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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

482避難民のマジレスさん:2021/12/11(土) 22:10:53 ID:4EFf5LRA0
39.
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)〜SRI H.W.L.POONJA
第6章 真我探求:私は誰か? ☆Part6-c①
獲得することで失う啓示

獲得することで失う啓示

Q:「私」の中に間隙があるのを一瞥したと思います。

 一瞥というのは、あなたが何かを見たということだ。この意味は、見られる対象と見る主体がある
ということだ。この二元性は、マインドの遊びにすぎない。あなたが言っている間隙は、一時的なも
のではない。それが唯一永遠であるものだ。
 呼吸、思考の間の間隙、異なる二つの動きの間隙はいつもそこにあって、動きそのものとは何の関
係もない。この間隙の中で動きが起こるのだ。あなたは間隙だ。これを知っていることが大きな違い
を生みだす。

    静寂の中で思考が起こって沈まる、
   静寂は永遠だ。
   あなたはこの静寂だ。

Q:時々、この間隙又は静寂の中にいると、笑いが起こってきて静寂から抜け出すのではないかと感
じます。

 この静寂は純粋な幸福そのものだから、笑いが静寂からあなたをつれだすのは不可能だ。この笑い
は「それ」から起こり、笑いが「それ」だ。笑いの波は歓喜の海から起こってくる。
このすべては一秒のほんのわずかな瞬間に起こる。だから、それは秘密だ。それを理解する人、そ
れを見る人、それらが「それ」だと知っている人たちだけが幸福だ。それ以外の人たちは苦しみ続け
る。彼らは死に目に泣きながら来世を迎えるだろう。

    あなたは幸福そのものを超越した存在だ。
   あなたは幸福の波が起こってくるところに居る。
  その場所を見つけなさい。
    それを理解しようとしないこと。
   あなたが「それ」そのものだと
   ただ、見るだけでよいのだ。

Q:この中に深く入っていけるように助けて下さいますか?

 深さの概念を取り除きなさい。これですべて明らかだと思う。
  (´・(ェ)・`)
 (つづく)

看大徳寺修造有感 大徳寺の修造を看て感有り
雲門卵塔一茅盧  雲門のらんとういちぼうろ  
大用黄金殿上居  だいゆうの黄金殿上のきょ
傍出正傳現前境  ぼうしゅつす正傳現前の境
楊岐屋壁古來疎  楊ぎのおくへき古来そなり

くま訳
雲門の墓は粗末なものである。
養叟の大用庵は黄金殿上の住まいである。
本来受け継ぐべきでない者が、横から受け継いでしまうということが、起こってしまったのである。
臨済宗 楊岐派の建物は、昔から粗末と決まってるのだ。

*雲門文偃(うんもん ぶんえん、864- 949年、唐末から五代の禅僧。大慈雲匡聖宏明大師。五家七宗
 の一つ、雲門宗の開祖。霊樹如敏禅師の道場の霊樹寺、918年、雲門が霊樹の法席を嗣ぐことに 
 なった時54歳だった。

*茅盧(ぼうろ):草葺きの粗末な住まい。
*卵塔(らんとう)(無縫塔):主に僧侶の墓塔として使われる石塔(仏塔)。
*大用庵(だいゆうあん);養叟の住まい
*傍出・旁出(ぼうしゅつ):わきから出ること。横に出ること。旁出は仏袈裟をさづけられず。(正法眼蔵-袈裟功徳)
*楊岐方会(ようぎ ほうえ):宋代の臨済宗の僧-日本伝来の臨済宗(栄西以外)

養叟が1445年、大徳寺住持になった時、養叟69歳、一休52歳 以降数年間くらいのの頃のお話でありましょう。
(´・(ェ)・`)b


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