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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

516避難民のマジレスさん:2021/12/27(月) 07:15:34 ID:ioLRTr4E0
50.
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)〜SRI H.W.L.POONJA
第8章「あなたがどこにいようとも私はあなたといつも一緒にいる」☆Part2①

Q:ラクナウを去って西洋に戻ってもよいでしょうか。私は準備が出来ていると思われますか?

 行きなさい、西も東もないのだから。それは地図の上にあるだけだ、マスターには西も東も存在し
ない。あなたがどこへ行こうともグルの臨在を感じるだろう。あなたが明け渡したのなら一歩一歩あ
なたを導くのはグルの責任だ。

Q:デンマークに戻ったら過去の習癖に戻るのではないか?と恐れています。

 デンマークに戻ったらあなたが元に戻ると、どうして考えるのかね? あなたは何かが変わると期
待してラクナウにやって来た。そうして何かが変わった。
今は、最初にやって来た時のあなたとは違う人になっている。だからあなたが戻ったら、また元に戻
ると考えないことだ。サットサンガにいつもいて、過去の状態に戻るという恐れを持たないことだ。
 あなたは決して変わることはない。この瞬間があなたに沈黙を差し出した。静寂と幸福。恐れない
ことだ。デンマークでサットサンガを持ちなさい。ここで起こったことを話して聞かせなさい。

Q:私は経験しましたが…

 この経験はデンマークにあなたと一緒に戻ることができる。あなたと一緒にいるに違いない。あな
たは自由だというのが経験だ。それと一緒にいなさい。どうしてそれがどこかに行ってしまうことが
できる?
 自由を経験したなら「私は自由だ」は、いつもあなたと一緒にいる。
この経験を保持しようとするのではなく、それであるべきだ。さもないとそれは想像で理論にすぎな
い。

Q: どんな状況にあっても愛という輝やいた海に滞まるには、どうしたらよいのでしょうか。ウィー
ンでの私の人生のストレスを考えたら、このように滞まるのは難しいと思います。

 これは美しい経験をした後でほとんどの人が持つ疑問だ。あなたがここにいて説明してあげられる
のは嬉しいことだ。まず最初にあなたはいつもこの経験と一緒に居たい。これは「いずれそれはなく
なってしまうだろう」という意味を含んでいる。
  (´・(ェ)・`)
 (つづく)

余寓薪園小舎有年。森侍者聞余風彩、余薪園の小舎に遇する年あり、森侍者、余が風彩を聞いて、
巳有嚮慕之志。予亦知焉。     すでに嚮慕の志あり、余もまたこれを知る、
然因循至今。           しかれども因循として今に至る。 
辛卯之春邂逅干墨吉。問以素志。  しんぼうの春墨江に邂逅して、問ふに素志を以ってす、 
則諾而應。            即ち諾して、応ず。
因作小詩述往日間何闊懐      因って小詩を作って往日かくわつの懐にまじふることを述ぶ、
且記今日來不束之喜云       かつ今日来不束の喜びを記すと云ふ。
1/2
憶昔薪園居住時 おもふ昔薪園居住の時
王孫美誉聴相思 王孫の美よ聴いて思ふ、   
多年舊約即忘後 多年旧約即ち忘じてのち、    
猶愛玉堦新月姿 猶ほ愛す玉かい新月の姿

仁先生訳
この詩を書いたのはね、ぼくが薪村の草庵に住んでいた頃の話だけれどね、この森公がね、ぼくの風
評を色々聞いて、密かにぼくに憧れていたんだよ。そしてぼくに会ってね、いよいよぼくを慕うよう
になるのさ。
森公の心根の無垢さがぼくには不思議なくらいだった。
けれどいろいろのことがあってね、森公の傍にばかりいることはできなくなってね、いつの間にか森
公もいなくなって、今までそのことさえも忘れかかっていた。
文明三年(1471年)の春に、住吉の薬師堂で偶然にも森公に巡り会えてね、あの頃のことを謝し、
今もまだあの頃の心はあるのだろうかと問うたところ、あれからもずーっとぼくを慕いつづけてきた
と心を明かしてくれたんだ。
ぼくはほっとしてね、森公が愛おしくてたまらず、もうずっと一緒にいようと思い、そのぼくの念い
を詩にして伝えたよ。

思えば昔ね、ぼくが薪村に住んでいた頃、
ぼくが皇孫であることや誉れ高い噂を聞いて、森公はぼくを密かに慕っていることを知って、ぼくも
愛おしく思っていたんだよ。
その相思の契りを、長い間すっかり忘れていたけれど、今こうして再会して、
あの薬師堂の階段に立っている新月のように優美な森公の佇まいがもうたまらなく愛おしいよ。

くま訳
思いだしてみれば昔、薪園に住んでいたころ
わしが、誉れ高い高貴な出であると、聞いて、相思相愛になったのだ。
その時した約束を、長いこと、ころっと、忘れていたのだ。
今、再会して、思いを確かめることができて、ワシの心は愛で満たされてるのだ。
薬師堂の階段に佇む森の姿は、月光のように美しいのだ。
(´・(ェ)・`)b


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