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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

535避難民のマジレスさん:2022/01/02(日) 00:06:30 ID:YgWl/dyw0
56.
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)〜SRI H.W.L.POONJA
第9章 世界は幻想 ☆Part1②

Q:私達が見ている世界が宇宙の全体性ですか?

 存在の水準は数多くある。私達より上の水準は美しい存在によって占められているし、下の水準は
半人間、非常に醜い存在によって占められている。
 私は非常に美しくて肉体が透けて見える水準にいる人々を訪れたことがある。他の水準では半分顔
で、半分醜くゆがんだ顔を持った人々が存在し恐怖を感じた。
 私達がここでモクシャを達成しないなら、次は神になって最終的にはこの水準に戻ってこなくては
ならない。ここが自由を勝ち得る唯一の場所だ。神でさえ自由が欲しいのなら、ここに生まれ変わら
なければならない。
 意識はそれが考えるどんな形も取ることができる。ゴールドが宝飾のどんな形をとってもゴールド
として残るように。海が海として留まりながら波を創り出すように、意識がその本質を失くすことな
しに宇宙を創り出す。そこには、多様性も単一性も存在しない。
 「それ」はただ「ある」。あなたはこれに気づいていない。これがロープが蛇に見える理由だ。近
づいて見ると蛇ではないことが分かるのだが。
同じことが「私」についても言えるのだ。
 詳しい調査をして見ると「私」は存在しなくて、この宇宙は無の中に、意識の中に消えてしまう。
かって何も起こらなかった、これが究極の真理だ。考えるとそうなるのだからこの真理を考えなさい。
 この蛇の毒歯を破壊して、あなたの真我を知りなさい。
あなた自身の真我に留まりなさい。創造者とは誰か、何が創られたのかと考えないことだ。
 単に、あなた自身の真我に定住しなさい。すべての形を持った全世界が源泉から,即ち無からやっ
て来る。思考が源泉から起こる・・「私を倍加させよう」。
 そうして、存在が過去、現在、未来とくり広げて行く。25000年前ヴェーダはこれについて述
べている:

 EK Koham Bhahosham:私を何倍にも増やそう。
この創造の目的は真我が愛して楽しむことである。
だから人間として生まれて来た目的は、
自由になって楽しむことである。

 すべての形は音である。形のすべては音から起こって来る。あなたが口にするどんな名前も形にな
る。しかし、どんな形にもならない一つの音がある。
 この未知なるものが既知なるものすべての基盤だ。既知はいつかあなたを騙すことになる。だから
現れもしないし消えもしないものと友情を結びなさい。
 意識は一瞬にして限りない生誕と創造を経験する。これらの創造は、これらの*リーラは、真実で
も偽ものでもない。真実は、創造も経験者もないが、なおかつ創造と経験者が存在するのだ。
 これは、マインドにとっては逆説だ。しかし意識の中では、対象と主体の間には何の違いもない。
「私は誰か」という即座の探求の中で、それ自身がそれ自身を明らかにする。
 さもないと創造は永遠に続くことになる。探求しないことが創造のベースであり、探求することが
自由のベースである。自由とは、あなたの本質は「存在・意識・至福」だと実現することだ。
  (´・(ェ)・`)
 (つづく)

虚堂和尚三轉語 2/3
劃地爲牢底因甚 透者箇不過  地に画して牢と為す底、 なにによってかしゃこをとほり過ぎざる

何事春遊興未窮 何事ぞ   いまだきわまらず
人心尤是客盃弓 じんしんはもっともこれかくはいのきゅう
天堂成就地獄滅    成就し地獄滅す
日永落花飛絮中 日は永しらっかひじょのうち

くま訳(錯覚)
地面を区切って牢としている、何でそこを通りすぎないのだ。

のどかな(言葉の)お遊びにいまだ飽き足らない
人の心は、盃に写る弓の影を見て、蛇だと錯覚したりする。
極楽浄土へ行けば、地獄は滅する
いつまでも、花が落ち、風に舞う綿毛のようであることだ。

*飛絮漂花(ひじょ):遊女などに身を落とすこと、女性がつらい境遇で、見込みもないまま苦労すること。
(´・(ェ)・`)b


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