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鬼和尚の仏教購読会 別館

989避難民のマジレスさん:2020/09/17(木) 18:59:58 ID:7OJSsgOo0
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渡江達磨    渡江の達磨
去々來々随意行 去去来来意に随って行く
乾坤萬里俗塵生 乾坤万里俗塵生ず
西天此土姓名重 西天し土姓名重し
脚底客頭藘葉軽 脚底客頭ろえふかろし

くま訳
何の囚われもなく、意のままに好きなところに行く。
確かに、天下地の果て何処へ行っても、浮世の煩わしさが生じる。
極楽浄土と現世の「法」のことを思うとき、達磨の存在は大変重いのであるが、
その言動は、徹底して軽やかであったのだ。

*去々来々:波が寄せては返す様子、これは一つのことにとらわれない姿、自由な様子。
*俗塵(ゾクジン):浮世のちり。俗世間の煩わしい事柄。
*西天(さいてん):西方浄土。極楽。天竺(てんじく)。インド。
*此土(シド):この世。現世 自分のいる所。この土地。
*蘆葉達磨(ろよう--):インドから中国に来て梁の武帝に法を説き、さらに洛陽を目ざし揚子江をのぼっ
 たが、その時、一葉の蘆(あし)の葉に乗って渡ったとの伝説を示す語。「蘆の葉に法の方便」

参)170 の詩 >>974 >>972
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