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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば
755
:
避難民のマジレスさん
:2022/03/30(水) 00:12:05 ID:76Sti3WA0
143.
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)〜SRI H.W.L.POONJA
第13章 自由 ☆Part2②
ラーマティアサはこの「私」について美しく話している。24歳の時に彼は真理を実現し、そして語った;
私が目覚めると全世界が目覚める。
私が食べると全世界が食べている。
私が眠ると全世界が眠る。
この肉体は行かせよう、私は気にしない、
私はそよ風だ。花や木に口づけをして、ヒマラヤの滝に触れるのだ。
これが私の言っている「私」だ。「私」という言葉は単にエゴを意味して使われている。この意味で「私」を使う人は決して幸福ではあり得ない。
サットサンガはあなたに何も与えないが、あなたのハートの洞窟に隠れている、見ることができない何かがあるという事実をあなたに評価してもらいたいだけだ。
それは光、知識。「それ」に降伏するなら「それ」があなたの責任を持つ。そうするとあなたが、「私」がそれをやっていると言っても、それをやっているのは「それ」だ。それが違いを作るのだ。
Q:私はあなたが笑っているテープを聞いて、ここラクナウにやって来ました。私はあなたの笑いが大好きです。
ここで私達は理由無しに笑っても問題はないが、西洋でこのように笑うと、人々はあなたが正気でないか、ドラッグを使っているか、両方かと見なすものだ。
昔、私がスペインでサットサンガを指導している時、誰かが飛び上がって、私の足にキスしようと走って前にやって来た。彼は飛び上がって笑いながら、「私は神だ、私は神だ」と叫んで、それから外に飛び出した。
「私は神だ」というのはインドでは問題ない、結局それは真理なのだから。これをヨーロッパで宣言したら受け入れられることはない。次の日、どのように受け入れられないか私は理解した。
この人が至福に高揚して唄い踊っている所へ警官がやって来て、彼を逮捕した。そして彼の妻が彼を引き取りに行った。その後、彼女は何をしたか分かるかね? 彼女は直接、精神病院に彼を連れて行き、彼は気が狂ったというのを理由に離婚の手続きをした。
これとは逆に、真の実在を味わったこの男は、おそらくその当時のヨーロッパで一番正直な人であったに違いない。彼は何の期待もなく、実在についての考えもなく、彼はただ「実在」であった。
そう、私はこの男を精神病院に訪ねて、悟った後どのように社会で生きるかを教えた。その後まもなく彼は釈放された。これが笑いについての、社会の規則についての私の経験だ。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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