。カスティジョ氏はあいさつで、救出作戦の成功が「全ての国民の記憶に残る画期的な出来事であり、世界で最も成功した作戦の一つに携わった国軍に深く感謝する」と述べた。

事件は1996年12月、武装した左翼ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の14人が天皇誕生日の祝宴中だった公邸を占拠。軍特殊部隊が97年4月22日、地下に掘ったトンネルから急襲して人質71人を救出したが、人質1人と隊員2人、ゲリラ全員が死亡した。

公邸のレプリカは事件発生後に軍が建設し、人質救出訓練を実施。現在は事件を紹介する博物館として公開されている。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220423-47JJ2N72PJIWLLQLGD4SH4DBMQ/

56taro:2022/04/27(水) 05:03:50
コロンビア、屋内マスク義務を来月から一部撤廃 非常事態は延長

[ボゴタ 25日 ロイター] - コロンビアのドゥケ大統領は25日、5月1日から屋内でのマスク着用義務を一部撤廃すると発表した。輸送機関や医療施設、学校での着用義務は継続する。

保健省によると、国内の新型コロナウイルス感染者は累計で600万人余り、死者は13万9778人。現在治療中の患者は3000人弱。

ドゥケ大統領は「5月1日から屋内でのマスク着用義務を撤廃する」と述べたが、介護施設、病院や診療所、公共輸送機関、教育施設の屋内部分での着用義務は継続すると説明した。

また、規制緩和が可能なのはワクチン接種完了率が人口の少なくとも70%、追加接種(ブースター接種)の完了率が少なくとも40%に達している自治体に限ると述べた。

コロンビアへの渡航者については、ワクチン接種が完了していない場合、到着72時間前のPCR検査または同48時間前の抗原検査で陰性を証明する義務があるとした。

5月1日以降、バーやレストラン、大規模イベントでワクチン接種証明書を提示する義務を撤廃。一方、2020年に発動された衛生非常事態宣言期間は6月末までさらに2カ月延長されるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a9edd4ac2864978d8538cce52ed1696461adcfa

57taro:2022/04/28(木) 05:14:59
航空管制官の給与は大統領より高額?ペルーで賃上げスト、批判が殺到

 南米ペルーで航空管制官らが賃上げを求めてストライキを起こしたが、給与が超高額だったことから、逆に批判を浴びている。管制官の最高額の給与は、大統領給与の数倍にも達するという。

 現地メディアによると、空港で航空機に指示を出す航空管制官の労働組合が14日、賃上げや職場環境の改善などを求めてストを起こした。人員が少ないため、時には24時間勤務となる長時間労働の是正も求めた。

 だが、ペルーの有名番組「プント・フィナル」が24日、管制官の給与額を暴露した。管制官の月収は約1万ソル(約34万円)だが、最高で6万ソル(約200万円)に達するという。長時間労働による残業代やボーナス代などを加えた額だが、中央銀行総裁(4万2千ソル)や大統領(1万6千ソル)よりも高額になることもあるとした。

 CEICデータ社によると、ペルーの平均月収は1638ソル。SNS上では「ストは労働者の権利を乱用しているし、国のイメージを悪化させる」「自分も管制官になりたい」「我々は組合の被害者だ」などと、組合を批判する声が多く投稿された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f446ace0dd9fa6cf3ca425d321dea39983faf3f

58taro:2022/04/29(金) 05:14:45
南米コロンビアの川でくさい泡が大量発生、風にあおられ一部が町に到達

南米コロンビアの首都ボゴタ近郊の川で不快なにおいがする泡が大量に発生し、一部が川沿いの町にまで押し寄せて住民を悩ませている。

地元当局によるとバルシラス川に浮かぶこの泡は、川に廃棄される洗剤が原因だという。近隣の住民は、泡は単なる石鹸とは違い腐食性があり、地域に深刻な影響を与えていると訴えている。

地元の商店主ルイス・ロメロさんは泡が出てくるたびに、不快なにおいで客足が遠のくと不満を漏らす。
「健康への影響が問題だ。泡はあらゆるものに影響する。例えばドアに付着すると、全体が腐ってしまう。近所で売っている食べ物にどれだけ悪いことか」

また住民のガルソンさんは泡の出現以来、健康が悪化したと証言。
「肺の調子が悪くなった。吸入器を使わなければならない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/85fe7f71547a7997d7e6fee153c5b912e0b04b90

59taro:2022/05/01(日) 04:44:34
【今日の1枚】晴れ舞台はマストの上、ペルーで海軍演習

【AFP=時事】ペルー・リマ湾(Lima Bay)を航行するペルー海軍の4本マストの練習帆船「BAPウニオン(Union)」。ペルーの他、ブラジル、エクアドル、ウルグアイの帆船が参加する海軍イベント「ベラス・ラティーノアメリカ(Velas Latinoamerica)2022」に参加する。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/150222393ef4befc576baed2f4b83b8ec2cf5b39

60taro:2022/05/03(火) 04:49:10
「コロンビアが新訓練機に韓国製選択…6億ドルの輸出迫る」

韓国型軽攻撃機FA50のコロンビア向け輸出契約が差し迫ったことがわかった。米国の軍事専門メディア「ディフェンスニュース」とスペインの「インフォデフェンサ」などによると、コロンビア空軍は新型訓練機事業の機種として韓国航空宇宙産業(KAI)の高等訓練機T50とFA50を事実上確定した。コロンビア空軍は40年以上にわたり運用してきた訓練機A37Bの代替機をめぐり、KAIのT50とFA50、イタリアのアレーニア・アエルマッキのM346をめぐり天秤にかけてきた。

ディフェンスニュースはコロンビア空軍が契約関連交渉について否定したが、匿名の消息筋はコロンビア政府が空軍のT50・FA50選定を承認したと明らかにした。コロンビア空軍が保有するイスラエル製戦闘機のクフィルが退役した後の戦力空白まで埋めようとした契約だ。

輸出規模はT50とFA50を混ぜて最小20機、6億ドル規模とディフェンスニュースは伝えた。インフォデフェンサは韓国が契約締結の見返りとして哨戒艦とヘリコプターの供与を提案したと報道した。

T50は最高速度マッハ1.5の高等訓練機だ。FA50はT50を基盤に作られた軽攻撃機だ。20ミリメートル機関砲を装備し、空対空・空対地ミサイルと爆弾を搭載できる。契約が決まればコロンビアはインドネシア(22機)、フィリピン(12機)、イラク(24機)、タイ(14機)に次いで6番目のT50・FA50輸出対象国になる。

コロンビアは韓国戦争(朝鮮戦争)当時1個大隊を派兵した国連軍参戦国だ。韓国は2012年に艦対艦ミサイル「ヘソン」をコロンビアに輸出し、海軍で退役した哨戒艦「安養(アンヤン)」と「益山(イクサン)」を供与した。KAIのFA50はマレーシアの軽攻撃機・訓練機事業にも参加している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ae62ea6db560198de552d253fe2229b7630f753

61taro:2022/05/04(水) 04:34:45
アングル:「緑」が贅沢品に、長期の干ばつでチリ首都の景観一変

[サンティアゴ 26日 ロイター] - チリの首都サンティアゴ。この街では、芝生が貴重な贅沢品になりつつある。10年にわたって干ばつが続き、市当局が水の使用を制限する緊急措置を導入せざるをえなくなったからだ。当局や造園業者は、青々と葉を茂らせる植物を乾燥に強い品種に植え替えている。

アンデス山系に位置し、銅と食料の一大産地であるチリは、今年で13年目という長期の干ばつに見舞われている。そして、約600万人が暮らすサンティアゴの変貌は、乾燥化と気候変動に適応せざるをえない現状を浮き彫りにしている。

市内の高所得層向け地区で緑地管理部門を担当するバレンシア・ベガ氏は、「サンティアゴで行われている造園作業は、何年も前に地中海性気候に合わせて組み立てたものだ。今では半砂漠気候だ。かつてのように水を無駄づかいすることはできない」と、説明する。

今月初め、チリは首都に給水制限計画を発表した。500年近くに及ぶサンティアゴの歴史で初めてのことだ。計画は、水圧制限に始まり輪番制の部分断水に至る4段階の警報システムとなっている。

ベガ氏が担当する地区では、地方自治体が、これまで緑地だった一般の道路や幹線道路脇のスペースを、ほとんど水を消費せず点滴かんがいで育つ植物を中心とした持続可能な庭園に変えていく計画を立てている。

「これまでの造園手法に比べて、水の消費量を約90%節約できる」とベガ氏は言う。

市内には格差もある。富裕層が暮らす地域では緑豊かな草地や葉を茂らせた並木道もあるが、それ以外の地区ではそうした風景はめったに見られない。とはいえ、在来種の植生の活用や、水の無駄遣いを減らす新しいかんがい手法の採用といった変化はどの地区でも取り入れている。

経済学を専攻するアラチェリー・ロドリゲスさん(26)は、サンティアゴ北西部の低・中所得地域であるプダウエルで暮らしている。

「私が暮らしているあたりでは、近所に公園も緑地もない。水をやらないといけないようなものはほとんどない」とロドリゲスさん。「水を無駄遣いしないようにしている。私たちには自制心がある」

<雨の多いロンドンではない>

チリ大学で水管理を研究するロドリゴ・フュスター氏は、アンデス山脈付近の気候が乾燥化し、降雨や降雪の減少に伴ってサンティアゴ市内に流入する川の水量も減ったため、市民らは水の使い方を改める必要に迫られた、と説明する。

「水の消費量を減らす余地はたくさんある」とフュスター氏。「サンティアゴのように気候の乾燥化が進んでいる都市では、芝生のために水を使うことは受け入れがたい。ここはロンドンではないのだから」

サンティアゴの都市公園にはマイポ川とマポチョ川から運河で水を引いているが、水量は平年の8割減だ。公園の管理担当者は、漏水箇所を修理し、かんがいシステムを更新し、在来種を中心とした乾燥気候への適性が高い樹木の森を育てている。

都市公園の副園長であるエデュアルド・ビヤロボス氏は、「干ばつはあらゆる人に打撃を与えている」と語り、水を節約するために日常的な習慣における「パラダイムシフト」が求められている、と指摘する。

ビヤロボス氏によれば、公園や市内の各所で合計5ヘクタールの芝生が廃止されたという。これによって、1回の給水サイクル当たり30万リットルの水が節約されている。

こうした変化に対して、住民の賛否は分かれている。新たに導入された景観は岩山同然だという人もいれば、これもまた時間が経てば美しくなるという意見もある。

ディナ・ロブレスさんの自宅の庭は持続可能性を考えて作られている。ある午後に訪れると、庭は低木や色彩豊かな花々で埋まり、穂をつけた背の低い草が午後の微風に揺れていた。近くの植物からはミントやローズマリーの香りが漂ってきた。

「近所の人は、花が咲くと思ったのに石ころばかりと言って植え替えを嘆いていた」とロブレスさんは笑いながら言う。自宅近くの植物が花を咲かせるまでには3カ月かかったと言う。

「ようやく、紫や青の色合いの花が一斉に花開いた。とても美しい」

(Natalia A. Ramos Miranda記者、翻訳:エァクレーレン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bce2a776f6c1cf00f0a1102d0b35565e888f381

62taro:2022/05/05(木) 06:33:44
マラドーナ氏「神の手」ユニに11億円 スポーツ競売で最高額
【5月5日AFP】サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、故ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が1986年W杯メキシコ大会(1986 World Cup)のイングランド戦で「神の手ゴール」を決めた際に着用していたユニホームが、スポーツ関連の品として史上最高額の714万2500ポンド(約11億6000万円)で落札された。競売大手サザビーズ(Sotheby’s)が4日、発表した。

 競売は先月20日に始まり、4日朝に終了。サザビーズによると、7人による入札があった。同社は「競売史上、最も注目を集めたサッカーユニホームとも言える」としている。

 このユニホームは元イングランド代表のスティーブ・ホッジ(Steve Hodge)氏が所有していたもの。同氏は86年のW杯で、イングランドがアルゼンチンに敗れた準々決勝後、マラドーナ氏とユニホームを交換したとされる。

 だがマラドーナ氏の娘は競売に先立ち、ユニホームはマラドーナ氏がゴールを決めた後半ではなく、得点の生まれなかった前半に着ていたものだと主張。これに対しサザビーズは、ユニホームは本物だと反論していた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3403290?cx_part=top_topstory&cx_position=5

63taro:2022/05/07(土) 04:40:01
ラテンアメリカの左派政権続出は不安要因か
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc06eaa783d7a98941120139748f8f84d4eea88

 ラテンアメリカにおいて左派政権の成立が続くことによる地域の左傾化の現象を、「ピンク・タイド」と称する。「共産化」するほど過激ではないことからレッドではなくピンクという表現を用いている。

 1999年のベネズエラでのチャベス政権の成立後、2000年にチリのラゴス政権、02年にブラジルのルーラ政権、05年にボリビアのモラレス政権、06年にエクアドルのコレア政権と続々と左派系政権が成立し、「ピンク・タイド」と呼ばれた。

 その後、チリ、ブラジル、ボリビア、エクアドルでは右派政権が成立し、振り子は右に揺れ戻した。しかし、18年のメキシコでのロぺス・オブラドール(通称AMLO)政権の成立後、19年にアルゼンチンのフェルナンデス政権、20年にボリビアのアルセ政権、21年にペルーのカスティージョ政権、今年、ホンジュラスのカストロ政権、チリのボリッチ政権と再び左派政権が続々と成立し、更に、コロンビアでは5月、ブラジルでは10月の大統領選挙でそれぞれ左派候補のペトロ及びルーラの当選が有力視されており、一見、新たな「ピンク・タイド」が押し寄せているようにも見える。

 元メキシコ外務大臣のカスタニェーダは、Project Syndicateのサイトに4月8日付けで掲載された論説‘Latin America’s New Pink Tide?’において、現在の左派指導者を、
(1)キューバ、ニカラグア、ベネズエラの独裁的指導者
(2)アルゼンチンのフェルナンデス、チリのボリッチ、大統領復帰が有力視されるブラジルのルーラ等の社会民主主義指導者
(3)メキシコのロペス・オブラドール、コロンビアの有力大統領候補ペトロ、ペルーのカスティージョ等を国家主義や民族主義に基づくポピュリスト指導者
として、3つのカテゴリーに分類している。そして、これら左派政権指導者の間には実質的な違いがあり、その違いは、その類似性よりも重要であるので最近の左傾化は「ピンク・タイド」ではなく、このような多様性はラテンアメリカにとって幸運なことだと結論付けている。

 論点は、左派政権の続出という状況を、地域や世界の政治バランスに影響を与える重要なパラダイムシフトと認識すべきか否かであろう。かつての「ピンク・タイド」においては、チャベスが反米と社会主義の過激なレトリックでリーダーシップを発揮し、ブッシュ政権の全米自由貿易協定構想を粉砕し、当時のブラジルやアルゼンチンなども同調して、11年には米国から自立した地域統合を目指す、「ラテンアメリカ・カリブ共同体(CELAC)」が正式に発足するなど地域情勢に大きな影響を与えた。

 最近の左派政権の間には、正にカスタニェーダが指摘するように、多様性ともいえる大きな相違があり、また政策的に分裂しており、反米姿勢と言ってもその程度には大きな差があることから共通点とも言い難く、地域情勢に大きな影響を与えることが懸念されるものともならないであろう。

 例えば、国連緊急特別総会のウクライナ問題に関するロシア非難決議とロシアの人権理事会資格停止決議については、同じ左派政権の間でその投票行動は明確に分裂している。アルゼンチン、ペルー、ホンジュラスは全てに賛成しており、恐らくチリのボリッチ政権も同様の立場であろう。

64taro:2022/05/07(土) 04:41:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecc06eaa783d7a98941120139748f8f84d4eea88?page=2

 メキシコは、後者の決議には棄権し、ブラジルのルーラ候補もBRICSの関係等から恐らく同じ立場(現政権と同様)を取るのではないかと推測される。キューバ、ニカラグア、ボリビアは、ロシア非難決議に棄権、人権理事会資格停止決議には反対した(ベネズエラは分担金未払いで投票権停止中)。

 アルゼンチンやチリの左派はニカラグア政府の人権侵害を非難しており、その人権重視の姿勢は、独裁化への歯止めとなるものとして評価できると考える。

必要な選挙介入と強権化への注視
 問題は、今後、政権維持のため選挙介入を行い、議会で絶対多数を取れば強権化していく可能性のある政権が無い訳ではなく、中国やロシアが影響力を強めている状況の下で、国によっては、地域の安定を損ねる動きや独裁のトロイカに取り込まれるような懸念があることであろう。独善的な傾向を強めるAMLOのメキシコやペトロが大統領となった場合のコロンビアの外交政策は要注意と思われる。

 このような傾向への懸念は、エルサルバドルやブラジルのボルソナーロなど右派のポピュリスト政権にも存在する。したがって、ピンク・タイド現象が無いとしても、また、政治的多様性がラテンアメリカにとって幸運だとしても、この地域の情勢に安心できるわけではない。

岡崎研究所

65taro:2022/05/11(水) 05:21:58
エクアドル北部の刑務所で暴動、死者43人

(CNN) 南米エクアドルの国家警察によると、同国北部にある最重警備の刑務所で犯罪組織のメンバー同士が衝突して暴動を起こし、少なくとも43人が死亡、13人が負傷した。

同指揮官が9日の記者会見で語ったところによると、けが人の多くは重傷で、死者数はさらに増える恐れがある。少なくとも112人の受刑者は再拘束された。

刑務所は首都キトの西約150キロに位置する更生施設の一角に設けられている。

内務省によれば、当局はすでに刑務所の秩序を回復した。この過程で警官1人が負傷した。警察によると、受刑者らから自動小銃と拳銃各4丁と手投げ弾4発が押収された。

ラソ大統領はツイッター上で遺族らに弔意を表し、「犯罪組織の暴力がもたらす不運な結果」だと述べた。

エクアドルでは昨年9月に西部グアヤキルのリトラル刑務所で自動小銃や手投げ弾を使った衝突が起き、118人が死亡してから、全国の刑務所に非常事態宣言が出ている。当局によると、刑務所内の暴力による死者は昨年1年間で300人を超えた。

同国は南米から米国、アジアへ向かうコカイン密輸の拠点となっていて、縄張りをめぐる犯罪組織の抗争が絶えず、刑務所もその舞台となっている。

受刑者の過密問題も深刻で、リトラル刑務所には5000人の定員に対し、9000人以上が収容されていた。当局は昨年10月、刑務所のスペースを確保するためとして、受刑者のうち高齢者や女性、障害者らを含む数千人を対象とする恩赦の計画を発表した

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2dda2e5f7ad16c965183b3a54b90c0745b1f6a1

66taro:2022/05/12(木) 04:42:54
パラグアイ著名検事、射殺される コロンビアで新婚旅行中

南米パラグアイで組織犯罪捜査などで知られていたマルセロ・ペチ検事が10日、新婚旅行中のコロンビア北部カルタヘナ近くの島で何者かに撃たれ死亡した。国内外のメディアが報じた。

妊娠中の妻とホテルのプライベートビーチにいたところ、水上バイクに乗った2人組に撃たれて死亡した。妻は無事。コロンビアのメディアは犯罪組織による犯行との見方を伝え、捜査にコロンビアとパラグアイのほか米国も加わると伝えた。

パラグアイのアブド・ベニテス大統領はツイッターで「ひきょうな殺害」と非難し「組織犯罪との闘いを一層強化する」と述べた。

検事は麻薬犯罪やマネーロンダリング(資金洗浄)の捜査を手がけていた。2020年にサッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が偽造パスポートでパラグアイに入国し逮捕された際も担当だった。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220511-BQMMGAVLJFNCXLOB5IE5RGFTJE/

67taro:2022/05/12(木) 04:50:12
マフィア担当のパラグアイ検察官、新婚旅行中に射殺 「卑劣な暗殺」と大統領

南米パラグアイで犯罪組織と闘ってきたことで知られる検察官が10日、新婚旅行先のコロンビアで射殺された。パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、「卑劣な殺人」だと述べた。

殺害されたのはパラグアイの有名な反マフィア検察官、マルセロ・ペッチ氏(45)。コロンビアののどかな観光地バル島のビーチにいたところを、2人組に撃たれたという。

銃撃の数時間前には、ペッチ氏の妻がインスタグラムで、妊娠したことを発表していた。

妻でジャーナリストのクラウディア・アギレラ氏によると、ペッチ氏が撃たれる前、プライベートビーチで男2人に声をかけられたという。ペッチ氏は何の脅迫も受けていなかったと、アギレラ氏は述べた。

「男2人がマルセロを襲った。彼らは小さなボートかジェットスキーに乗ってやって来たと思うが、実のところ、良く見えなかった」と、アギレラ氏はコロンビア紙エル・ティエンポに語った。

1人が降りてきて、「何も言わずにマルセロに向けて2度発砲した。1発は顔に、もう1発は背中に命中した」という。

夫妻が滞在していたデカメロン・ホテルは、「暗殺者がビーチにやってきて(中略)宿泊客の1人を襲い、殺害した」との声明を出した。

「マフィアの典型的な」攻撃
パラグアイの検察官でペッチ氏の同僚のアウグスト・サラス氏は、「(麻薬)マフィアの典型的な」攻撃だと思われるとし、「そうではないことが証明されるまで、私はそのように考える」と述べたと、AFP通信は伝えた。

殺害現場にはコロンビア警察のトップとパラグアイの捜査官が向かった。コロンビア国家警察のホルヘ・ルイス・バルガス本部長は、アメリカからも捜査で支援を受ける予定だと述べた。

ペッチ氏は組織犯罪や麻薬取引、マネーロンダリング(資金洗浄)、テロ資金調達を専門としていた。

2020年には、パラグアイの偽造パスポートを使ってパラグアイに入国しようとして逮捕された、サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ氏の事件を担当した。

パラグアイのベニテス大統領は、「コロンビアでマルセロ・ペッチ検察官が卑劣な方法で暗殺され、パラグアイの全国民が悲しんでいる」とツイートした。

「我々はこの悲劇的な出来事を最も強い言葉で非難する。組織犯罪との闘いにおける我々の取り組みを倍増させていく」

(英語記事 Anti-mafia prosecutor killed on honeymoon)

https://www.bbc.com/japanese/61403304

68taro:2022/05/15(日) 04:49:08
《コロンビア》南米初、自死介助を合法化=本人による致死薬服用を認可=支援する医師の責任を免除

 ラテンアメリカで初めて、コロンビアの司法は12日、医師による自死介助(自殺幇助)を非犯罪化した。コロンビアの憲法裁判所が可決した法案により、医師は裁判に訴えられることなく患者の自死を助けることができるようになった。裁判所は「激しい苦痛や深刻な病気を患い、自分の人生を自由に決定する人を助ける医師は、憲法の範囲内で行動できる」と決定した。12日付ブラジル国内紙やサイトが報じた。
 コロンビアでは既に医師が致死薬を患者の体内に注入できる安楽死が合法化されているが、この判決により、患者本人が医師から処方された致死薬を服用して自殺する自死介助が認められる。
 これまでは刑法により、患者本人が病気で自死を決心したとしても、自殺を助けた人は懲役12〜36カ月の罰を科せられた。憲法裁判所は賛成6票、反対3票で、刑法のこの条項を廃止した。
 コロンビアでは1997年に終末期患者に限定した安楽死が非犯罪化された。2021年7月からはさらに、終末期でなくとも、肉体的・精神的に激しい苦痛に襲われている患者にも容認された。
 安楽死と自死介助の違いは「基本的に誰が薬を投与するか」という点だ。安楽死の場合は医療の専門家が致死薬を投与し、自死介助の場合は他人が提供する薬を患者自身が投与する。
 ラテンアメリカでは唯一、安楽死を合法化する世界でも数少ない国の一つであるにも関わらず、コロンビアの法律は今まで、人生の終末期に自死を決心した人を誘導または支援した人を罰していた。
判決では「医師の監督下で、厳格な規定のもとに自死介助を行うことは犯罪ではない」としており、「身体的傷害または重篤な不治の病による激しい身体的または精神的苦痛」のある人々にのみ自死介助が許可される。
 安楽死にも同じ条件が必要だが、これは原則として末期の病気にある患者のためで、昨年、同じ裁判によって規制が緩和された。規定に従わない者は、最高で9年間の懲役に処せられる。
 裁判所の判決にもかかわらず、コロンビアで安楽死を求めている患者は、実行する責任側の病院に障壁があることを非難する。近年では、筋萎縮性側索硬化症のマルタ・セプルベダさんが、まだ生存の「高い可能性」があるという理由で、医療委員会によって安楽死が土壇場でキャンセルされた。彼女は決定に異議を唱え、最終的に安楽死した。
 裁判所は12日の判決の中で、「依然として存在する障壁を取り除く」ために「尊厳をもって死ぬ権利」を法制化するよう議会に求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5cb14de8306b52e15e95e966a07ad1255a039f0

69taro:2022/05/16(月) 04:59:17
国防相宅に強盗 犯罪増、民政復帰後最悪 チリ

 【サンティアゴAFP時事】チリ当局は14日、サンティアゴ市内でフェルナンデス国防相の自宅に強盗が押し入り、息子が殴られ、夫が脅迫される被害に遭ったと公表した。

 国防相自身は不在だった。フェルナンデス氏は、1973年のクーデターで死亡したアジェンデ元大統領の孫娘として知られている。

 強盗事件があったのは13日夜。警察は「現金のほか、車も盗まれた」と発表した。容疑者は捕まっていない。

 サンティアゴでは同じ夜、ボリッチ大統領の公用車が強奪される事件も起きた。最近の犯罪増加は「1990年の民政復帰後、最悪」と言われている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ee817cf7a2d040f7e5dd51b293c127a38582f3e

70taro:2022/05/19(木) 04:20:58
ベネズエラ大統領、野党と対話再開へ 米の制裁緩和受け=関係筋

[カラカス/ワシントン 17日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領が、米国が支持する野党側との協議再開を発表する見通しであることが分かった。米政府が対ベネズエラ制裁の一部緩和に動いたことが背景にある。米政府当局者やその他の関係者が明らかにした。

バイデン米政権は、ベネズエラで操業を続ける唯一の米石油会社シェブロンがマドゥロ政権と協議を再開することを一時的に認めた。ただ、同社に対する限定的な操業許可の更新の是非はまだ最終判断していない。

当局者の1人によると、米政府はさらに、国営ベネズエラ石油(PDVSA)の元幹部でシリア・フロレス大統領夫人のおいであるエリック・マルピカ氏を制裁対象リストから外す構え。

米政府は3月にここ数年で最も高位の代表団をベネズエラの首都カラカスに派遣し、マドゥロ大統領らと会談したばかり。ベネズエラ側は拘束していた米国人2人を釈放した。その後、米政府はベネズエラの野党陣営と協議した上で一連の措置を決めたという。

マドゥロ氏は昨年10月に停止したメキシコでの野党側との対話の再開にも前向きな姿勢を示した。両陣営は早ければ17日にも協議日程を設定するとみられる。野党指導者のグアイド氏を暫定大統領として承認した米国は、対ベネズエラ制裁を大幅に解除する可能性について、両陣営による交渉の進展次第との立場を示している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dd195ad54ed909dedebf2122aa14e3aa61ed107

71taro:2022/05/19(木) 04:22:01
原油先物2%安、ベネズエラ産原油供給の観測で

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 17日の取引で、原油先物が約2%下落。一時7週間ぶりの高値を付ける場面もあったものの、米国が対ベネズエラ制裁を一部解除する可能性があるというニュースが材料視され、下げに転じた。

米国は経済制裁の一環として、ベネズエラ産原油の輸入を禁止している。ロイターは関係筋の情報として、バイデン米政権が早ければ17日にも、石油大手シェブロンによるベネズエラ政府との協議を認可する見通しと報じた。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、インフレが明らかに低下している証拠を確認するまでFRBは金融政策引き締めを続けると表明したことも、原油相場の下げに拍車をかけた。

清算値は、北海ブレント先物が2.31ドル(2%)安の1バレル=111.93ドル、米WTI先物が1.80ドル(1.6%)安の112.40ドル。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abdb92c5b1724ecd5ccf9dd9c28c7212120f7d40

72taro:2022/05/20(金) 03:54:35
刑務所に運ぼうと? ハトが「大麻」所持 ペルー

南米・ペルーの刑務所で、水たまりの水を飲むために降り立ったハトが、少なくとも30グラムの大麻を所持していたことがわかりました。ハトが刑務所の内部に大麻を運ぼうとしていた可能性が浮上しています。

南米・ペルーの警察官が手に持っているのは1羽のハト。そのハトの首には“小さな荷物”がつり下げられています。実は、このハトが“ある事件”に関与した可能性があり、警察に捕獲されたのです。

ハトが、水たまりの水を飲むために刑務所に降り立った際、刑務所の職員が、テープで巻かれた小包の存在に気づきました。

警察によると、中に入っていたのは「大麻」で、ハトは少なくとも30グラムの大麻を所持していたということです。

警察当局
「現在、調査中ですが、ハトは刑務所の中に誘導されたものと思われます」

ハトは、刑務所の内部に大麻を運ぼうとしていた可能性が浮上していて、刑務所側は、大麻の出どころなどを調べるよう当局に求めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ca747dd59f2538a52f657914f2109cdec11a955

73taro:2022/05/22(日) 04:26:20
フジモリ元大統領が緊急入院 心不全で、4月に続き

 【サンパウロ共同】南米ペルーからの報道によると、フジモリ元大統領(83)が20日、心不全で服役中の拘置施設からリマの病院に緊急入院した。心肺蘇生などの治療が施されたという。フジモリ氏は4月にも心疾患で緊急入院し、5月初めに退院して拘置施設に戻っていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44c3690bfc3c023c3540ccc5c67471188f06f1a0

74taro:2022/05/22(日) 04:27:18
【今日の1枚】さらば仮設キャンプよ コロンビア

【AFP=時事】コロンビアの首都ボゴタの公園に昨年つくられた仮設キャンプで遊ぶ先住民の少年。居住地をめぐる衝突で避難した先住民1000人以上が、ボゴタのシンボル的な公園を9月から占拠し劣悪な状況で暮らしていたが、ようやく政府との合意に達した。仮設キャンプはまもなく解体され、先住民らは近くにある別の場所に移った後、自らの土地に戻る。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/b70ac45bc3e77a7147d27a2ec676920f727a7089

75taro:2022/05/24(火) 04:34:57
アルゼンチン、初のサル痘感染疑い例

[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチンの保健当局は22日、ブエノスアイレスで「サル痘」の感染の疑いを確認したと明らかにした。

患者の容体は良好という。患者を隔離して検査を行っている。

世界保健機関(WHO)の21日の発表によると、サル痘は欧州、カナダ、米国、オーストラリアなどで92件の感染、28件の感染の疑いが確認されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ca1e0b40308bd3bf9d3f65ef645092bac9d3563

76taro:2022/05/24(火) 04:35:36
チリのイースター島、8月から観光客受け入れ再開へ

[サンティアゴ 20日 ロイター] - チリ政府は20日、沿岸から3200キロ超の沖合に位置し、世界遺産のモアイ像で知られる観光名所・イースター島について、8月から観光客受け入れを再開すると発表した。

同国経済省は声明で「8月1日から、(新型コロナウイルス感染状況に応じて週2・3便への)航空便増便、および観光の再開が認められる。実施条件は時宜を得た通知を伴う」と説明。感染発生に備え医療体制を改善するほか、感染流行の影響を受けている中小企業への補助金支給を行うとした。

2020年3月に感染流行が始まった際、島民は空港を占拠して本土からのフライトを阻止するなど観光客受け入れに抗議、アクセスが制限された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95d9f150f8f15a1b83267cf6a5814f487c7e2879

77taro:2022/05/28(土) 04:22:10
《“原初の森”殺戮のリアル》ヤノマミ族を脅かす国家ぐるみの違法金採掘、森での殺戮、女性への性暴力…「私たちは森で平和に暮らしたいだけ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8136bbf161021116209a94d287a7b24140ed153
《Wi-Fiを巡って4人が死亡、違法金鉱夫が少女を強姦致死》ヤノマミ族から「文明」が奪い続けているものと「Wi-Fiが必需品になったワケ」 から続く

 3月31日、南米アマゾンでベネズエラ軍と先住民族が、Wi-Fiをめぐって争い、先住民族4人が死亡したニュースが報じられた。

 この先住民族とは、アマゾンの密林で狩猟と採集をして暮らすヤノマミ族のことだ。2009年に放送されたNHKスペシャル「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」のディレクターで、150日間彼らと同居した国分拓氏は 《Wi-Fiを巡って4人が死亡、違法金鉱夫が少女を強姦致死》ヤノマミ族から「文明」が奪い続けているものと「Wi-Fiが必需品になったワケ」 で、外界からの影響で文明化していくヤノマミ族について、こう語っている。

「私は、ただただ、複雑な気持ちになる」

 ヤノマミ族を蹂躙する「文明」の正体とは何者なのだろうか――。

◆◆◆

ヤノマミ族長老が絞り出すように言った「嫌いなもの」
 2008年にヤノマミ族の集落に同居したとき、長老のひとりに「嫌いなもの」を挙げてみてくれと頼んだことがある。悪い精霊の名前、彼らが忌避するもの(例えば「煙」)などがヤノマミの言葉で語られるのだろうと思った。

 だが、長老は予想に反する言葉を口にした。

「セリンゲイロ(ゴム採集人)、ファゼンデイロ(農園主)、マデレイロ(木材伐採人)、ペスカドール(漁民)、ガリンペイロ(鉱物採掘人)……」

 ヤノマミの言葉ではなかった。すべてポルトガル語。しかも、ヤノマミからすれば、森や川を越えてやってくる侵入者を言い表す言葉だった。

 中でも、ガリンペイロと口にしたときの表情が忘れられない。長老は、口を歪め、絞り出すような声音で、「ガリンペイロ」、と言った。

 先住民保護団体によれば、90年代にヤノマミ族保護区に侵入したガリンペイロは推定で2〜5万人。保護区に暮らすヤノマミ族の総数とほぼ同じか、それ以上である。

 その時代、ベネズエラ側では殺傷事件も起きている。1993年にはハシムーという集落で16人が殺されたのだ。私も、侵入の痕跡を見たことがある。1999年にブラジル側の保護区を飛び北部のスルクク集落と中部のホモシ集落を訪ねた際、森を削って作った違法の滑走路を眼下にいくつも見た。

 ブラジルの法律では先住民保護区に無許可で入ることはできない。当然、無断侵入も犯罪なら保護区での採掘も違法である。連邦警察が動いた。空からガリンペイロを探し出し、森から追い出そうとした。だが、見つかった金鉱山は数か所にとどまり、多くは警察のヘリの音を聞いて逃げたあとだった。警察が公開した映像には、唯一の成果と言えるガリンペイロの連行シーンが映っている。捕まったのはたったの3人。私の知る限り、大がかりな掃討作戦はその一度だけである。

78taro:2022/05/28(土) 04:23:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8136bbf161021116209a94d287a7b24140ed153?page=2
急増する「侵入者」と性暴力、その裏に見える「国家」

 20年が過ぎた。今再び、ヤノマミ族の保護区で「侵入者」が急増、凄惨な事件が頻発している。詳細は不明だが、ベネズエラではWi-Fiのパスワード変更に端を発した国軍による殺人事件が起き(3月20日)、背後にガリンペイロの存在が噂されている。ブラジル側でもガリンペイロから武器を渡された別の先住民がヤノマミ族の集落を襲った(4月11日)。

 ヤノマミ族の渉外団体であるHUTUKARA(ヤノマミの言葉で「天」を意味する)はすぐに声明を出し、ガリンペイロと何もしようとしない政府を激しく非難した。

 声明には保護区内での独自の調査結果も公表されている。それによれば、違法採掘は昨年より46%増加し、女性(少女も含む)に対する性暴力も起きているという。事実だとすれば、すぐに止めねばならない。少なくとも、信頼できる機関が早急に調査すべき事案である。

 だが、国家の腰は重い。取り締まりが強化されたという話は伝わってこない。そればかりか、私には、国家の側が侵入者に加担しているようにしか見えない。ブラジルでは、現職の大統領が――明らかに憲法違反にもかかわらず――先住民の土地を開発することの必要性を堂々と口にし続けているし、一部の報道では大統領と内外の多国籍企業との間で「開発」に関する話し合いも進んでいるという。

長老が知らない「ガリンペイロ」以外の存在
 無力感に苛まれる中、前述の長老の言葉を思った。確かに彼は、ガリンペイロを嫌っていた。しかし、長老は「ガリンペイロ」しか知らない。例えば、「ガリンペイロを運ぶ者」がいることを知らない。

 1999年に、保護区にガリンペイロを運んでいたパイロットを取材したことがある。どこに運んだのか、そこには何人ぐらいのガリンペイロがいたのか、集落との関係はどうだったのか。違法行為であるはずなのに、私の問いに対して男は臆することなく答えた。男は羽振りが良さそうだった。「運搬」で儲けたカネでロライマ州の州都ボア・ビスタにナイトクラブとラブホテルを所有しているのだという。

 別れ際、「店に来れば安くしとくぞ」と軽口を叩いたあと、半ば冗談半ば本気でこう言った。

「警察署長も州知事も、みな友人だ」

79taro:2022/05/28(土) 04:25:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8136bbf161021116209a94d287a7b24140ed153?page=3
 長老が知らないのは運ぶ者だけではない。パイロットが口にした警察署長も州知事も知らない。保護区での資源開発を画策する大統領も知らない。黄金に投資して儲けている人も知らないし、黄金で身を飾る人たちのことも知らない。長老はいつも通りに狩りに行き、そこで生き続け、侵入者だけを憎んでいた。

金の価格急騰で増える「森での殺戮」
 長老の認識をはるかに超えて、奪う側はより強大で巧妙になっている。分業化と効率化が進み、奪われた資源は世界中に運ばれ、加工され、瞬く間に商品となっている。今や、私たちはクリックひとつで容易く貴金属を買うことができる。

 だが、その資源はどのようにとられたのか、私たちは深く考えようとしない。ヤノマミとガリンペイロの血腥い抗争と24金のリングは中々結びつかない。たとえそれが森での殺戮の末にもたらされたものであったとしても、自分で手を下したわけではないから心も痛まない。

 現在、黄金の価格は急騰を続けている(この数年でグラム4000円が8000円になった)。おそらく、保護区に侵入するガリンペイロは、増えることはあっても減ることはないだろう。それだけではない。ガリンペイロが増えれば、ガリンペイロを運ぶ者や、黄金に投資する者や、黄金を貯め込む者や、黄金で身を飾る者も増えるだろう。そして、森の奥では先住民の土地が奪われ、汚され、病をうつされ、犯され、殺され続けるだろう。

 そう考えたとき、長老が口にしたガリンペイロという言葉は、果たして「ガリンペイロ」だけを意味するのだろうか、と思った。

「私たちは森で平和に暮らしたいだけ」
 彼らは末端の実行者に過ぎないのではないか。ヤノマミの長老が口にする「ガリンペイロ」とは、森で生きるヤノマミ以外の人間、すなわち「私たちの側の全員」、なのではないか。

 2008年の同居後、何人かの若者が集落を出た。HUTUKARAに常駐する者もいれば看護助手になった者もいた。彼らはFacebookのアカウントを持っていた。3年後にレスポンスが来るようなやり取りではあったが、頻発する事件をどう思っているのか、メッセンジャーで質問を送った。7人中2人から返信が来た。2人ともほぼ同じ言葉を綴っていた。

「私たちは森で平和に暮らしたいだけなのだ。勝手に入ってこないでほしい。これ以上、土地を奪わないでほしい」

 その通りだ、と返信しようとして手が止まった。彼らからすれば、私もまた、加害側の一部なのだ。どんな返事をしても嘘くさくて、今も書けないでいる。

国分 拓/Webオリジナル(特集班)

80taro:2022/05/29(日) 04:21:59
サル痘、中南米にも アルゼンチンで感染確認

 【サンパウロ時事】アルゼンチン保健省は27日、同国で初のサル痘感染者をPCR検査で確認したと発表した。

 ロイター通信によると、中南米での感染例は初。サル痘は天然痘に似た症状の感染症で、アフリカから北米や欧州諸国に広がりつつある。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/693656a08d1cdf66b3702bbd715468e6cf852c71

81taro:2022/05/31(火) 05:01:55
コロンビア親米路線に揺らぎか 大統領選、決選へ

【ニューヨーク=平田雄介】南米コロンビアで29日、大統領選が行われ、即日開票の結果、左右両派の反主流派2氏が6月19日の決選投票に進む波乱の展開となった。親米保守の現職後継候補は敗退した。首位になったのは、反米左派政権ベネズエラとの外交関係再開を掲げる元ゲリラの左派、グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)で、決選投票で勝利すれば、コロンビアの親米路線が変更される可能性がある。

選挙は現職、ドゥケ大統領の任期満了に伴うもの。当選に必要な過半数を得票した候補はなく、上位2候補が決選投票に進んだ。選挙管理当局の集計(開票率99・86%)によると、ペトロ氏は得票率40・33%。次点には右派のポピュリスト(大衆迎合主義者)で企業家のロドルフォ・エルナンデス氏(77)が28・16%でつけた。

コロンビアは米国にとって南米で最重要の同盟国とされるが、ドゥケ氏の支持基盤を引き継いだフェデリコ・グティエレス前メデジン市長(47)の得票率は23・89%にとどまった。

新型コロナウイルス禍に伴う経済的打撃やロシアによるウクライナ侵攻後の物価高に対する不満が既存政治への批判となって表れたとみられている。ペトロ、エルナンデス両氏はともに既存政治の主流派に属さない「アウトサイダー」で、両氏は決選投票に向けた支持率で競り合っている。

ペトロ氏は富裕層の金融所得に対する課税強化で税収を増やし、社会保障を充実させると訴え、選挙前の主な世論調査で首位を走ってきた。ペトロ氏率いる左派連立政党のパクト・イストリコも、今年3月の議会選でドゥケ政権への批判の受け皿となり、躍進した。

エルナンデス氏は奔放な言動から米国のトランプ前大統領に例えられる。支持率は最近1週間で急伸しており、グティエレス氏の伸び悩みを見た保守層の一部が左派政権誕生を阻止するために、エルナンデス氏の支持に回ったとの見方が出ている。


中南米では、新型コロナの感染が拡大した一昨年以降、生活苦などから政権に対する国民の批判が高まり、社会保障の充実や所得格差の縮小などを掲げる左派が支持される傾向が顕著になっている。ボリビアやペルー、ホンジュラス、チリで左派政権の誕生が相次ぎ、今年10月実施のブラジル大統領選でも元職左派のルラ氏が世論調査の支持率で現職右派のボルソナロ氏を上回っている。

https://www.sankei.com/article/20220530-Q7XXGIAGLBMWJGAXAXKHWLOG4Y/

82taro:2022/05/31(火) 05:17:16
コロンビア大統領選、左派ペトロ氏リード 実業家と決選投票へ

[ボゴタ 29日 ロイター] - 南米コロンビアで29日、ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われ、元ゲリラでボゴタ市長を務めた左派のグスタボ・ペトロ氏がトップに立ち、予想に反して2位に入った実業家ロドルフォ・エルナンデス氏と共に6月19日の決選投票に進むことになった。

開票率96.2%時点で、ペトロ氏の得票率は40.3%。エルナンデス氏は28.1%を獲得している。

62歳のペトロ氏は年金の再分配、公立大学の無償化、長年にわたる不平等の改革などを公約とし、一貫して支持率調査でリードしてきた。

また、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と2016年に交わした和平協定を完全に履行し、現在も活動を続ける別の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」との協議を模索すると約束。石油・ガスの新規開発を全て停止する政策も掲げる。

一方、エルナンデス氏は交流サイトを活用した選挙戦で、最後の2週間で支持率が上昇。役人の特権を廃止し、倹約型の政治を公約にしている。一方で、ブカラマンガ市長時代の汚職疑惑で捜査対象になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3da4a5a9639412d1531fa3e0ce9091afadcb18b6

83taro:2022/05/31(火) 05:21:52
マスクなしで 「ピエロ・デー」のお祝いイベント開催 ペルー

感染状況が落ち着いてきたペルーでは、2006年から毎年行われていた「ピエロ・デー」のお祝いイベントが、パンデミック以降初めて開催されました。

   ◇

350万人以上が感染した南米ペルー。(感染者 358万51人 死者 21万3173人 米ジョンズ・ホプキンス大 30日午後5時時点)

首都のリマで25日、パンデミック以降初めて「ピエロ・デー」のお祝いイベントが行われました。AP通信によりますと、このイベントは2006年から毎年行われていたということです。

ペルーでは感染状況も落ち着いていて、ピエロたちはマスクなしでした。大勢の人々が見物に訪れました。中には、パンデミック中に亡くなった仲間のピエロを悼むピエロもいました。

「私たちはピエロに戻り、彼は安らかに眠れますように。彼にエールを!」

この2年間、仕事を失ったピエロたち。別の仕事をするなどして過ごしていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc6ef5f733a37a3cd8e027be948c99b3ffd5546

84taro:2022/06/01(水) 05:09:00
コロンビア大統領選、6月に決選投票実施

ボゴタ(CNN) 南米コロンビアで29日、大統領選の投票が行われ、いずれの候補者も得票率が50%に届かなかったことから、6月19日に決選投票が行われることになった。

開票率98%の時点で、左派で首都ボゴタの市長を務めた経験もあるグスタボ・ペトロ氏(62)が40%を超える得票で首位に立った。2番手には同28%で、ロドルフォ・エルナンデス氏(77)がつけた。右派のフェデリコ・グティエレス氏は同23%だった。

6月に行われる決選投票ではペトロ氏とエルナンデス氏が対決する。

投票所は29日夜に閉められたが大きな暴力沙汰や混乱などの報告はなかった。

コロンビアは、新型コロナウイルスの流行に伴う景気の低迷や社会不安、治安状況の悪化など厳しい状況に置かれている。

現職のドゥケ大統領の支持率は、警察への対応や不平等、組織的犯罪集団の衝突などにより低迷している。

https://www.cnn.co.jp/world/35188215.html

85taro:2022/06/01(水) 05:18:59
エルサレムに大使館設置へ スリナム

 【サンパウロ時事】イスラエルを訪問した南米スリナムのラムディン外相は30日、エルサレムに大使館を設置する方針を示した。

 イスラエルのラピド外相が会談後に明らかにした。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/674eb440bc3c9875c657dd98b257861345be2385

86taro:2022/06/04(土) 04:45:41
ペルー銅山の中国企業、約3000人解雇 先住民抗議で操業停止長期化

[リマ 2日 ロイター] - ペルーの世界最大級の銅鉱ラスバンバスを運営する中国資源大手MMG(五鉱資源)が、労働者約3000人を操業停止長期化の理由で解雇した。政府に対処を求めた労組代表の書簡をロイターが確認した。

ラスバンバス鉱山は、近隣のアンデスの先住民らが地元への利益配分を要求して抗議活動を展開。4月から一部活動家が銅鉱の敷地内に入って座り込みを継続し、操業が40日間以上、停止したままになっている。

書簡によると解雇された3000人は銅鉱へのサービス業務に従事する委託契約労働者で、ほかに数百人の直接雇用の鉱山労働者も解雇された。

首都リマなどでは2日朝、こうした鉱山労働者らが街頭で抗議デモを展開した。

MGMの開示文書によると、ペルーでの直接雇用は約2700人、第三者の会社を通じた委託契約は約6000人。

ペルーの急進左派カスティジョ政権はラスバンバス銅山の問題で先住民グループと会社側の仲裁を繰り返し試みているが成功していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e06b54342e06357feee515c9d74307c01322e615

87taro:2022/06/05(日) 04:02:42
ピケとシャキーラさんが破局 コメント発表

【6月4日 AFP】(更新)サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するDFジェラール・ピケ(Gerard Pique)とコロンビア出身の人気歌手シャキーラ(Shakira)さんが4日、破局を発表した。

 二人は「別々の道を歩むと発表することになり残念。私たちの最優先である子どもたちの幸福のため、プライバシーを尊重していただきたい」とコメントを発表した。

二人は10年以上関係を持ち、2人の子どもをもうけていた。

 ピケはバルセロナで3度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を果たし、スペイン代表としても2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)と2012年の欧州選手権(UEFA Euro 2012)優勝を経験している。

 シャキーラさんは「Hips don't Lie」の楽曲などで知られる世界的歌手で、アルバムは計6000万枚以上の売り上げを誇る。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3408267?cx_part=top_latest

88taro:2022/06/06(月) 04:50:34
アングル:インフレ加速のアルゼンチン、仮想通貨が人気

[ブエノスアイレス 30日 ロイター] - アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの繁華街にあるカフェ「クリプトステーション」では、暗号資産(仮想通貨)相場をリアルタイム表示するスクリーンや「ビットコイン」の巨大なネオンサインに囲まれて、今どきの若者たちがカフェラテやスイーツを注文している。支払いも仮想通貨で行える。

アルゼンチンはインフレ率が足元で60%近くまで上昇し、倹約に努める市民は何年も続くつらいインフレから身を守るため、仮想通貨に引き込まれている。仮想通貨は最近相場が暴落し、ビットコインを法定通貨に採用した中米エルサルバドルでは問題が起きているが、お構いなしだ。

クリプトステーション創業者の1人のマウロ・リバーマンさん(39)は「人々は国の環境に駆り立てられて仮想通貨で財産を守ろうとしており、拡大スピードが加速している」と話した。この店舗は仮想通貨の利用促進を狙っているという。

仮想通貨は「中南米全域で成長の可能性がものすごく大きい」とリバーマンさん。アルゼンチンではユーザーの大半が貯蓄手段として購入しており、「雪崩のようで、止めるのは不可能だ」という。

アメリカス・マーケット・インテリジェンスの4月のリポートによると、アルゼンチンにおける仮想通貨の普及率は12%で、メキシコやブラジルの約2倍。最近のチェーンアナリシスのリポートによると、ハイパーインフレに悩むベネズエラは普及率がさらに高い。

<インフレが後押し>

アルゼンチンは通貨ペソが今年に入って対ドルで14%も下落し、信認が傷ついたことが仮想通貨普及の引き金になった。個人が購入できる米ドルに月200ドル(約2万5600円)の上限を設ける資本規制も仮想通貨の利用促進に拍車をかけている。

4月の年間インフレ率は58%に上昇し、年内に70%に達する可能性がある。テラUSDやテザーなどステーブルコイン(法定通貨の価値に連動する仮想通貨)の価格が下落し、ビットコインが1年4カ月ぶりの安値を付けるなど、仮想通貨はこのところ大きく値を下げているが、それでも魅力的なのはこの高いインフレ率が原因だ。

ブエノスアイレス州のIT専門家、ビクトール・レブレロさん(44)は、月200ドルの上限までペソをドルと交換した後は、余裕資金を毎月ステーブルコインとビットコインで貯蓄している。ペソ建ての定期預金はしていない。

「基本的にその方が失うものが少ないから」とレブレロさん。「アルゼンチンのインフレ率は60%から70%だけど、定期預金の金利は30%から35%だから追いつかない」

レモン・キャッシュやブエンビットなどアルゼンチンで業務展開している仮想通貨プラットフォーム運営会社によると、ユーザーの裾野は昨年急激に広がったという。

アルゼンチン中銀は不安定なデジタル通貨に投資するリスクを繰り返し警告しており、慎重な市民もいる。

自営業のコンピューター技術者、マルセロ・ビラさん(37)は、今のところビットコインとイーサリアムに少額を投資しているだけだ。「仮想通貨に投資するお金の割合を徐々に大きくしていく考えだ。でも仮想通貨市場を理解するまでは、それほど多くを振り向けられない」と話した。

一方、首都郊外の貧しいエスコバル地区出身のセバスチャン・カルソリオさん(23)は、仕事で使うパソコンの部品を再利用して組み立てた自作の仮想通貨「鉱山」を使い、貧困から抜け出そうとしている。

自宅のスクリーンには採掘(マイニング)の様子が映し出されていた。「修理してコンピューターに組み込んだ」とカルソリオさん。手始めがイーサリアム、次がビットコイン。おかげで土地を買い、学校に戻ることができた。

「貯蓄するのに良い方法だから採掘を続けていく」と語り、市中の交換所よりも有利なレートでペソと交換できると説明。「お金がないとき、採掘で何度も救われた」と話した。

(Hernan Nessi記者、Agustin Geist記者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0f92f1b8f5e7b6f5e6d131628cfbb1b41f3570

89taro:2022/06/09(木) 04:05:01
コロンビア沖で、数百年前のスペイン沈没船をさらに発見 水深900m探査

南米コロンビアの北部カタルヘナ市沖合で、数百年前に沈没したとみられるスペイン海軍の船2隻が新たに見つかった。1708年に英艦隊の攻撃で沈没したスペインのガレオン船(帆船)、「サンホセ号」の調査中に発見されたもの(ナレーションなし)。

南米コロンビア沖で新たに、2隻の歴史的沈没船を発見。1708年に英艦隊の攻撃で沈没し、2015年に発見されたサンホセ号をコロンビア海軍が調査中、新たに見つかったという。
スペイン海軍のサンホセ号には、数十億ドルの財宝が積まれていたとされる。
水中ロボットで水深900mまで探査し、金貨や食器類の撮影に成功。近くにあった沈没船2隻も発見できた。
コロンビアのドゥケ大統領
「さらに2隻の沈没船を発見した。1隻は植民地時代、もう1隻は予備分析の結果、共和国時代のものと判明。同様の沈没船がまだ十数隻あり、海軍が調査する予定だ」
2015年に発見されたサンホセ号の財宝の所有権は、数十年にわたり裁判で争われている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b545dd9115e8d023bea11968c1614ebd1f20a0c

90taro:2022/06/09(木) 04:06:55
ナスカに新たな地上絵 植物か、長さ60メートル

【サンパウロ共同】南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で知られる南部ナスカの丘陵地で7日までに、植物を描いたとみられる地上絵が新たに発見された。長さ約60メートル、幅約30メートルで、トウモロコシか、地元に自生するハマビシ科の植物を描いたものとみられる。地元メディアが報じた。

 考古学研究の学生が発見した。考古学者アルベルト・ウルバノ氏は「紀元前200年から西暦450年の間に発展したナスカ文化のもの」と考えられると指摘した。ハマビシ科の植物は、この時代のつぼなどにもよく描かれていたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/39a432b9a859d5c78d3de5d0913de7d5cdac4058

91taro:2022/06/10(金) 11:58:51
カリブ海に約300年前の沈没船 “2.2兆円超”財宝が・・・所有権争い(2022年6月10日)

 辺り一面に散乱する、ツボや食器のようなもの。そして、中には、金貨のようなものまで確認できます。

 これは、1708年に沈んだとされる、スペイン王室の船「サンホセ号」の積み荷とみられています。

 この船には、金、銀、エメラルドなど、現在の価値で2兆2000億円を超える財宝が積まれていたとされます。さらに・・・。

 コロンビア イバン・ドゥケ大統領:「私たちは、新たに船舶2隻を発見しました」

 コロンビアのイバン・ドゥケ大統領によると、この近海で、新たに2隻の船を発見。さらに、同様の沈没船が他にもまだ十数隻あり、今後もコロンビアの海軍が調査する予定だという事です。

 サンホセ号の財産を巡っては、コロンビアやスペインをはじめ、多数の国が所有権を主張しています。

(「グッド!モーニング」2022年6月10日放送分より)

https://www.youtube.com/watch?v=cOYPvFXov80

92taro:2022/06/10(金) 12:25:49
ペルー中銀が0.5%利上げ、5.5%に 11会合連続

【サンパウロ=宮本英威】南米ペルーの中央銀行は9日開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.5%引き上げて5.5%にすると発表した。利上げは11会合連続となった。食料品やエネルギーの価格上昇を受けて加速するインフレを抑える狙いがある。
2022年5月のリマ首都圏の消費者物価指数は前年同月比で8.09%上昇した。1998年5月(8.25%)以来の高い上昇率となった。中銀目標の上限(3%)を12カ月連続で上回っている。
中銀はこの日の声明で「インフレ率は7月から下落基調に入ると期待される」と指摘した。「インフレ率が目標範囲内に戻るのは来年の第2四半期から第3四半期の間になる」との判断は、前月と同じだった。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN100R50Q2A610C2000000/

93taro:2022/06/11(土) 05:20:50
ペルーのラスバンバス鉱山、先住民が抗議活動の一時停止で合意

[リマ 9日 ロイター] - ペルーの先住民グループは9日、世界最大級の銅鉱ラスバンバスでの抗議活動を一時停止することで合意した。

ラスバンバス鉱山は中国資源大手のMMG(五鉱資源)が運営。先住民らが地元への利益配分を要求して抗議活動を展開し、操業が50日以上、停止状態になっていた。

9日午後に署名された会合議事録によると、抗議活動を30日停止し、その間に先住民と鉱山側が交渉する。

鉱山は直ちに生産再開を目指す。ただ経営陣は、操業停止が長く続いたことからフル稼働に戻すには数日かかるとみている。

ラスバンバス鉱山はペルーの国内総生産(GDP)の1%に相当する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcbdedeb74d8cfc5209b20e525f4b874bd563754

94taro:2022/06/12(日) 03:36:26
米州首脳会議でキューバなど排除、反発した8か国がボイコット…各国がアメリカ批判

 【ロサンゼルス=淵上隆悠】米ロサンゼルスで開かれている米州首脳会議は9日、各国首脳の討議が始まった。キューバなどを招待しなかった米国の対応が波紋を広げ、全35か国のうち8か国の首脳が会議をボイコットする異例の事態となっている。

 米国は今回、「独裁者は招かない」として、反米左派のキューバ、ベネズエラ、ニカラグアを排除した。これに反発したメキシコなど6か国と、米国の制裁を受けているエルサルバドル、グアテマラの首脳は参加を取りやめた。

 バイデン米大統領は、「民主主義国家が協働した時に発揮できる力を見せよう」と呼びかけたが、首脳らの反応は冷淡だった。ベリーズのジョン・ブリセニョ首相は、「米州首脳会議の力は、すべての国が対話し、統一行動に合意することにある」と苦言を呈し、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領も、「ホスト国に参加国を選ぶ権利があるわけではない。多様性こそ民主主義を育む」と切り捨てた。

 米国は閉幕日の10日、移民問題での協力強化に向けた「ロサンゼルス宣言」の採択を目指している。だが、移民の出発地や経由地である中米諸国の首脳は軒並み不在で、実効性を問う声が上がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1e87af46963df950bf4148479f7b8b24bbdf1f

95taro:2022/06/17(金) 05:28:43
コロンビア警察、イモに偽装したコカイン1.3トン押収 油圧プレスで成形

コロンビア警察は6月14日、イモに偽装したコカイン約1.3トンを押収した。油圧プレスで成形してイモに見せかけ、欧州の港に密輸しようとしていたが、「コンテナに賞味期限表示のない袋がある」との通報があり、偽装が発覚したという(ナレーションなし)。

コロンビアで塩酸コカイン約1.3トンが押収された。イモに見せかけるため油圧プレスで成形され、スペインやポルトガルなど、欧州の港に密輸されようとしていた。
コロンビア北部カルタヘナの港で、コンテナの中に賞味期限表示のない袋が見つかり、コカインの偽装が発覚したという。
コロンビア警察のリカルド・アラルコン氏
「約1.3トンの塩酸コカインが押収された。リスボンやバレンシアなど、欧州の港に出荷されようとしていた。
注目すべきなのは、密売人がコカインをイモや、(植物の)ユッカに偽装していた点だ。かなり独創的な密輸方法であり、密売人は油圧プレスでコカインをイモのように成形していた」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f234a4094c1a7adea7a1f6c0d21a6e9c7d4dc21d

96taro:2022/06/17(金) 05:29:25
米州のコロナ感染者、先週は11%増 南米で拡大

[サンパウロ 15日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州事務局は15日、同地域における先週の新型コロナウイルス感染者数は前週比11%増の120万人だったと発表した。死者は4069人だった。

感染者の増加ペースが最も大きかったのは南米で、前週から20%増えた。一方、中米は感染者、死者とも32%減少した。前回6月1日の発表では、中米のコロナ関連死者が最も大幅に増えていた。

米国では入院患者が2%、集中治療室(ICU)収容者が4.2%増加した。

メキシコの感染者は71%増の3万1000人超。カリブ海地域では感染者が3.7%増加した一方、死者数は19%減少した。

事務局長は「米州では大半の人がワクチンを接種しており、医療が対応できている。それでも依然として未接種者も多く、入院や死亡のリスクが非常に高い」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f8207cf04c419418dc383dfc273852ab332e7da

97taro:2022/06/18(土) 04:44:33
ネット公聴会に男性ストリッパーの映像、弁護士と検事が非難合戦 ペルー

ペルーで6月15日に生配信されていた、カスティジョ大統領の汚職疑惑に関するオンライン公聴会に、ブラジル人男性ストリッパーの動画が割り込んだ。弁護団のエスピノーサ氏のアカウントから流されたとみられるが、同氏はサイバー攻撃の被害を受けたとし、政府のシステムの脆弱さが原因だと述べた(ナレーションなし)。

ロハス検事
「スタジオから妨害があったようだ。弁護士からだ。
非常に示唆に富む映像を見せている。
なぜこうなったのか分からない」

ペルー大統領の汚職疑惑に関するオンライン公聴会に、男性ストリッパーの映像が割り込み、審理は混乱。
弁護側と検察側の非難合戦に。

大統領の弁護士、エスピノーサ氏
「ここからではない。『アシスタンス』が画面に表示されたことは別問題だ」
検事「私はただ読んでいるだけで……」
弁護士
「ここからの映像ではない。
専門家がそこにいるなら、どのメール
からの映像か確認してもらってくれ。
検察庁からかもしれない」

ロハス検事
「弁護側の提案を完全に拒否する」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8b89580bcd00cfac3e9aea76926862def2be054

98taro:2022/06/19(日) 04:19:12
コロンビア大統領選 左派と独立系、支持率拮抗 19日決選投票

 南米コロンビアで19日、大統領選の決選投票が行われる。1回目投票で首位となった元左翼ゲリラで左派のグスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)と、2位の独立系候補の実業家、ロドルフォ・エルナンデス氏(77)が争う。右派などの伝統政党出身者が決選投票に残れないのは史上初めて。世論調査では両候補の支持率は拮抗(きっこう)しており、予断を許さない状況だ。

 選挙管理当局によると、6人が争った5月29日の1回目投票では、当選に必要な過半数に届いた候補はなく、ペトロ氏(40・32%)とエルナンデス氏(28・15%)の上位2人が決選投票に進んだ。世論調査会社インバメルによると、今月10日時点の支持率は、エルナンデス氏の48・2%に対し、ペトロ氏は47・2%。他の調査でも優劣に違いはあるが、僅差で競っている。

 主な争点は、経済政策と汚職だ。3度目の出馬となるペトロ氏は、貧富の格差是正を訴え、富裕層への増税や国による失業者の雇用などを主張。米国などと結ぶ自由貿易協定(FTA)については国内産業育成のために見直しを表明している。コロンビアは伝統的に保守派による親米路線が継承されてきたが、ペトロ氏が勝利すれば初の左派政権誕生となる。外交政策が転換されれば、米国の中南米政策にも影響が出る可能性がある。

 地元紙ティエンポによると、ペトロ氏は決選投票への進出が決まった際の演説で「社会に真の変化をもたらす」と改めて決意を示した。10日にはロイター通信に対し、勝利すれば右派を含む反対勢力とも対話を行うと表明。中道票を取り込むため、柔軟な姿勢も見せている。

 一方、独立系で北部ブカラマンガの市長も務めたエルナンデス氏は当初、ほぼ無名の存在だったが、ネット交流サービス(SNS)を駆使する選挙戦を展開。汚職撲滅を争点化し、伝統政党への批判票や無党派層票をすくいあげた。ただ、貧困対策として大統領就任後は自身の給料を全額寄付すると述べるなど、ポピュリスト(大衆迎合主義者)的な発言も目立つ。実業家出身でもあることから、一部メディアからはトランプ前米大統領になぞらえて「コロンビアのトランプ」とも呼ばれる。

 エルナンデス氏は1回目の投票後、ツイッターに投稿した動画で「この数日が、国の未来を決める上で決定的な期間だ」と強調。1回目の投票で敗れた現在の右派ドゥケ政権の後継候補もエルナンデス氏の支持に回るなど、左派を敬遠する右派層などからの支持が集まりやすくなっている。

 コロンビアは1958年に軍事政権が倒れて以降、自由・保守両党による二大政党政治が定着。2002年からは自由党の流れをくむ右派、中道右派が政権を握り、16年には左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と和平合意を締結、半世紀以上に及ぶ内戦が終結した。

 しかし、新型コロナウイルスの流行で経済が低迷すると、21年4月にドゥケ政権が財政再建のため増税法案を提出したのを発端に抗議デモが各地で発生。また、02〜10年に大統領を務めたウリベ氏には汚職や右派民兵組織との関係の疑惑が浮上。伝統政党への国民の不満が強まっていた。

 世論は割れている。首都ボゴタの庶民の台所、パロケマオ市場の八百屋店主、フランシスコ・モレノさん(37)は「ペトロが大統領になれば、きっと生活が良くなる」と期待を込める。一方、タクシー運転手のレオネル・レイさん(57)は「汚職撲滅を掲げるエルナンデスの方がクリーンで信頼できる」と口にする。

 1回目の投票でペトロ、エルナンデス両氏以外の候補者に一票を投じたため、投票先を迷う有権者もいた。たばこや新聞などを販売する雑貨店の店員、マルタ・ガビリアさん(70)は「両候補とも『変革』を主張し、決めかねている。当日までに答えを出したい」と話した。

 ボゴタのロスアンデス大のフェリペ・ボテロ准教授(政治学)は「有権者はどちらの候補が相手に比べてマシかという『消極的な選択』で最後は投票先を選ぶだろう」と指摘。その上で「ペトロ氏が率いる左派連合は国会で少数派、エルナンデス氏は国会議員経験がないなど、どちらが勝っても政権運営は苦しいものになる」との見方も示した。

 コロンビアの大統領は任期4年で、再選禁止のためドゥケ氏は出馬できない。新大統領は8月に就任する。【ボゴタ中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/48533d1ca2ef935046236b768c704a66d1f7ff27

99taro:2022/06/19(日) 04:21:09
コロンビアで左派政権誕生も 19日に大統領選決選投票

 【ボゴタ時事】南米コロンビアで19日、左翼ゲリラ出身で元首都ボゴタ市長の左派グスタボ・ペトロ上院議員(62)と、実業家で独立系の中道ロドルフォ・エルナンデス前ブカラマンガ市長(77)による大統領選決選投票が行われる。

 支持率は伯仲しており、ペトロ氏が当選すれば、米国と蜜月関係にあるコロンビアで初の左派政権となる。6人が挑んだ5月29日の第1回投票ではペトロ氏が有効票の約4割、エルナンデス氏が約3割を獲得した。

 コロンビアではこれまで右派や中道右派が政権を担ってきたが、国民が求める貧困対策や汚職撲滅などは遅々として進まなかった。4年前の選挙では、当時41歳だったドゥケ大統領が清新さを売りにペトロ氏を決選投票で破ったが、昨年の増税案をきっかけに反政府デモが吹き荒れ、保守政治への不満が頂点に達した。

 上下両院議員として時の政権を厳しく追及してきたベテラン政治家のペトロ氏は、資源依存型の経済からの脱却や富裕層への課税強化などを主張。既存の自由貿易協定(FTA)見直しを訴えた。14日の演説で「待ち望んだ本当の変革が近づいている」と強調。これまで経済発展の恩恵にあずかれなかった貧困層などに、改革者であることをアピールした。

 一方、エルナンデス氏は市民による告発の推奨など、汚職対策の強化を約束。女性の社会参画や教育の質の改善、付加価値税の引き下げなどを訴えた。これまで保守政権を支持してきた富裕層・中間層や無党派層の取り込みを図っており、15日にはツイッターで「私の目を見て、言うことに耳を傾けてほしい。あなたをがっかりさせない」と自身への投票を呼び掛けた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/664fba10c77085ebc1373db7bad4c5716eb1ed08

100taro:2022/06/19(日) 04:21:53
名ゴールキーパーのチラベルト氏、パラグアイ大統領選に出馬表明

 サッカーの元パラグアイ代表で、ゴールキーパーながら数多くのゴールを決めたチラベルト氏が、来年の大統領選挙に出馬することを表明した。

 サッカーの元パラグアイ代表で、名ゴールーキーパとして活躍したホセ・ルイス・チラベルト氏は16日、来年4月に予定されている大統領選挙に出馬すると表明。SNSには「より良いパラグアイを作る責任を感じ、再びパラグアイ人であることに誇りが持てるようにするため、出馬を決めた」と大統領選への決意を投稿している。

 チラベルト氏はゴールキーパーながら、PKやフリーキックでは自らキッカーとして数多くのゴールを決めるなど型破りなプレースタイルで人気を博した世界的名手。チラベルト氏は正ゴールキーパーとして1998年のフランス大会、2002年の日韓大会と2度のワールドカップに出場した。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/944c64328c254e1db0b243a0622ba2928fcd9bdd

101taro:2022/06/20(月) 04:48:33
大統領は元ゲリラか企業家か、いずれも「破壊的な候補」…異例の決選投票へ

 【ボゴタ=淵上隆悠】南米コロンビアで19日、右派のイバン・ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われる。左派の元ゲリラと独立系政党の企業家による異例の一騎打ちとなった。事前の世論調査では大接戦で、どちらが勝利しても、コロンビアにとっては大きな転換点となる。

 5月29日の第1回投票では、元ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が40・3%を獲得した。波乱だったのは、2位の候補だ。主要政党には属さない企業家ロドルフォ・エルナンデス氏(77)が28・1%で決選投票に進んだ。ドゥケ氏と支持層が重なる中道右派の候補は23・9%にとどまった。国民が「エスタブリッシュメント(既得権層)」を嫌い、変革を求めた結果だと受け止められている。

 コロンビアでは19世紀半ばから続いてきた自由・保守の2大政党制が2000年代初頭に崩れ、約20年間、自由党の流れをくむ親米で右派寄りの政権が続いてきた。徹底した治安対策や左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」との和平合意など成果もあるが、広がる格差への不満も高まった。昨年には少なくとも46人が死亡するデモが起き、ドゥケ政権の支持率は下がっていた。

 同国初の左派政権樹立を目指すペトロ氏は、「一つの時代が終わった」と強調する。格差是正や、農民、女性の政治参加などを打ち出して支持を集めているが、自由貿易協定(FTA)の見直しや大胆な環境保護政策などは経済界の不評を買っている。米国との関係も大きく変わると予想されている。

 エルナンデス氏は、過去に小都市の市長経験はあるが、中央政界では無名の存在だ。SNSを駆使した選挙戦略で知名度を上げ、やはり「伝統的な政治勢力は死んだ」と刷新を訴える。汚職撲滅を旗印にするが、給料の寄付や大統領専用機不使用、複数の在外公館の閉鎖などコスト削減策を並べ、「ポピュリスト」との指摘もある。

 最新の世論調査の支持率は、ペトロ氏が46・5%、エルナンデス氏が48・2%で競っている。コロンビアの政治アナリスト、セルヒオ・グスマン氏(37)は、「国民は現状維持や緩やかな変化を拒否し、破壊的な候補を好んだ。どちらが勝利しても、この国はこれまでにない経験をすることになる」と指摘した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220619-OYT1T50019/2/

102taro:2022/06/20(月) 04:52:14
コロンビア大統領選、決選投票始まる 19日夜に大勢判明の見通し

 南米コロンビアの大統領選は、19日午前8時(日本時間19日午後10時)から決選投票が始まった。左翼ゲリラ出身のグスタボ・ペトロ氏(62)と実業家のロドルフォ・エルナンデス氏(77)の対決で、早ければ19日夜に大勢が判明する見通し。世論調査では両候補者の支持率は拮抗(きっこう)しており、結果確定に数日かかるとの見方も出ている。

 主な争点は経済政策と汚職対策だ。首都ボゴタの元市長であるペトロ氏は貧富の格差の是正を訴え、富裕層への増税や国による失業者の雇用などを公約。勝利すれば、保守派による親米路線が続いてきたコロンビアで初の左派政権誕生となる。一方、北部ブカラマンガの市長を務めた独立系候補のエルナンデス氏は、汚職撲滅を最優先課題に挙げ、付加価値税の19%から10%への引き下げなどを掲げている。

 地元メディアによると、ボゴタ高裁が15日、両候補者に対し、憲法に規定された国民の政治参加の権利を侵害しているとして60分間のテレビ討論会を開催するよう命じた。しかし、両候補者による直接討論は実施されていない。【ボゴタ中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/7dcf34c96043513351ef5d58d414511ce063a7b1

103taro:2022/06/20(月) 11:03:11
コロンビア大統領にペトロ氏 ゲリラ出身、初の左派政権誕生へ

 【ボゴタ時事】南米コロンビアで19日、ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われ、左翼ゲリラ出身で元ボゴタ市長のグスタボ・ペトロ上院議員(62)が初当選を決めた。米国と蜜月関係が続いてきたコロンビアで初の左派政権が誕生する。就任は8月7日で、任期は4年。再選は禁止されている。

 ペトロ氏はツイッターで「きょうは国民の祝日だ。初めての大衆の勝利だ」と宣言。対立候補の実業家で独立系の中道ロドルフォ・エルナンデス前ブカラマンガ市長(77)も敗北を認めた。
 中央選管当局によると、暫定開票率99.67%の段階でペトロ氏の得票率は50.48%、エルナンデス氏は47.26%だった。事前の世論調査では、支持率が伯仲していた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062000183&g=int

104taro:2022/06/21(火) 04:06:47
コロンビアに左派「ピンクの波」 米、難しいかじ取り

【ニューヨーク=平田雄介】19日の南米コロンビア大統領選決選投票に勝利した左派グスタボ・ペトロ氏(62)は8月7日に新大統領に就任する。左派政権の誕生が相次ぐ中南米では既に米国の影響力の低下が表面化しており、ペトロ氏の当選により「米国の中南米政策のかじ取りはさらに難しくなる」(外交筋)との見方がある。

ペトロ氏は17歳だった1977年に左翼ゲリラ「4月19日運動」(M19)に参加した。そこで「貧しい農家の暮らしに触れたことが政治活動の原点になった」という。武器の不法所持などで投獄され、出獄後は政治家に転身して下院議員や上院議員、首都ボゴタ市長を務めた。大統領選への挑戦は3度目。2018年の前回選は決選投票で現職のドゥケ大統領に敗れた。

今回の選挙戦では経済格差の是正を重視し、大学教育の無償化や年金改革などを訴えたが、米メディアでは反米左派政権のベネズエラとの外交関係再開を掲げたことも注目を集めた。

米国は、ベネズエラのマドゥロ大統領が17年に独裁体制を確立して以降、民主化を促すための制裁で「最大限の圧力」をかけてきたが、最近は中南米諸国の支持を失い、コロンビアは米国に歩調を合わせる「南米最後のとりで」(米紙ニューヨーク・タイムズ)となっていたからだ。

コロンビアの左派政権誕生は、18年のメキシコ▽19年のアルゼンチン▽20年のボリビア▽昨年のペルー▽今年のホンジュラス、チリに続く。10月のブラジル大統領選でも左派ルラ元大統領が世論調査で優勢だ。共産化(赤化)するほど過激ではないとの意味で「ピンクの波」と呼ばれるが、中南米への米国の介入を忌避する動きは強まっている。

6月上旬の米州首脳会議では、米国が「非民主的」としてベネズエラ、キューバ、ニカラグアを招待しなかったことに、メキシコのロペスオブラドール大統領ら8カ国の首脳が反発し会議をボイコット。中南米の自律性を高め、結束を重視する姿勢を印象づけた。

「米国の裏庭」と呼ばれてきた中南米について、バイデン米大統領は「フロントヤード(表の庭)だ。中南米諸国は友人だ」と強調する。5月にはコロンビアを「北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国」に指定して関係強化を図り、対ベネズエラ制裁の緩和方針を示した。米国にも変化の兆しがある。

https://www.sankei.com/article/20220620-VRPENLK4OFKZHNOR65ICNEMCRM/

105taro:2022/06/21(火) 04:18:29
コロンビアに初の左派政権 親米から外交路線転換の可能性も

 南米コロンビアで19日、右派ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が投開票され、元左翼ゲリラで左派のグスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が、独立系候補の実業家、ロドルフォ・エルナンデス氏(77)を小差で制し、初当選を決めた。保守派による親米路線が続いたコロンビアで、左派政権が誕生するのは初めて。

 ペトロ氏は、自由貿易協定(FTA)の見直しや2019年に断交した反米左派、ベネズエラのマドゥロ政権との外交関係回復に向けた対話再開を公約に掲げる。ドゥケ政権は南米随一の親米派だったが、左派への政権交代により、対米外交が大きく転換する可能性がある。

 選挙管理当局の発表(開票率100%)によると、ペトロ氏の得票率は50・44%、エルナンデス氏は47・31%。投票率は58・08%だった。

 ペトロ氏は19日夜、首都ボゴタのスポーツアリーナで支持者を前に演説し、「我々は新たな歴史の一ページを開こうとしている。きょうがコロンビアにとって、変革の日だ」と勝利宣言した。

 ペトロ氏勝利を受け、ボゴタの繁華街には支持者たちが集まり、拳を突き上げ「やっと勝てた!」と声を張り上げた。学生のマリア・ドゥアルテさん(25)は「既得権益を守る従来型政治のやり方を、ペトロは変えてくれる」と期待を寄せた。エンジニアのハメス・ディアスさん(60)は「公約に掲げた政策を確実に実行して、より良い生活ができる機会を与えてほしい」と話した。

 一方、エルナンデス氏もツイッターで「グスタボの勝利を祝いたい」と敗北宣言し、「国民が求める変革を実現するため、私もサポートする」と表明した。

 3度目の出馬となったぺトロ氏は、親キューバ系で1990年に合法政党となった左翼ゲリラ「4月19日運動(M19)」出身。選挙戦では、貧富の格差是正や雇用の創出などを訴え、貧困層や若者からの支持を集めた。エルナンデス氏の政治経験不足を不安視する有権者の票も取り込んだ。

 コロンビアは58年に軍事政権が倒れて以降、自由・保守両党による2大政党政治が定着。02年からは自由党の流れをくむ右派、中道右派が政権を握った。しかし21年4月、新型コロナウイルスの流行で経済が低迷すると、ドゥケ政権が財政再建のため増税法案を提出したことに対する反発から抗議デモが各地で発生。汚職への不満も根強く、右派など伝統政党出身の候補者は決選投票に進めなかった。

 コロンビアでは憲法で再選が禁じられている。大統領の任期は4年で、ペトロ氏は8月7日に就任する。【ボゴタ中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf60db6dc652981ddbafec0b7b922bac590509b

106taro:2022/06/21(火) 04:19:15
チリで最初のサル痘感染確認、欧州渡航歴ある若年男性

[サンティアゴ 17日 ロイター] - チリ保健省は17日、国内初のサル痘感染者を確認したと明らかにした。

保健省の声明によると、感染者は欧州に渡航歴のあるメトロポリタン地域出身の若年男性。体調は良好で合併症はないが、病斑やリンパ節の腫れなどの症状が出ているという。

中南米では、アルゼンチンで最初にサル痘の感染が確認され、その後ブラジル、メキシコ、ベネズエラでも見つかっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec71ea5154f86ce3fe971a5312194a12ff928fce

107taro:2022/06/22(水) 04:35:39
ベネズエラで拘束の米国人男性、自殺はかり重体に

(CNN) 南米ベネズエラで2年近くにわたり拘束されている米国人男性が、自殺をはかって病院に搬送され、重体となっている。親族が明らかにした。

元米海兵隊員のマシュー・ヒースさんがテロ容疑で逮捕されたのは2020年9月。米国務省は誤認逮捕だったとみている。おばのトゥルーディ・ラザフォードさんによると、ヒースさんは自殺をはかって軍の病院に搬送され、生命が危ぶまれる状態にあるという。

ヒースさんの状態について家族に連絡があったのは20日だった。米政府からの連絡ではなかったとラザフォードさんは話し、「先週も政府高官3人との電話会議で、マシューの精神的・身体的健康状態について懸念を伝えたばかりだった」と打ち明けた。

さらに、「マシューの命が危険にさらされているのに、ホワイトハウスが緊急に対応する様子は全くない」と苛立ちを示し、「彼の13歳の息子に、ホワイトハウスが彼を救うことを大切に思ってくれないから、お父さんは帰ってこないとどう説明するのか」と問いかけた。

国務省報道官は「米国人がベネズエラで入院したという報道については認識している」としながらも、プライバシーを理由にそれ以上のコメントは避けている。

ラザフォードさんは、拘束者の家族の支援活動を行っているビル・リチャードソン元知事にも支援を求めていることを明らかにした。

リチャードソン氏はCNNに寄せた声明で、「マシューに米国で必要な治療を受けさせるため、マドゥロ政権に緊急医療避難を認めるよう働きかける」とした。

ベネズエラで拘束されたと伝えられた米国人はヒースさんを含めて少なくとも8人いる。このうち米石油会社の元幹部6人のうち5人は、逮捕から4年以上たった今も解放されていない。

https://www.cnn.co.jp/usa/35189249.html

108taro:2022/06/22(水) 04:38:07
南米「左傾化」に拍車 米国の影響力低下不可避

 【ボゴタ時事】19日に実施されたコロンビア大統領選で左翼ゲリラ出身のペトロ氏が勝利したことにより、南米大陸12カ国のうち8カ国が左派にルーツを持つ政権となる。10月にブラジルで行われる大統領選でも左派ルラ氏の返り咲きが確実視されており、左傾化に拍車が掛かっている。

 この1年だけでも、ペルーで昨年7月、元小学校教師で教員組合幹部出身のカスティジョ大統領の率いる急進左派政権が発足。チリでも今年3月に学生運動出身で36歳のボリッチ氏が大統領に就任した。
 伝統的に米国の勢力下にあり、「米国の裏庭」と呼ばれる南米で左傾化が進む背景には、米政府の後押しを受けた歴代保守政権の下で汚職や貧困の撲滅が一向に進まないことに対する強い不満がある。保守政権による新自由主義的政策も「外国への天然資源流出や、国内の社会格差拡大につながった」と批判を招いた。
 近年では、各国の最大貿易相手国の座を中国が次々と米国から奪っている。ほとんどの政権が中道寄りで、ベネズエラのように反米主義が主流になる可能性は低い。ただ、米国と関係が最も近かったコロンビアが左派陣営に加わることで、南米での米国の政治・経済的影響力の低下は避けられそうにない。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062000581&g=int

109taro:2022/06/22(水) 04:39:40
対日EPA、暗礁乗り上げ 大統領に保護主義ペトロ氏 コロンビア

 【ボゴタ時事】南米コロンビアの大統領選で保護主義を掲げる左派のペトロ氏が勝利したことで、日本がコロンビアと進めている経済連携協定(EPA)交渉が暗礁に乗り上げる見通しとなった。

 ペトロ氏は既存の自由貿易協定(FTA)の見直しや再交渉、関税の引き上げを公約。通商政策を抜本的に見直すとみられるためだ。

 日本はコロンビアから石炭やコーヒー、花卉(かき)、カカオ、アボカドなどを輸入する一方、自動車や鉄鋼といった工業製品を主に輸出している。両国政府は貿易拡大に向け、2012年末からEPA締結へ交渉を続けている。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)の豊田哲也ボゴタ事務所長は、ペトロ氏が一貫して自由貿易に反対してきたため、「対日EPAの推進には後ろ向きになることが予想される」と懸念する。コロンビアと韓国間のFTAは発効済みで、EPA交渉が停滞すれば、自動車などの品目で韓国製品に対する輸出競争力に影響が出かねない。

 豊田氏はまた、隣国ベネズエラの左派政権による外資系企業の接収のような事態が起きることは想定しにくいとしつつ、政策の不透明感が強まることで「(日本を含めた内外の)企業は当面、新規投資を様子見するのではないか」と予測。経済は現時点で好調だが、「政治が(景気の)足を引っ張ることも考えられる」と、新政権の政策運営に警戒感を示した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/f69cb55e9a76397fd908d26b804a653916f3fb69

110taro:2022/06/22(水) 04:40:29
新政権と関係構築に意欲 ベネズエラ

 【ボゴタ時事】南米ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領は19日、隣国コロンビアの大統領選で左派ペトロ氏が勝利したことを受け、「(新政権と)新たな包括的関係を築く固い意志を表明する」との声明を発表した。マドゥロ氏はコロンビアの親米右派ドゥケ大統領と激しく対立。両国は国交断絶状態にある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062000598&g=int

111taro:2022/06/22(水) 04:42:48
コロンビア初の左派大統領の誕生!コロンビア国民の反応は?
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/matsuo/2022/06/eleccionescolombia2022.php

6月19日コロンビアで大統領選挙の決選投票が行われ、左派のグスタボ・ペトロが勝利を収めました。

得票数はペトロが50,44%(1,692,503票)に対し、落選したロドルフォ・エルナンデスは47,04%(9,923,729票)という結果に。敗れたエルナンデスは「ペトロにはコロンビアを導き、汚職に立ち向かい、国民を裏切らないで欲しいと考えています。私は敗北しましたが、私の政策を支持してくださってありがとうございました。」とSNSを通して敗北を認めるコメントを発表しています。

今回の選挙で注目されていたテーマは「変化」。どんどん開いていく貧富の差や悪化していく治安、同じ家族間で世代交代していくだけの政治家たちに嫌気がさした国民たちの口から「Cambio(変化)」という言葉が頻繁に発せられていた今回の大統領選。コロンビアでは左派が政権を握るのは歴史上初めてで、当選したペトロには大きな期待が集まっています。

「今日からコロンビアは変化するのだ」
「この歴史的な日に感謝します。私たちはコロンビアに、ラテンアメリカに、そして世界に新たな歴史を刻み込んでいるのです。これはあなたたちなしでは成し遂げられませんでした。今、あなたたちこそが変化する力、愛の力、そして希望の力なのです。」

「今日からコロンビアは変化するのです。コロンビアは新しくなります。」

当選が確実となったペトロは40分にわたる演説の中で新しいコロンビアに訪れるであろう「変化」について何度も口にしました。

この当選演説の中でペトロは息子の遺影を持った一人の女性にマイクを渡します。彼女の息子であるディラン・クルス(当時18歳)は、2019年に行われた教育を求めるデモ行進に参加している最中に、暴動鎮圧機動隊(ESMAD)に頭を打たれ死亡しました。

「私の息子や過去に政府によって命を奪われた国民の威厳のために声を上げます。大統領、あなたを歓迎します。あなたは私たち全員の希望なのです。あなたは私たちのような貧困層、そして黒人、白人、裕福層の希望です。ペトロ大統領、コロンビアにようこそ!」

昨年4月に行われた反政府デモでは暴動鎮圧機動隊(ESMAD)によって44人の国民の命が奪われ、この出来事はコロンビアで長く続く伝統的な政治に対して疑問を抱く大きなきっかけとなりました。今回当選したペトロはこの暴動鎮圧機動隊(ESMAD)や警察機関のあり方を見直すことを公約として掲げています。

今回の選挙で終始注目を集めていた人物の一人がフランシア・マルケスです。(過去記事:コロンビア初の黒人副大統領となるか。今注目の人物フランシア・マルケスとは?)ペトロが当選したことによってコロンビア史上初の黒人副大統領になることが決まりました。

彼らのスローガンは「Vivir sabroso(楽に生きる)」。この言葉はフランシアのルーツであるアフリカから来た考え方で、アフロ系の多い貧困地区では頻繁に口にされる言葉なのです。しかしペトロを支持しない層はこの言葉を怠け者の言葉だと非難してきました。これに対してフランシアはこの様に言葉の意味を説明しています。

「Vivir sabroso(楽に生きる)は尊厳を持って生きることを意味しています。国からの保護や保障もなく貧困の中で生きている私たちが、今まで与えられてこなかった人権を持って生きることを意味しているのです。」

フランシアは貧困地区出身の黒人。更に女性でシングルマザーということから、立場の弱い国民の気持ちを代弁してくれるのではないかと、彼女の様な社会的弱者から大きな支持を集めています。ペトロの当選が決まった時「おめでとうフランシア」と、多くの国民がペトロではなくフランシアに祝福の言葉を投げかけていたことがとても印象的でした。

下の動画に映る黒人男性はペトロの当選が決まるとベランダに飛び出し「初めての黒人副大統領だチクショウ!!」と拳を突き上げ喜び、その後家族と抱き合って嬉し涙を流しています。国に忘れられた人々と言われている貧困地区の国民たちにとって、フランシアの存在がどれだけ意味を持つものなのかがこの動画から見て取れると思います。

112taro:2022/06/22(水) 04:43:11
パスポート申請の増加
ペトロの当選が決まりブカラマンガ市ではパスポートの申請が600%増加したという報道があります。これは「ペトロに対する恐怖」が生み出した現象でしょう。

ペトロを支持しない層には、ペトロが大統領になることでコロンビアが国としてダメになってしまうと思っている人が大勢います。実際に私の身の周りにいるペトロの不支持者たちは口を揃えて「ペトロが勝ったらコロンビアはベネズエラみたいになってしまう。我々の私有地を全て取り上げて独裁政権を作り出そうとしているんだ。ペトロはELN (ゲリラ軍)と繋がっているから治安もどんどん悪くなる。」と言っています。実際これらの話に根拠はないのですが彼らはそれを信じて疑わずペトロが大統領になる事を恐れており、ペトロが大統領になるなら国外に避難すると宣言していた人も少なくありません。

これらの反ペトロ派の噂に根拠がないにしても、ペトロの公約には野心的なものが多く専門家の中にはコロンビアの将来を心配する声が聞かれることも事実です。

賛否が大きく分かれる公約のひとつとして掲げられるのが「新規石油プロジェクトの禁止」。環境問題に対する意識も高いペトロは、石油ではなく再生可能エネルギーに力を入れていきたいという姿勢を見せています。石油の採掘を徐々に減らし、再生可能エネルギーに切り替えていくことで雇用も増やすという目的がある様ですが、石油の輸出はコロンビアの国内総生産の3,3%を占める産業。これをなくしてしまうことはコロンビアの経済に大きな影響を与える可能性は否定できません。

また貧困対策として年金や健康保険制度の改革も公約に掲げていますが、その財源を富裕層や企業への課税の強化で補おうとしていることから富裕層の不満が高まっており、更にこの増税や予測の難しい新しい政権発足が原因で外資系の企業がコロンビアに投資する事を躊躇してしまうことが心配されています。

 

国民の期待に応えられるか
ペトロの当選を受け、多くのペトロ支持者が街に繰り出し勝利の行進を行いました。その多くはこれからのコロンビアの未来を担う若者たち。地元メディアのインタビューを受けた参加者たちは口々にペトロに対する期待とコロンビアの将来に対する希望について語っていました。

貧富の差、失業率、汚職、治安の悪化など、問題が盛り沢山のコロンビア。ペトロがもたらす変化で全ての国民が「Vivir sabroso(楽に生きる)」ことができるのか。8月7日に発足されるペトロ政権に、多くの国民の期待が集まっています。

113taro:2022/06/24(金) 04:29:34
病院停電で225人死亡 ベネズエラ、1〜6月


経済・財政危機で停電が頻発する南米ベネズエラで、今年1〜6月に全国の病院で少なくとも225人が停電が原因で死亡した。全国の医療関係者でつくるネットワークが22日までに報告書で明らかにした。

停電により医療機器が使えなかったり、エレベーターが作動せずに患者を必要な治療室に移せなかったりしたことが原因だという。調査対象の病院のうち50・7%が停電が起きたと回答した。

ベネズエラでは老朽化した発電所のメンテナンス不足などから停電が多発。2019年には何日も続く大規模停電が起きた。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220623-TCULRS4PZRM67HFGG4UH2CVTB4/

114taro:2022/06/24(金) 04:41:41
コロンビア次期大統領とベネズエラのマドゥロ氏、国境関係の正常化協議

[ボゴタ 22日 ロイター] - 19日のコロンビア大統領選で次期大統領に選出されたグスタボ・ペトロ氏とベネズエラのマドゥロ大統領は22日、国境往来を巡る関係正常化について協議したと明らかにした。

両国の関係は、4年にわたるドゥケ政権下で悪化した。ドゥケ氏はマドゥロ政権が犯罪者をかくまっていると非難しているが、ベネズエラ政府はこれを否定している。

こうした背景や新型コロナウイルス禍から、近年は両国の国境が部分的に閉鎖され、現在も主に陸路での渡航者にのみ開放されている。

マドゥロ大統領はツイッターに、「われわれは国境正常化への意欲について協議した」と投稿。ペトロ氏も同様のメッセージを投稿した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce5aae4e3581f4a41b60af5af118866ffc822078

115taro:2022/06/24(金) 04:43:24
チリ銅公団労働者がスト開始、政府は懸念払拭

[サンティアゴ 22日 ロイター] - 産銅世界最大手であるチリ銅公団(コデルコ)の労働者は22日、環境問題によるベンタナス製錬所の閉鎖に抗議するため、大規模なストライキを開始した。チリ政府は操業への影響はさほどないとしている。

同国中央部沿岸の工業地帯にあるこの製錬所を巡っては、環境汚染で地域の住人に健康被害が確認され、メンテナンスなどのために操業が停止されていた。労働者側は製錬所の改良を求めていたが、コデルコは17日に閉鎖を発表した。

一方、政府と会社は、操業への影響に対する懸念払拭に動いた。

マルセル財務相は、スト開始から数時間後の記者会見で「採掘が停止したわけではない」と述べ「したがって収入への影響は基本的にゼロだ」と述べた。

コデルコの暫定最高経営責任者(CEO)であるアンドレ・スガレ氏は、操業に関して「多少の中断」があったが、再開のための措置を取ることができたと説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e34bd2a0c26e2e491736272cda4c48af2ceed3c5

116taro:2022/06/24(金) 04:46:11
家の下にインカ時代の墓 ペルー

 【リマ・ロイター時事】南米ペルーの首都リマの中心部で、住宅の下からインカ文明期の墓が発見された。

 墓からは陶磁器や装飾品とともに、布で包まれたミイラが見つかった。

 考古学者のフリオ・アバント氏は、発見されたのが上流階級の人物の墓だろうと指摘。1400年代に南米西部を広く支配したインカ帝国が、リマ一帯を統治する前のものと推定している。

 墓の上に建てられていた家の住人は「びっくりだ。それ以外に言いようがない」と語った。この地域では過去にも考古学的な発見が相次いでおり、家の改築に際して調査が求められていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdcb7ad0515617e5db61cfe04c32ad1bd3178321

117taro:2022/06/26(日) 05:43:29
横転したバスに後続のバイクが突っ込む ペルーの高速道路

高速道路を走るバスが突然、横転し、倒れたバスにさらにバイクが追突しました。事故の瞬間を監視カメラが捉えていました。

 ペルー・リマ郡の高速道路で23日、バスが分岐点の緩衝材に衝突し、そのまま横転しました。

 その後ろを走っていたバイクが突然の出来事で避けきれず、バスに追突しました。

 この事故で多くの車が巻き込まれ、子ども3人を含む少なくとも17人が打撲などのけがを負いました。

 けが人全員が病院に搬送されたということです。

 当局は事故の詳しい原因を調べています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/2223b24d26a07d40af05bd37e9181887b61787b7

118taro:2022/06/26(日) 05:46:32
アルゼンチン、BRICS加盟希望 実現なら影響力強化

 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンのフェルナンデス大統領は24日、新興5カ国(BRICS)と途上国首脳らによるオンライン会議で、BRICSへの正式加盟を希望すると表明した。

 BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るグループ。ロシアを除く4カ国は、ウクライナ侵攻をめぐる米欧主導の対ロ制裁から距離を置いている。

 フェルナンデス氏は「アルゼンチンは正式メンバーになることを希望する」と強調。「われわれは安全で責任ある食料供給国であり、バイオテクノロジーや物流の分野で(世界に)認められている」と述べた。

 BRICS5カ国は世界の総人口の42%、国内総生産(GDP)の24%を占めており、農業・資源大国のアルゼンチンが加われば影響力が高まることが予想される。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c250bfa84e51edf8f74f615d84b2ff7c80d7c816

119taro:2022/06/26(日) 05:51:01
焦点:中南米に左派政権次々、コロナとインフレ契機

[メキシコ市/ボゴタ/サンパウロ 22日 ロイター] - 中南米はコロンビアで初の左派大統領が誕生し、ブラジルも10月の大統領選に向け左派候補が有利に選挙戦を進めるなど、「ピンクの潮流」と呼ばれた2000年代初頭の左傾化を思わせる動きが強まっている。

中南米では、新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的打撃と、ロシアのウクライナ侵攻が引き起こした猛烈なインフレに怒った有権者が主流派政党に見切りをつけ、「大きな政府」と財政出動の公約に引き寄せられている。

「左派政権は希望そのものだ」と話すのはコロンビアの首都ボゴタの小学校教師で、19日の大統領選決選投票を制した左派のペトロ氏を支持するグロリア・サンチェスさん(50)。「国民を、貧しい人々を人間と見なす政府は初めてだ」と賞賛を惜しまない。

中南米では、既にメキシコ、アルゼンチン、チリ、ペルーなどで左派が政権を握っており、これにコロンビアが加わった。さらにブラジルでは左派でルラ元大統領が世論調査で極右の現職、ボルソナロ氏をリードしている。

チリやコロンビアなどで保守派の牙城が覆され、政治的断層が動いたことで、穀物や金属から経済政策、さらには米国や中国といった主要パートナーとの関係まで幅広い分野に影響が及びかねない。

ブラジルの左派・労働党のウンベルト・コスタ上院議員は「政府ごとに微妙な違いはあるが、中南米では実に重要ではっきりした動きが起きている」と言う。

チリでは今年3月に急進派のボリッチ氏(36)が大統領に就任。ペルーでは昨年、社会主義者で元教師のカスティジョ氏が大統領に就いた。ボリビアは保守派が短期間、暫定的に政権の座にあったが、2020年の総選挙で社会党が勝利した。

元祖「ピンクの潮流」の象徴的存在だったボリビアのモラレス元大統領は、コロンビアでのペトロ氏勝利について「中南米左派の旗を掲げる社会的良心と連帯の高まり」を表すものだとツイートした。

<注目の的・ブラジル>

注目の的となっているのがブラジルだ。10月に大統領選が実施されるが、ポピュリストで極右の現職・ボルソナロ氏への不満が高まっており、左派政権が誕生する可能性がある。

左派のアレクサンドレ・パディーリャ議員は「ボルソナロ氏との戦いで左派は息を吹き返した」と述べた。反ボルソナロ氏の動きが若い有権者を引き付け、政治的・経済的現状に抗議する人々を結び付けているという。

同議員は「世界中で経済や政治に携わる人々が、不平等を深める結果となった一連の新自由主義的な政策を見直す必要がある、と気づきつつあるのだと思う」と指摘した。

だが、今回のピンクの潮流は、ベネズエラのチャベス氏やボリビアのモラレス氏など過激な左派が台頭した前回と大きく異なっている。

ペルーのカスティジョ氏は昨年半ばの大統領就任以来、中道に振れ、自身の与党との関係がぎくしゃくしている。チリのボリッチ氏は穏健な経済政策を模索し、左派の権威主義的な体制を批判している。

流れが変わる可能性もある。アルゼンチンでは中道左派のフェルナンデス大統領が2023年の選挙に向けて圧力にさらされている。ペルーのカスティジョ大統領はたび重なる弾劾提案と戦っており、チリのボリッチ氏の支持率は就任以来、低下している。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのアナリスト、ニコラス・サルディアス氏は「もし、今選挙が行われたら、こうした『ピンク』政権の多くは消滅するだろう」と話した。「支持基盤は盤石ではない」という。

コロンビアの一般有権者の多くは単に、自分とその子どもたちのために、より良い生活を求めていた。望んでいるのは勉強や仕事の機会だ。

ボゴタで商店を経営するペドロ・ペドラザさん(60)は「左派とか右派とかはよく分からない。私たちは労働者で、そういうことはどうでもいい。働きたい、そして子どもたちには自分たちよりもいい生活をしてほしい」と言う。「タダで何かが欲しいわけではない。働いて成功し、貧困から抜け出せるような環境が欲しい」と述べた。

(Isabel Woodford記者、Carlos Vargas記者、Gabriel Araujo記者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4625bc347da99c412a2b8a4cc96a8a542815af77

120taro:2022/06/28(火) 04:25:55
銅価格、非常に堅調に推移へ=チリのコデルコ

[サンティアゴ 26日 ロイター] - 産銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)のマキシモ・パチェコ取締役会会長はロイターとのインタビューで、最近急落している銅が今後堅調に推移するとの見方を示した。

会長は「短期的な乱高下はあるかもしれないが、重要なのはファンダメンタルズであり、需給バランスは、銅の埋蔵量があるわれわれにとって非常に有利だとみられる」とし「銅は非常に優れた導体であり、銅の新たな鉱床もそれほど多くない。今後は電気の時代になるとみられ、銅価格は非常に堅調するだろう」との見方を示した。

今年も含め、在任中は年間生産目標を170万トンに維持するとも発言。コストを抑える必要があると述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/840607237093dd63ccdd014752ec37ebe4e65965

121taro:2022/06/28(火) 04:28:38
3階建て観客スタンドが倒壊 南米コロンビアの闘牛場事故

エル・エスピナル、コロンビア、6月27日(AP)― 南米コロンビア中西部アンデス地方のトリマ県で6月26日、闘牛場の3階建てスタンドが突然倒壊し、少なくとも4人が死亡、約30人が負傷した。
 トリマ県のエル・エスピナルにある闘牛場で、一般市民が牛と対決する伝統行事が行われていた最中の事故で、女性2人と男性1人、それに未成年が1人、合計4人の死亡が確認されている。
 問題の伝統行事は、トリマ県のホセ・リカルド・オロスコ知事の中止要請にもかかわらず開催されたもので、イバン・ドゥケ大統領が事故原因の調査を命じたと伝えられている。
 また、グスタボ・ペトロ次期大統領は「このような事故が起きたのはこれが初めてではない」として、各県知事に同様なイベントの中止を呼び掛けている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f3bacf90c0b6fef380bca93d70d00ee981f377

122taro:2022/06/28(火) 04:48:08
インカの祭り「インティ・ライミ」再現 ペルー

【6月27日 AFP】ペルー南東部クスコ(Cuzco)のサクサイワマン(Sacsayhuaman)遺跡などで24日、インカ(Inca)帝国の祭り「インティ・ライミ(Inti Raymi)」を再現するイベントが開かれた。

 最も日が短くなる冬至に行われていたインティ・ライミは、インカ文化で最も重要な太陽神をたたえ、豊作を祈る宗教的儀式。(c)AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/b15e43814a15a46cdc163406988db728b6de1458

123taro:2022/06/28(火) 04:50:08
チリで給与誤振り込み2千万円 返金拒否し退社、音信不通に

 【サンパウロ共同】南米チリの大手保存肉会社が、男性従業員に給与を支払う際に額を誤って約1億6500万ペソ(約2400万円)を振り込んだ。会社は返還を求めたが男性は拒否して退社、音信不通になった。同国メディアが26日までに報じた。

 男性の通常の給与は約50万ペソ。金を返還しに銀行に来ることになっていたが姿を見せなかった。その後弁護士を通じて退社を伝達、連絡が取れなくなった。会社側は「不法な占有」として法的手続きを取っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d99bf4a01674a08fdb74eea4ec8ef6dcd61bc4a

124taro:2022/06/30(木) 03:37:33
コロンビア刑務所で暴動、火災で52人死亡

【6月29日 AFP】コロンビア南西部トゥルア(Tulua)の刑務所で28日未明、暴動を起こした受刑者が放火し、少なくとも受刑者52人が死亡、刑務官を含む26人が負傷した。刑務当局が明らかにした。

 刑務所を管理するINPECのトップ、ティト・カステジャーノス(Tito Castellanos)氏によると、火災は午前2時ごろ発生した。

 警察と軍が派遣され、刑務所を取り囲んだ。刑務所には1200人以上が収容されており、火災の影響があった建物には180人がいた。

 カステジャーノス氏はRCNラジオに対し、「受刑者が火をつけた。残念ながらどのような結果になるかは分かっていなかった」と述べた。火災は消防隊により消し止められたという。

 刑務所の外には、受刑者の家族が集まっていた。

 当局は当初、脱獄を試みた可能性があるとみていたが、後に暴動だったと発表した。

 ウィルソン・ルイス・オレフエラ(Wilson Ruiz Orejuela)法相は、「受刑者間の抗争がきっかけだった。怒った受刑者の一人がマットレスに火をつけ、火災になった」と説明した。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3412089?cx_part=top_latest

125taro:2022/07/01(金) 04:19:58
ロシア人バレリーナ、死体で発見。ウクライナ侵攻後、3人目

<コロンビアの首都ボゴタにあるホテルで、ロシア人のバレリーナが死亡しているのが発見された。3人目だ。ウクライナでも、バレエダンサーが亡くなっている>

民放最大手カラコル・テレビシオンの報道番組「ノティシアス・カラコル」はこのバレリーナについて、ボゴタのコルフェリアス地区にあるホテルで遺体で発見されたと報じた。地元警察によれば、現場には薬物と酒の瓶があった。このバレリーナはロシア人で、ほかの複数のロシア人ダンサーと共にコロンビアに滞在していたという。バレエ団の一員としての滞在だったのかどうかは、明らかになっていない。

Wラジオ・コロンビアによれば、死亡したバレリーナはアンゲリカ・グリビニーナ(39)。遺体で発見される数日前から、ボゴタのホテルに滞在していたということだ。

死亡したバレリーナの身元について、本誌は独自に確認ができておらず、在コロンビアのロシア大使館とコロンビア国家警察に詳細を問い合わせたものの、本記事の発行までに返答はなかった。

遺体は、ホテルや商業施設が多いことで知られ、起業家や観光客に人気のコルフェリアス地区にあるホテルで発見された。現地テレビ局「トータス・ノティシアス」の報道によれば、彼女が宿泊していた部屋で死亡しているのをホテルのスタッフが発見し、地元当局に通報したということだ。

あらゆる可能性が視野に
地元当局は現地のロシア大使館と連絡を取っており、死因については現在調査中だ。捜査のため、現場周辺は封鎖されている。死亡したのは「47歳の女性」だと報じている報道機関も複数ある。

現地メディアのレドマスによれば、発見された遺体は検察庁の専門捜査班が解剖にまわし、死因を調べている。また別のメディアは、このバレリーナが死亡した背景について、当局はあらゆる可能性を視野に捜査を進めていると報じた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が2月下旬にウクライナへの本格侵攻を開始して以降、ロシア人バレエダンサーの死亡が相次いでいる。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/06/3-333_1.php

126taro:2022/07/01(金) 04:23:05
エクアドル主要油種の輸出が停止、反政府デモ拡大で不可抗力宣言

[キト/ヒューストン 29日 ロイター] - エクアドルの国営石油会社ペトロエクアドルは29日、反政府デモの拡大を背景としたフォース・マジュール(不可抗力)宣言により、エクアドルの主要油種「オリエンテ」の輸出が依然ストップしていると発表した。

少なくとも8人が死亡し、道路封鎖により食料や医薬品の不足が発生。この危機により、同国の主な収入源である石油の生産量は日量約23万4500バレルに半減した。また、政府は燃料価格の引き下げを迫られているが、デモ指導者は引き下げが不十分だとしている。

同社は18日、石油の探査、生産、輸送、輸出に関する広範囲な不可抗力を宣言。28日にオリエンテの輸出を停止した。

関係筋によると、「ナポ」重質原油の輸出は続いている。

米国がロシア産石油輸入の段階的縮小措置を発動して以来、米国の精製業者はエクアドル産原油の輸入を増やしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6673fa3f8a5978c13c9252bac3938503391a2f8b

127taro:2022/07/02(土) 04:11:38
エクアドル国営石油会社、主要油種の輸出近く再開へ デモ収拾で

[キト 30日 ロイター] - エクアドルの国営石油会社ペトロエクアドルの幹部は30日、反政府デモの拡大を背景に原油の主要油種「オリエンテ」の輸出義務を免れるフォース・マジュール(不可抗力)宣言を発動した問題で、デモ終結で合意があったことから7月7日までの宣言解除を望んでいると述べた。

デモを主導してきた先住民グループの指導者はこの日、政府側と2週間余り続いたデモを終わらせることで合意。デモで少なくとも8人が死亡し、石油生産量は抗議開始前の日量50万バレルから半減した。

デモ隊側の要求によって、政府は燃料価格の引き下げと、石油・鉱山開発プロジェクトについて地元住民との協議を保証する法改正を強いられた。

ペトロエクアドルの国際貿易担当幹部はロイターに、米石油精製大手マラソン・ペトロリアムとの7月の供給契約を果たし、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ) と英シェル向けに待機している原油も出荷日を組み直すと述べた。

供給源や道路封鎖の影響で同社や民間部門が運営する1200以上の油田が操業停止となっていることについては「少しずつ再開し、生産は回復するだろう」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2e7bb0918d47c9ad3a7f8aa0631d5c8a41c1366

128taro:2022/07/02(土) 04:13:48
ペルーで大規模な“地滑り” 土砂が住宅街を襲う…少なくとも150棟に被害

ペルー中部の山で大規模な地滑りが発生し、ふもとにある住宅街を土砂がのみ込み、少なくとも住宅150棟が被害を受けました。

   ◇

6月30日、ペルー中部の山の斜面から、大量の土砂が崩れ落ち、砂ぼこりをたてながら、ふもとにある住宅街をのみ込みました。さらに、土砂は撮影していたカメラの方へと迫ってきました。

ペルー中部で起きた大規模な地滑りで、少なくとも150棟の家屋が被害を受け、住民の中には粉じんを吸ってしまった人もいたといいます。

今のところ、死者は確認されていないということですが、住民などが土砂に巻き込まれている可能性もあり、地元当局は、行方不明になった人がいないか現在捜索中だということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f9a6721ce4460ed422cf6b32ebe3bac86e9599e

129taro:2022/07/02(土) 04:17:48
【今日の1枚】初日の出の光を浴びる、先住民の新年 ボリビア

【AFP=時事】ボリビア・ティワナク(Tiwanaku)で、先住民アイマラ(Aymara)の暦で新年に当たる冬至の日に、一年で最初の太陽の光を浴びようと手をかざすルイス・アルセ(Luis Arce)大統領(中央)とエボ・モラレス(Evo Morales)元大統領(在任2006〜2019。アルセ大統領の右)。集まった人たちは、アイマラ暦5530年の元日となったこの日、一年で最初のタタインティ(TataInti、神の太陽の意)の光を浴びた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/b88107fe0dc898f940f49409ca20d770ea3dbb66

130taro:2022/07/05(火) 04:02:38
アルゼンチン新経済相に元州経済相、突然辞任のグスマン氏後任

[ブエノスアイレス 3日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領は3日、突然辞任したグスマン経済相の後任に、経済学者で政府高官のシルビナ・バタキス氏を指名した。

グスマン氏は2日に辞任した。中道左派のフェルナンデス政権の閣僚として国際通貨基金(IMF)との新たな金融支援協議をまとめ上げるなど手腕を発揮してきたが、クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル副大統領は批判的だった。

バタキス氏は2011年から15年までブエノスアイレス州の経済相を務めたほか、政府の事務方を主導していた。キルチネル派に近いとされる。

ゴールドマン・サックスのアナリスト、アルベルト・ラモス氏は、グスマン氏の辞任は、来年に選挙を控えて支持率が低迷するフェルナンデス大統領にとって打撃で、IMFとの関係も危うくなる可能性があると指摘。

「政治的に弱体化し人気が落ちれば、マクロ政策が異端的色彩を強め介入的になるリスクが高まる」とし、通貨ペソやその他の国内市場が圧力を受け続ける可能性が高いと指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3762ca4430e81abfec5d0b8a0b74a9fbcbe13fa4

131taro:2022/07/06(水) 04:02:51
チリ、新憲法案を最終決定 9月4日に国民投票

[サンティアゴ 4日 ロイター] - 南米チリの制憲議会は4日、新憲法の最終案をボリッチ大統領に提出した。9月4日の国民投票で承認の是非を問う。

大統領は「きょうから新たな段階が始まる。憲法案を読んで議論する時だ」と表明した。

新憲法案は、現在の自由市場主義の憲法を改め、社会的権利、ジェンダー平等、先住民族の自治、環境を重視する内容。

チリでは2019年に格差への抗議デモが起き、翌年に80%近い有権者が新憲法制定を支持した。

ただその後、支持率は低下しており、調査会社カデムが3日に公表した世論調査によると、回答者の51%が新憲法案を拒否するとみられる。

ボリッチ大統領は9月の国民投票について、政府に対する評価ではなく、「今後40─50年のチリの未来と運命について」議論する場であるべきだと訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a36445c9ca8f528b17e7bc2f2778d23b93047269

132taro:2022/07/08(金) 04:05:33
食料危機への対処必要 日アルゼンチン外相会談

林芳正外相は7日、アルゼンチンのカフィエロ外相と訪問先のインドネシア・バリ島で会談した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う食料危機やエネルギー価格高騰について対処の必要があるとの認識を確認した。アルゼンチンは小麦やトウモロコシの一大生産地として知られる。

侵攻後の食料価格高騰を巡っては、中東やアフリカなど途上国での飢餓と貧困の深刻化が懸念されている。林氏は「食料・エネルギー安全保障におけるアルゼンチンの重要性は増大している」と述べ、連携を求めた。カフィエロ氏は「協力を進めたい」と応じた。

食料危機に関し、日本は約2億ドル(約270億円)規模の支援を表明している。

https://www.sankei.com/article/20220707-YLTXGJFQHJIBJGRPBBGOAJU4GQ/

133taro:2022/07/08(金) 04:15:34
催涙ガスが風に運ばれ児童70人体調不良 警察が近くで訓練中 南米

 南米アルゼンチンで5日、警察が訓練で使用した催涙ガスが近隣の学校に漏れて、児童ら70人が体調不良で医療処置を受ける騒ぎがあった。学校は「子どもたちを危険に陥れる行為だ」と警察を非難している。

 事故は5日午前、アルゼンチン南部ネウケン州の学校で起きた。朝日新聞の取材に応じた学校関係者の男性によると、当時休憩中で屋外にいた4〜5年生の男女が次々と、目やのどの痛みを訴えた。中には「息ができない」と訴えたり吐いたりする児童もいたという。児童らは医者の処置を受け、重症者はいなかった。

 その後学校が調べたところ、道を挟んで50メートルほど離れた場所にある警察署で、警察が催涙ガスを使った訓練をしていたことが判明。警察は地元メディアの取材に対して「催涙ガスを使った訓練は日常的に行っており、施設内での使用に限定していた。だが少量が漏れて風に運ばれ、学校に届いたのかもしれない」と応じた。

 学校は現在、換気をするため閉校中だという。(サンパウロ=軽部理人)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1854602524a735edc4bd6151a1ab261aba29063

134taro:2022/07/09(土) 04:24:01
南米コロンビアで差別に抗議 バイク男性2人乗り禁止条例

ボゴタ、コロンビア、7月8日(AP)― オートバイの後部座席に男性を乗せることを制限した条例に抗議して、南米コロンビアの首都で男女数千人のライダーが抗議行動を展開した。
 コロンビアの首都ボゴタで今年の4月、市条例で毎週木曜日の午後7時から土曜日の午前4時まで、バイクの後部座席に男性を乗せることを禁止する条例が施行された。男性の同乗を禁止した目的は、急増するバイクを使った犯罪の抑止だという。
 ボゴタ市長は7月7日、この条例を12月まで延長すると発表した。これに対して、男性だけでなく女性のライダーも、条例はライダーに対する差別であると反発。条例の撤廃を求めて、市内の目抜き通りをデモ走行した。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3a7bef89e27073deddd565379cd066c48c6e990

135taro:2022/07/09(土) 04:26:42
コロンビア初の左派政権で米国の影響力低下
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff8c53425ee334312114242f1be2acd64b8bd03

 6月19日に行われたコロンビアの大統領選挙決選投票は、過激派左派とポピュリストとペトロの戦いとなった。左派は、元ゲリラのグスタボ・ペトロ元ボゴタ市長、ポピュリストの方は、「コロンビアのトランプ」の異名をとる実業家のロドルフォ・エルナンデスである。決選投票は大接戦となったが、ペトロが得票率50.4%、エルナンデスが同47.3%で、ペトロが勝利した。

 この決選投票は、コロンビアの安定の観点からは不毛の選択だった。5月29日に行われた第1回投票では、2位につけると見られていた中道右派のグティエレス(それなりの政治家である)が、あっさり「コロンビアのトランプ」ことエルナンドに抜かれ、決選投票に進むことができなかった。

 コロンビアの有権者は、安定した不平等よりも、とにかく何らかの「変化」を選択し既成政治家を排除することを望んだわけである。これはまさに、2018年にメキシコとブラジルで、昨年ペルーとチリで生じた現象でもある。

 ペトロ政権の公約は実現できないものも多い。法律の改正を伴う過激な左派的政策は議会での多数が得られず、また、自由貿易協定の改正や麻薬の合法化などは米国の同意が必要である。大統領の権限で行える措置としてはベネズエラとの国交回復、貿易協定の廃棄や一方的な関税引き上げ等外交面での措置であり、米国との関係が悪化することは避けられないであろう。

 ペトロは、元ゲリラの左派とはいえ、一応は議会人でもあるので、その行動はある程度予測可能である。当選しなかったが、エルナンデスは、おそらく政府の仕組みを判っておらず、経費節減のための強引な省庁統合や在外公館の売却、汚職対策を名目に90日間の非常事態宣言を提案するなど、世論の注目を浴びるために大統領権限を乱用することが懸念されていた。そのような意味では、メキシコのロペス・オブラドールによく似たタイプの大統領になっていたことだろう。

 元ゲリラのペトロとポピュリストのエルナンデスが決選投票に残ったのは、議会、政党、軍、警察、メディア等ほぼすべての機関に対して鬱積した国民の不満が背景である。

136taro:2022/07/09(土) 04:28:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff8c53425ee334312114242f1be2acd64b8bd03?page=2
他のラテンアメリカ諸国から予想される結末
 コロンビアは、権威主義的指導者に好意的なラテンアメリカにあって、その政治は穏健な傾向にあり、長年にわたり特異な存在であった。左派過激主義は、マルクス主義ゲリラ集団であるコロンビア革命軍(FARC)と結びつけられたため、何十年もの間、不人気であった。歴代政府は米国との強い結びつきを好み、投資家はコロンビアに殺到した。

 近年、コロンビアの経済成長は力強く、一人当たりの所得は2000年の4000ドルから、パンデミック前には6400ドルへ上昇した。しかし、不平等が極端に進んでいる。税金を払っているコロンビア人はほとんどいない。このようにして、国民の不満が高まって行ったことが、今回の選挙の結果につながった。

 コロンビアの民主主義は試練の時を迎えている。ラテンアメリカにおいて、メキシコのロペス・オブラドール、ブラジルのボルソナーロ、ペルーのカスティージョ等、国民が変化を期待して選んだ大統領がどのような統治を行なったかを見れば、コロンビアの将来についても不安を持たざるを得ないが、国民はそれでも変化を望むほど思い詰めているということなのだろう。

 一貫して親米右派が政権を担ってきたコロンビアにおいて初めて左派政権が誕生したことは、ラテンアメリカの地政学に重要な意味を持つと思われる。今回の選挙の結果、西半球における米国の影響力が一層低下し、その分、中国やロシアがますます存在感を高めることが想定される。

岡崎研究所

137taro:2022/07/09(土) 04:33:44
アルゼンチンで巨大恐竜の化石発見 大きな頭と短い前脚

 【ワシントンAFP時事】アルゼンチンのパタゴニア地域北部で、巨大な新種の肉食恐竜の化石が見つかった。

 米科学誌カレント・バイオロジーで、7日までに発表された。

 新種の恐竜は全長約11メートル、体重4トンと推測され、127センチもの巨大な頭骨と短い前脚が特徴。米ファンタジー小説「ゲーム・オブ・スローンズ」に登場する架空のドラゴンにちなんで「メラクセス・ギガス」と名付けられた。

 メラクセス・ギガスは、約9000万〜1億年前の白亜紀に、現在より豊かな森林地帯だったパタゴニアに生息していた。前脚は頭骨の半分程度の長さしかなく、発見した研究者は「伸ばしても口まで届かなかっただろう」と話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d70c8b4e774be72bdaac683bdb413124cdfa527

138taro:2022/07/10(日) 03:45:21
アルビノのネコ科動物、種はまだ分からニャい 南米コロンビア

【7月9日 AFP】南米コロンビアで初めて発見されたアルビノ(先天性色素欠乏症)のネコ科動物が、北西部メデジン(Medellin)の野生生物保護公園で保護されている。

 種はまだ不明だが、専門家はジャガーかオセロットだとみている。

 この個体は生後8か月。アンティオキア(Antioquia)県アマルフィ(Amalif)近くで当局に保護され、野生生物保護公園に移された。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3413741?cx_part=top_topstory&cx_position=3

139taro:2022/07/12(火) 05:36:04
猛吹雪、400人孤立 アルゼンチン・チリ国境

 【ブエノスアイレスAFP時事】アルゼンチンとチリ国境付近のアンデス山脈で10日、前日の猛吹雪の影響で、400人を超える観光客やトラック運転手らが氷点下の気温の中、孤立した。

 アルゼンチンの地元当局者は11日中に救出活動を終える考えを示したが、天候は「悪い状況が続く」と述べた。

 現場は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから約1200キロ西の地域。南極からの突然の強い寒気に覆われ、アルゼンチンとチリを結ぶ山道で300台以上の車両が足止めされた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/83f383d29fba54636def4ef8cf3071235509c23d

140taro:2022/07/13(水) 04:25:47
コロナ警戒、高リスク「3」にペルーなど4カ国 米CDC

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づいて毎週更新する警戒レベルのリストで、高レベルを示す「レベル3」にペルーなど4カ国が追加された。

CDCは直近28日間の感染者が10万人あたり101人以上の国・地域をレベル3として、渡航前に各自が受けられる回数のワクチン接種をすべて済ませるよう勧告している。

11日付のリストではペルーのほか、ボリビア、レバノン、チュニジアが3に加わった。いずれも先週の時点では、感染者が10万人あたり50から100人の「レベル2」に分類されていた。

リストに掲載されている渡航先235カ所のうち、欧州の主要国などを含めて半数近い約115カ国・地域が、現在レベル3に指定されている。

レベル2にはフィジーが新たに加わった。感染者が10万人あたり49人以下の「レベル1」から引き上げられた。

2には現在、16カ国・地域が分類されている。

低リスクを示すレベル1には、先週レベル2だったルーマニアが追加された。

現時点で1に入っているのは40カ国・地域。人気の渡航先としてはインドネシア、インド、フィリピンなどが挙げられる。

データ不足の「不明」カテゴリーにはアルメニア、リベリアが1から、ラオス、モンゴルが3からそれぞれ移動した。CDCはリスクが把握できないとして、不明カテゴリーの国・地域への渡航を避けるよう勧告している。

https://www.cnn.co.jp/usa/35190326.html

141taro:2022/07/14(木) 03:49:00
ペルーの地上絵「カンデラブロ」、観光客に踏み荒らされる

【7月13日 AFP】ペルー・パラカス(Paracas)半島沿岸の斜面に描かれた約2500年前の巨大な地上絵「カンデラブロ(Candelabra、しょく台の意)」が、複数の観光客により踏み荒らされたことが分かり、当局が捜査を開始した。

 文化省によると、警察が週末、足跡を見つけた。2列の足跡が地上絵の下から上まで残っており、左右に横切っていたことも分かるという。

足跡は3人分だとみられる。車のわだちも残されていた。

 地上絵は船からの観光しか認められていない。

 観光船の船長はテレビの取材に、海から「幼い息子を連れ、シャベルを持った外国人のカップルが、カンデラブロを荒らしていた」と話した。番組では、地上絵近くを歩く5人組を船上から携帯電話で撮影した動画を放映した。

 地上絵は縦約170メートル、横60メートル。海沿いの斜面に彫られている。絵の意味などは分かっていない。

 2016年には国の史跡に指定された。ペルーでは遺跡を損壊した場合、3年から5年の禁錮刑が科される可能性がある。

 ペルー南部沿岸では紀元前100年から紀元200年ごろ、パラカス人による文化が栄えた。1920年代に考古学調査が始まるまでパラカス人のことはほとんど知られていなかった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3414365?cx_part=top_topstory&cx_position=4

142taro:2022/07/14(木) 04:01:16
米元高官、外国のクーデター計画に関与した経験をテレビで明かす

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ前米政権で大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏は12日、外国のクーデター計画に関与した経験があるとCNNテレビの番組で明かした。

同氏はこの日に議会でトランプ氏の支持者らによる2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件に関する公聴会が開かれたことを受け、トランプ氏は「クーデターを入念に計画して」成功させるほどの能力はないとの認識を示唆。

「クーデターの計画立案を助けたことがある人間としては、多くの作業が必要だと言える。米国ではなく他の場所の話だ。トランプ氏の場合はそうしなかった」と語った。

司会者にどのクーデターの話か問われるとベネズエラに言及し「結果的に成功しなかった。われわれはそれほど関与したわけではないが、野党が非合法的に選ばれた大統領を追放するために何をする必要があるかが分かったし、それでも彼らは失敗した」と応じた。

ボルトン氏は大統領補佐官だった19年に、ベネズエラの野党指導者グアイド氏が左派のマドゥロ大統領を退陣させるため、軍に協力を呼びかけたことに支持を表明していた。マドゥロ氏は大統領職にとどまった。

ボルトン氏はベネズエラ以外にも事例があるはずだと迫られると「そのはずだ」と応じるにとどめた。

外国で政情不安の引き金となるクーデターに関与したと米高官が公の場で認めるのは異例。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c8070e366492f16ec24037a2e499b3272668af7

143taro:2022/07/16(土) 04:58:41
エクアドルでM5.8の地震=EMSC

[14日 ロイター] - 欧州地中海地震学センター(EMSC)によると、エクアドルで14日、マグニチュード(M)5.8の地震が発生した。震源の深さは80キロ。

米津波警報システムはこの地震による津波警報を出していない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c2f9281a389bde576a4b5dbffe28e0de745709

144taro:2022/07/17(日) 04:42:24
タトゥー見本市「エキスポタトゥー」開幕 コロンビア

【7月16日 AFP】コロンビア・メデジン(Medellin)で15日、12回目となるタトゥー見本市「エキスポタトゥー・コロンビア・フェア(Expotattoo Colombia Fair)」が開幕した。会場ではタトゥーアーティストによる実演も見られた。会期は17日まで。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3414830?cx_part=top_topstory&cx_position=4

145taro:2022/07/18(月) 04:44:20
雪景色の砂浜を5000人が走り寒中水泳 真冬のチリ

 南半球に位置するチリは今がまさに真冬です。寒さを吹き飛ばそうとおよそ5000人が雪の積もる砂浜に集まりました。

 歓声を上げながら一斉に海へと走っていく半袖、短パン姿の人々。足元には雪が積もっています。

 世界最南端に位置するチリのプンタアレナスで16日、寒中水泳のイベントが行われました。

 5000人もの参加者がマイナス4度の寒さをものともせず、真冬の海に次々と入っていきます。

 15年前に若者の悪ふざけから始まったこのイベントは、どんどんと巨大化し、今年は15カ国から参加者が集まったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c106ed969d8d9aeed1b53e74d9570207b3144c29

146taro:2022/07/20(水) 04:41:49
ベネズエラのプラス成長をもたらした「事実上のドル化」と「やむにやまれぬ経済自由化」

 戦禍や自然災害に見舞われたわけではないにもかかわらず、わずか5年で国内総生産(GDP)が4分の1にまで縮小した国がある。世界最大の石油埋蔵量を誇る 南米のベネズエラ だ。

 5年におよぶハイパーインフレに苦しめられ、食料や医薬品の欠乏がもっと厳しかった2017〜2019年には乳幼児を中心に命を落とす者が続出し、500万人以上が国を脱出した。そのベネズエラ経済がついに底を打ち、プラス成長に転じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8ea1154920dd5eeb541eafd12b582feebc0b67f

147taro:2022/07/21(木) 04:15:28
ギャングの刑務所抗争12人死亡 エクアドル

 【サンパウロ時事】南米エクアドル北西部のサントドミンゴにある刑務所で18日、対立する犯罪組織に属する受刑者間の抗争が発生し、12人が死亡した。

 カリリョ内相が19日明らかにした。同刑務所では5月9日に同様の抗争があり、44人が死亡している。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e701af0193ca55e3235909bb1fc37d47c438e891

148taro:2022/07/23(土) 03:56:55
ゼレンスキー氏の演説断る 南米関税同盟の首脳会合

南米のブラジルやアルゼンチンなどでつくる関税同盟メルコスル(南部共同市場)は、21日に開かれた首脳会合の場でビデオ演説を行いたいと希望したウクライナのゼレンスキー大統領の申し出を断った。議長国パラグアイのカノ外務副大臣が明らかにした。メンバー国が「合意」に至らなかったとしている。

ゼレンスキー氏は各国の議会や国際会議でビデオ演説を行い、ロシアによる侵攻の被害を訴えたり、国際社会の支援を呼びかけたりしている。

ゼレンスキー氏は18日にブラジルのボルソナロ大統領と電話会談した。ロシアのウクライナ侵攻に対し「中立」の姿勢を保つボルソナロ氏に批判を伝えたとブラジルメディアに明かしていた。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220722-LHB73VSMN5IAVI4AKOQ2EFNHWA/

149taro:2022/07/23(土) 04:12:09
コロンビア最大の武装麻薬犯罪組織 次期政権に停戦交渉を提案

 南米コロンビア最大の武装麻薬犯罪組織「クラン・デル・ゴルフォ」を含む六つの犯罪組織が21日、左派のペトロ次期政権に対して、停戦交渉を提案した。ペトロ氏は治安を安定させるため、左翼ゲリラや武装麻薬犯罪組織と対話の用意があるとしてきた。犯罪組織側は停戦交渉に臨む姿勢を先に見せることで、新政権から譲歩を引き出す狙いがあるとみられる。

 19日付で作成された声明では、既に武装解除した武装勢力も連名で、提案を支持した。犯罪組織側は「和平を望む国民とペトロ氏の思いに無関心でいられない」と強調。「適切な時期に武装解除し、犯罪行為を繰り返さない」とした。

 地元紙ティエンポによると、これら六つの犯罪組織には計約3000人の構成員がいるとみられる。このうちクラン・デル・ゴルフォは、麻薬組織などの権益を左翼ゲリラから守るため1997年に設立され2006年までに約3万2000人が武装解除した右派民兵組織「コロンビア自警軍連合」(AUC)の分離組織で、コカインの製造や密輸などに関わってきた。

 一方、犯罪組織側は声明で、可能な限り誰も刑務所に収監しないことを求めたほか、歴代政権と和平合意を結んだ武装勢力と同様、停戦後に減刑などの措置が取られることにも期待を示した。

 コロンビアでは16年に当時最大の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)が政府と和平合意を結び、半世紀以上に及んだ内戦が終結した。ただ、その後もFARCの残党や別の左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)、右派民兵組織などが麻薬取引を巡って抗争を繰り広げている。コロンビアは世界最大のコカイン生産国で、多くは米国や欧州に密輸されている。

 元左翼ゲリラのペトロ氏は、コロンビア初の左派の大統領として、8月7日に就任する。【サンパウロ中村聡也】

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cd7654fc750c306e7f274d7e0c4c2c27b650e9a

150taro:2022/07/23(土) 04:13:11
メルコスル、域外からの輸入関税10%下げ 95年発足以来で初の見直し

[ブラジリア 21日 ロイター] - ブラジル経済省は21日、同国などが加盟する南部共同市場(メルコスル)が20日に域外からの輸入の共通関税10%引き下げを決定したと発表した。1995年に発足して以来、メルコスルとしては初めての見直しとなる。

ブラジルは昨年11月に一方的に域外での10%引き下げを実施し、今年5月にさらに10%下げていたが、いずれも臨時措置だった。2桁台のインフレ率を抑制する必要があることを理由としていた。

メルコスルはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイが設立。これまで何年も、域外との貿易を拡大するための恒久的な輸入関税引き下げを議論していた。ブラジル経済省によると、今回決まった新税率は貿易品目の約8割に適用され、国際的な平均関税率に近づくことになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bef9eadecd6eedfdb0fab185b5758a5f5b4722d1

151taro:2022/07/24(日) 04:33:51
ガルシアレオンが競歩2冠、女子35キロもV 世界陸上

【7月23日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は22日、女子35キロ競歩が行われ、ペルーのキンベルリ・ガルシアレオン(Kimberly Garcia Leon)が南米新記録の2時間39分16秒をマークし、今大会2個目の金メダルを獲得した。

 ガルシアレオンは、今大会最初のメダル種目となった女子20キロ競歩でも優勝し、ペルー勢として初めて世界陸上のメダルを手にしていた。

 ポーランドのカタジナ・ズジェブウォ(Katarzyna Zdzieblo)が自己ベストの2時間40分03秒で銀メダル、中国の切陽什姐(Qieyang Shijie)がアジア記録の2時間40分37秒で銅メダルに輝き、上位3人は20キロと同じ結果となった。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3415888?cx_part=top_latest

152taro:2022/07/26(火) 05:15:38
ペルー 花火工場で爆発 5人死亡…無認可の違法操業

 激しく燃える炎。大きな爆発音とともに、花火が空中で炸裂します。

 22日、南米ペルーの首都リマの花火工場で火災が発生し、5人が死亡しました。

 工場は自治体の認可を受けておらず、住宅の一室を使って違法に操業していました。

 近隣住民:「近所の家まで3軒の家が燃えてしまった。すべてを失ったんです」

 消防当局によりますと、死亡した5人のうち、1人は住民の女の子だということです。

(「グッド!モーニング」2022年7月25日放送分より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3759701ba11042fccc7b2cd63147f48ebde4567




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