したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

オショーのSadhana Pathを読んで実践する

919避難民のマジレスさん:2023/02/05(日) 06:46:18 ID:l/FecZA20
荘子36.
荘子:人間世第四(1)
顏回見仲尼請行。曰奚之。曰將之衛。曰奚為
焉。曰回聞衛君其年壯其行獨。輕用其國而不
見其過。輕用民死死者以國量。乎(平)澤若
蕉。民其無如矣。
回嘗聞之夫子曰。治國去之亂國就之。醫門多
疾。願以所聞思其則,庶幾其國有瘳。

顏回仲尼を見て行かんことを請ふ。曰はく奚
(いずく)に之(ゆ)くと。曰はく将に衛
(エイ)に之かんとすと。曰はく奚(なに)
爲(す)れん。曰はく回聞く衛君は其の年壮に
して其の行ないは独(ドク)なり。軽(かろ 
がろ)しく其の国を用ひて而も其の過(あや
ま)ちを見(かえりみ)ず。軽しく民を死に
用ふ死者国を以て量る。沢蕉(あさ)の如し。
民は其れ如(いかん)する無しと。
回嘗つて之を夫子に聞く曰はく。治国は之を
去り乱国は之に就く。医門(イモン)に疾
(や)めるもの多し。願はくは聞く所を以て
其の則(のり)を思はん。庶幾 (ちか)くは
其の国癒ゆる有らん。

注:
人間世(じんかんせい):人の世にありて處す
 べきことを云ふ
顏回見仲尼請行:別読み、顏回仲尼に見(ま 
 み)えて、行かんことを請(こ)う。顏回(ガ
 ンカイ):前521〜前490 春秋時代。字は子
 淵(シエン)。孔子の第一の弟子。
奚為焉:別読み、奚(なに)をか為(な)さん
 とするやと。
壮:若い
輕用其國:軽々しく其の国人を用ふ、故に戦争
 日々起こる
平澤:死人多くして田野荒蕪するを云ふ
量(。)乎(平)澤若蕉:別読み、沢に量りて蕉
 (あさ)の如し。:死者が多くて数えきれず、
 沢のくぼみ一ぱいを単位として量る。  
民其無如矣:民人依歸する(信じ頼る)所なし
 無如矣:別読み、如(のが)るるすべ無し
治國去之亂國就之:別読み、治まれる国は之
 を去り、乱れし国は之に 就け
醫門多疾:国乱れ救いを求める人が多いだろう
其則:我身の方針
庶幾其國有瘳:別読み、其の国、癒ゆること有
 るに庶幾 (ちか)からんかと。

荘子:人間世第四(2)
仲尼曰、譆若殆往而刑耳。夫道不欲雜。雜則
多。多則擾。擾則憂。憂而不救。古之至人存
諸己而後存諸人。所存於己者未定。何暇至於
暴人之所行。
且若亦知夫德之所蕩而知之所為出乎哉。知出
乎爭。名也者相軋也。知也者爭之器也。二者
凶器。非所以盡行也。

仲尼曰はく、譆(あゝ)若(なんぢ)殆(ほ
とんど)往きて刑せられん耳(のみ)。夫れ
道は雜なるを欲せず。雜なれば則ち多。多け
れば則ち擾(じょう、みだる)。擾なれば則ち
憂(ゆう、うれふ)。憂すれば而ち救はれず。
古の至人は先ず諸(これ)を己れに存して而
る後に諸を人に存す。己れに存する所の者未
だ定まらずんば。何の暇(いとま)ありて暴人
の行ふ所に至らん。
且つ若(なんぢ)亦夫(か)の徳の蕩(たう)す
る所にして知の出ずるを爲す所を知るや。知
は争ひに出ず。名なる者は,相軋(きし)る
なり。知なる者は争いの器なり。二者は凶器
也。尽くし行ふ所以(ゆえん)に非ざるなり。

注:
不欲雜:別読み、雑(まじ)はるを欲せず
擾:別読み、みだる  
何暇至於暴人之所行:別読み、何ぞ暴人の行な
う所に至るに暇(いとま)あらんや
夫德之所蕩而知之所為出乎哉:夫の道徳の互い
 に相磨する所と知の出づるをなすところ
所蕩: 蕩は磨なり、両者相磨するをいふ。別
 読み、蕩(うしな)はるる所
名也者相軋也:名誉ある者は互に相軋る者なり
知也者爭之器也:知も亦相争ふ所の器なり
二者凶器:知は以て王と争い、名は以て乱を治
 めたりと呼ばるるを欲する、この二凶器
非所以盡行也:そのような二者は尽行すべき者
 に非ず。
(´・(ェ)・`)つ


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板