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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば
974
:
避難民のマジレスさん
:2023/04/27(木) 03:40:32 ID:CHJszw3Y0
荘子 82.
應帝王第七(5-3)
明日又與之見壺子。立未定。自失而走。壺子
曰。追之。列子追之不及。反以報壺子曰。已
滅矣已失矣。吾弗及已。壺子曰。鄉吾示之以
未始出吾宗。吾與之虛而委蛇。不知其誰何。
因以為弟靡。因以為波流。故逃也。然後列子
自以為未始學而歸。三年不出。爲其妻爨。食
豕如食人。於事無與親。雕琢復朴。塊然獨以
其形立。紛而封哉。一以是終。
明日又之と與に壺子を見る。立つて未だ定ま
らず。自失して走る。壺子曰君。之を追へ
と。列子之を追へども及ばず。反りて以て壺
子に報じて曰く。已に滅せり已に失せり。吾
及ばざる已(のみ)と。壺子曰く。鄉に吾之に
示すに未だ始めより吾が宗(そう)を出さざる
を以てす。吾之と與に虛にして委蛇(ゐい)
す。其の誰何(すいか)たるを知らず。因つて
以て弟靡(たいび)爲(た)り。因つて以て波流
(はりう)爲り。故に逃れたる也と。然る後列
子自ら以て未だ始めより學ばずと爲して歸
る。三年出でず。其の妻の爲に爨(かし)ぎ。
豕(し)を食(やしな)ふこと人を食ふが如く。
に於て與(あづか)り親(みづか)らすること無
し。雕琢(てうたく)を朴に復(かへ)し。塊然
(くわいぜん)として獨り其の形を以て立つ。
紛として封(まも)り哉。一に是を以て終れ
り。
注;
自失而走;(容貌の変幻測る可ざるを知り)茫
然自失して走り去った
不知其誰何;相するに由なく
波流弟靡(はりゅうたいび):変化し続ける
世の中の形容。世の中の変化に従って生き
ていくこと。また、自分に定見がなく、世
に流されること。 弟靡;草木が風になび
くこと。外の世界の物事になびき従うこと
示之以未始出吾宗;始めより吾が本領を示さ
ずに。 示すに、泰初の無を以てした。
吾與之虛而委蛇;終に至ては、虚無にして自
然に順ひしを以て相する。 委蛇;順
列子自以為未始學而歸;列子は壺子の本領を
学び得ざりしを悔い、我が家に帰りて、
豕;豚
於事無與親;俗事を自らすることなく、
雕琢復朴: ものはすべてはじめは細工をほど
こしたり磨いたりするが、最後にはそのよ
うな飾りを取りのぞいて、素朴にかえるの
がほんとうだ。人間も、学問をし知識を広
めるが、しまいには素直な天然自然の形に
かえるのがよい
塊然;孤立している.不動であるさま
獨以其形立。紛而封哉。一以是終;形を以て
立つも、さながら枯木死灰の如く、事物紛
乱の間に処るも専ら無心虚淡を得て、道に
達した人として一生を終わった。
(´・(ェ)・`)つ
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