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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 6 - したらば

177避難民のマジレスさん:2020/08/10(月) 22:48:55 ID:2/995q.60
くまめも14-3
孤立(化)の過程は力への探求の過程。なぜならまさに力、地位への欲望こそが分離主義であるから。人は、そこで自分が支配できる強力な地位が欲しい−家庭、事務所・職場、官僚制度体制・機構。各自が力を求めている。そして力を求めるなかで、彼は、軍事的、産業的、経済的などの力に基づいた社会を確立する-それもまた明白。力への欲望は、まさにその本性そのものにおいて、孤立しつつある。これを理解することがとても重要。なぜなら、平和な世界が欲しいと思う人は、この根本的問題・疑問を理解しなければならないから。愛情のある、親切な人は力の感覚・意識を持っていない。ゆえにそういう人はどんな旗にも縛られていない。
孤立の状態において生きているようなものはない。孤立の状態において 生きられない、けれどもあなたはあまりに多くの違った仕方で力を求めているから、孤立を生み育てる。あなたが何かに対して壁を築くとき、何が起きるか。その何かが常にあなたの壁を叩いている。あなたが何かに抵抗するとき、その抵抗こそが、あなたが他のものと抗争状態にあるということを、表示している。
力への、地位への、権威への欲望をもたずに、世界・世間で生きられるか。明白にできる。自分自身を何かもっと偉大なものと同一化しないとき、そうする。何かもっと偉大なものとのこの同一化が、力への探求。あなた自身が空っぽで鈍くて弱いから、あなたは自分自身を何かもっと偉大なものと同一化したい。それが力への欲望。
  関係は自己を露呈する過程。そして自分自身を、自分自身の精神と心の道筋を知ることなく、たんに外側の秩序、体制、ずるがしこい定式を確立するだけでは、ほとんど意味がない。重要であることは、他のものとの関係において自分自身を理解すること。そのとき関係は孤立(化)の過程ではなく、あなたが自分自身の動機、思考、追求を発見する動きになる。そしてまさにその発見こそが、解放の始まり、変容の始まり。
(´・(ェ)・`)


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