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鬼和尚の仏教購読会 別館

960避難民のマジレスさん:2020/09/03(木) 23:10:09 ID:U//D.ckI0
おまけ①:四賓守(飛不動HP解説)  
 四賓主は、賓と主、二人の能力の関係を四通りに分けたものです。賓は客、主は亭主。通常、客が修行者、
 主は師となります。
 ① 客看主 「客、主を看る」
  修行者が力量のある者で、師に力量がない=劣る場合。
 ② 主看客 「主、客を看る」
  師に力量があり、修行者に力量がない=劣る場合。
 ③ 主看主 「主、主を看る」
  師も修行者も、ともに優れた者の場合。
 ④ 客看客 「客、客を看る」
  師も修行者も、ともにまだ悟っていない力量不足者同志の場合。

以上は臨済宗の場合で、曹洞宗では、
 ①主中賓 ②賓中主 ③主中主 ④賓中賓 と表します。

 ① 修行者に見破られている状態。
 ② にわか住職に見破られている状態。
 ③ 共に悟りの眼があり、禅の話をして相通じる状態。
 ④ 共に悟りの眼がないので、お互い話がチンプンカンプンの状態。

おまけ②:四料簡 しりょうけん(飛不動HP解説) @前スレ31〜34の詩・参
こちらも臨済義玄禅師が提唱したもので、臨機応変に修行者を導くことを示した四種類の指導方法です。

1、奪人不奪境だつにんふだつきょう 
  修行者が自分を見つめることを否定して、現象とか環境に没入させる。
2、奪境不奪人だつきょうふだつにん 
  修行者が現象とか環境に没入することを否定して、自分のみ見つめさせる。
3、人境両倶奪にんきょうぐだつ 
  修行者を徹底的な無の境地に導く。
4、人境倶不奪にんきょうぐふだつ 
  修行者に、すべてありのままに受け止めさせて、何ものにも束縛されない境地に導く。

これも日常生活に置き換えてみることができると思います。

1、ある時は、自分を忘れて相手を生かす。
2、ある時は、相手を無視して自分だけで振舞う。
3、ある時は、自分も相手も忘れる。
4、ある時は、自分もあり、相手もある。"
(´・(ェ)・`)つ


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