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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

782避難民のマジレスさん:2022/04/17(日) 06:41:30 ID:pgcQJsWA0
ラマナ・マハルシとの対話 300

1936年12月25日

科学専攻を卒業したブラフマチャリ(ブラフマチャリヤを実践する男性)の青年は、木から熟したリンゴが落ちるように、何か仕事が舞い込んでこないかと、この4、5ヶ月間、ここで恩寵を待っていた。
彼は他に仕事を見つける努力はしていない。
昨日、兄が彼を両親のところに連れて行こうとやって来た。
しかし、青年はそれを断った。
シュリ・バガヴァンにこの件が持ちかけられた。

マハルシ
 私は誰かに来るように言うことも、出て行くように言うこともしません。
 ここでは誰もが自分の好きなようにします。
 彼はホールで平和を感じ、仕事も欲しいと言っています。
 どうやら、彼の平和が妨げられないように、仕事はホール自体で見つけなければならないようです。
 平和はホールの中にあるのではありません。
 それは真我の安息の中にあるのです。
 それはどこでも得ることができます。

数日後、青年は自身の聖紐を捨て、手足を震わせながらシュリ・バガヴァンの前に現れたが、青年は後にそれを至福(アーナンダ)であると表現した。
シュリ・バガヴァンは彼に、ホールで自分の前に座ることを習慣にしないようにと言い、外に出るよう命じた。
そして、さらにこう続けた。

マハルシ
 ひな鳥でさえ、親鳥に守られているのは、翼が生えるまでの間だけです。
 永遠に保護されるわけではありません。
 帰依者も同じです。
 私は道を示しました。
 あなたは今、その道を進み、どこにいても平安を見出すことができるようにならなければなりません。

この若者は、シュリ・バガヴァンが次のような言葉でウパデーシャ(霊的指導)を与えてくれたと思っている。
「自己(エゴ)は自分自身で征服しなければならない」。

しかし、その男は、地元の学校での仕事の依頼を断り、自分はアルナーチャラの丘かシュリ・バガヴァンから強大な仕事を与えられたと考えていた。
「その仕事が何であるかは、後に世界が知ることになる」と彼は言う。
彼は数ヶ月前からこの日の出来事をすべて予期して、母親や友人たちに予言していた。
彼は、この出来事を喜んでいる。

しかし、シュリ・バガヴァンは彼を、まったく誤っている別の男になぞらえた。
その若者は、自分を未完成のバガヴァンだと思い込んでいる。
その後、彼は気が狂って、死んでしまった。


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