[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば
666
:
避難民のマジレスさん
:2022/02/16(水) 23:49:32 ID:708JbwFE0
102.
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)〜SRI H.W.L.POONJA
第10章 空家の盗人 ☆ Part5⑤
怒りと不満⑤
Q:期待について話していただけますか?
幸福であるためには何も期待すべきでない。真理実現への期待を持たないことだ。単に真理でありなさい。眠りの中ではあなたは独りで誰からも何も期待しない、そして幸福だ。期待がないと幸福だ。結果を期待しないで仕事をしなさい。
結果はあなたの手中にはない。誰かが結果を決めるのだ。あなたのカルマはあなたの能力が必要とされる行動を成し遂げるだけで、結果を期待してはいけない。これがあなたを幸福にする。誰も期待を満たすことはできない。
Q:私は心の平安を強く望んでいます。つい最近、あなたの家で瞑想していたら誰かが立ち去るように言いました。このことが私を非常に騒がせました。
瞑想していて、そのすぐ後で心が騒がせられるというならその瞑想はいったい何なのか?
Q:わかりません。
それならいったい誰が分かるというのか、あなた自身見つけ出しなさい。
ある王がスーフィーの聖者に会いに行った。膨大なお菓子や食べ物や着物を捧げ物として像に担がせて、王女や大臣たちも馬に乗って従った。この行列は森の中に住んでいる聖者の藁小屋に到着した。王は聖者の付き人に国の王が聖者に敬意を表するためにやって来たと伝えるように言った。
聖者は王に贈り物の荷を降ろして木陰で休んで待つているようにと伝えた。王は後で呼ばれると伝えられた。王は王女と大臣を国の歳時を司るために送り返した。
王は一晩木の下で過ごした。朝になって、王は聖者に会えるかどうか尋ねた。後で呼ばれるので待っていなさいと言われた。こうして三日が過ぎた。捧げ物は腐ってくるし雨も降ってきた。再び王は聖者に会うのを待っていると告げて欲しいと頼んだ。答えは後で呼ばれるので待ちなさい。そして一週間が過ぎ、十五日が過ぎた。
ついに聖者はあと一時間待つようにと王に告げた。一時間後王は聖者に会えるかと尋ねたら、後五分、後一分、王はもう待つことができずに小屋のなかに駆け入り聖者の御足にひれ伏した。聖者は王に以前でなく今なぜ許可もなく小屋に入って来たのかと尋ねた。
そして聖者は言った、
「あなたのエゴが消えるまで二十九日かかった。王としてのエゴが王として迎えられることを期待していた。しかしそれは起こらなかった。あなたにはエゴがあったが、今エゴなしで入って来て私の足にひれ付した。あなたを拒絶するものは誰もいない。ここに到着してすぐに小屋に入ってこれたのに。」
このようにエゴを落とすために王は一ヶ月滞在した。あなたはラクナウに何ヶ月も滞在しているがあなたのエゴはまだ落ちない。誰かに去るように告げられて混乱するようでは瞑想する意味がない。
第10章 空家の盗人 終了
(´・(ェ)・`)
(おわり)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板