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鬼和尚の仏教講読会 別館2

795避難民のマジレスさん:2021/09/21(火) 23:16:52 ID:6ksfPKqo0
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拾馬糞修斑竹 1/2 馬糞を拾ふてはん竹を修す 
煨芋懶殘舊話頭 わいうはらい殘の旧話頭
不求名利太風流 名利を求めずはなはだ風流
相思無隙此君雨 相思げき無しし君の雨
拭涙獨吟湘水秋 涙をぬぐふて獨り吟ず湘水の秋

くま訳
馬糞を拾って肥料にして、観賞用の斑竹を育てる  1/2
芋を焼いた、懶瓚和尚の古い公案
名利を求めることなく、はなはだ風流である。
雨に濡れる竹について思いをめぐらす風流さのように、自然な教として隙が無いのである。
身を投げた屈原を偲び涙を拭い独り吟じるのである、湘水の秋について

*懶殘:懶瓚和尚なるべし(大成脚注)
 https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1539697204/  >>864 >>863
*斑竹(はんちく)稈の表面に黒褐色の斑紋がある。観賞用にされ,竹材は家具材にされる。
*隙なし(げきなし・ひまなし)①すきまがない。②絶え間がない。ひっきりなしである。③心のすきがな
 い。油断がない。
*此君(シクン):「晋書」王徽之伝の、竹を賞して、「何ぞ一日も此の君無かるべけんや」とある故事か
 ら》竹のこと。
*雨竹風松皆説禅  雨竹風松皆禅を説く(大慧普覚禅師語録)
 はあさん先生訳
 雨に濡れた竹も、風に揺らぐ松も、皆これ禅の大説法なり。大自然の営み、あらゆるものが説法だ。
  大慧普覚禅師は圜悟克勤の法嗣で,大慧派の始祖。大慧宗杲(そうこう)(1089-1163)。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/8276/1539697204/  >>850
(´・(ェ)・`)つ


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