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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

906避難民のマジレスさん:2022/06/06(月) 17:07:10 ID:IMSfZzUs0
1937年2月6日

ラマナ・マハルシとの対話 350

非常に誠実な弁護士の帰依者であるG.シャンムガム氏と話しているとき、バガヴァンは述べた。

マハルシ
 シャーストラによると、人は真我実現を得るために12年間グルに仕えなければならないそうです。
 グルは何をするのでしょうか?
 弟子にそれを渡すのでしょうか?
 真我は常に実現されているのではないのでしょうか?
 では、その通説は何を意味するのでしょうか?
 人は常に真我でありながら、それを知りません。
 彼はそれを非真我、すなわち身体などと混同しています。
 そのような混乱は、無知によるものです。
 もし無知が一掃されれば、混乱はなくなり、真の知識が開かれるでしょう。
 実現した聖者と交際し続けることで、人は徐々に自分の無知を失い、やがてその除去は完了します。
 永遠の真我は、こうして明らかにされるのです。

 これがアシュターヴァクラとジャナカの物語が伝えている意味です。
 その逸話は書物によって異なります。
 私たちは名称と装飾には関心がありません。
 タットヴァ、すなわち寓意が見失われてはいけないのです。
 弟子は師に自分自身を明け渡します。
 それは、弟子によって維持される個人性の痕跡がまったく存在しないという意味です。
 もし明け渡しが完全であれば、すべての個人性の感覚は失われ、したがって、不幸の原因もなくなります。
 永遠の存在とは、幸福に他なりません。
 それが明らかにされるのです。

 それを正しく理解せずに、人々は、グルは弟子に「タット・トヴァム・アシ」のようなものを教え、弟子は「私はブラフマンである」を実現すると考えています。
 無知なので、彼らはブラフマンを他の何よりも巨大で強力なものとして想像しています。
 限定された「私」で、人はこれほど高慢で狂暴なのです。
 同じ「私」が巨大に成長したらどうなるでしょうか?
 彼はとてつもなく無知で愚かになるでしょう!
 この偽りの「私」が滅びなければならないのです。
 その絶滅がグル・セーヴァー(グルへの無私の奉仕)の成果です。
 実現は永遠であり、それはグルによって新たにもたらされるものではありません。
 彼は無知を取り除く助けをします ── ただそれだけなのです。


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