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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

236避難民のマジレスさん:2020/08/31(月) 21:46:27 ID:1yezVXyg0
くまめも21-2
意識は、人間の経験の総計・合計と現在との特定の接触を加えたもの。それは変化をもたらせるか。意識の研究、活動の研究、思考と感情への気づき、非難なしに観察するために精神を静寂にすること-その過程は変化をもたらすか。信念をとおし、理想と呼ばれる投影されたイメ-ジとの同一化をとおして、変化がありうるか。このすべては、あるがままの私とあるべき私との間の一定の葛藤。葛藤は根本的変化をもたらすか。意識の過程全体を検討、格闘、修練、抑圧を実践する過程は根元的変化をもたらせない。
 どのようにして真の革命をもたらすべきか。初めに、観念、信念、思索に気づいて、それらをすべて脇に置かなければならない。というのは、それらはほんとうは欺瞞であるから。真実ついて思索したり、自分が本質的に何か真実の、不死の、神のような・神聖なものであると想像したりすることが、何になるのか。それもやはり思考の領域の中にある。思考から発生するどんなものも条件づけられているし、時間の、記憶のもの。ゆえに、それは真実ではない。現実にそれを悟るなら-思索的にではなく、想像によってでも愚劣にでもなくて、精神の思索的探求、哲学的模索のどんな活動も、どんな仮定、どんな想像や希望も、ほんの自己欺瞞にすぎないという真理が、現実にわかるなら-そのとき、この根本的変容をもたらす力、エネルギ-は何か。
(´・(ェ)・`)


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