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鬼和尚の仏教購読会 別館
985
:
避難民のマジレスさん
:2020/09/15(火) 19:22:33 ID:Hg2uwcrw0
おまけ①:香厳の詩(投機偈でありましょう)
香厳撃竹
一擊忘所知 更不假修持 一撃所知を忘ず 更に修治を仮らす
動容揚古路 不墮悄然機 動容に古路を揚く 悄然の機に堕せず
處處無蹤跡 聲色外威儀 処々蹤証跡無し 声色威儀を忘ず
諸方達道者 咸言上上機 諸法達道の者 みな言ふ上々の機
「禅と悟り」HP訳
石が飛んで竹を撃ちカチンという音が出た。その音を聞いたとたん、今まで覚えていたいろんなことが、ど
こかへ行ってしまった。 それは別に修行や鍛錬の結果ではない。本来そこにあったものだ。
手足を動かしても本来の古路を踏み外すことはない。 もう何か物寂しくなって気分がおちこむようなこと
はない。
その古路は空寂で、どこにも足跡のようなものは残っていない。(しかし、単に空寂なものではなく、その
中に働きがある。)五官や思慮はそのままで動いている。別にかれこれと威儀に囚われることではない。
そこに上々の働きがあるのだ。
おまけ②:毒峰善の投機の偈
間宮英宗先生訳・解説
毒峰善禅師は、鐘聲を聞いて忽ち宇宙の大機に投入せられました。其の時の偈に曰く、
沈沈寂寂絶施爲 觸著無端吼似雷 動地一聲消息盡 髑髏粉砕夢初回
「沈沈寂寂絶施爲」、と云ふは、坐も又禪、臥するも禪、言語するも亦禪で、考案三昧になり忘想分別も打
破る工夫三昧になりきった時の境涯である、此の時に、ゴーン、と一聲の鐘を聞いて忽ち大機に投じて見れ
ば、「 觸著無端吼似雷」で其の時の鐘は實に天地にひびき渡って、百雷の一時に落ちたような聲であった、
此の一聲は盡十方世界にひびき渡ってて居る、「 動地一聲消息盡」、で此の天地も動揺した程の鐘の一聲
は無字も如来も、宇宙の大眞理も云ひ盡くして居る、「髑髏粉砕夢初回」、即ち此の超音聲で、けがれたる
ガリガリの五尺の髑髏を粉微塵に打ち砕き、初めて眞に宇宙の大眞理を悟る事が出来た、と云ふ意味である。
沈沈寂寂絶施爲 沈沈寂寂施爲を絶す
觸著無端吼似雷 触著すれば端無く吼えて雷に似る
動地一聲消息盡 動地一声消息尽き
髑髏粉砕夢初回 髑髏粉砕して夢初めて回る
くま訳
深夜静寂の中、三昧に入っていると
全てが明らかになった。雷のよな轟音、鐘の音
地響きがするほどの一声の後、消息は尽きた
締め付けていた頭蓋が粉砕されたように、初めて夢から覚めたのである。
*天真毒峰善禪師:1419-1482(中国語サイト:人名規範資料庫)
これは、軍荼利明王降臨の表現でありましょうか?
(´・(ェ)・`)b
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