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鬼和尚の仏教購読会 別館

959避難民のマジレスさん:2020/09/03(木) 22:51:30 ID:U//D.ckI0
一休さん、宣戦布告!
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自山中昄市中  山中より市中に帰る
狂雲誰識属強風 狂雲たれかしらん強風に属するを
朝在山中暮市中 あしたに山中に在り暮には市中
我若當機行棒喝 我若し機に当たって棒喝を行ぜば
徳山臨済面通紅 徳山臨済面通こう

くま訳
山(譲羽山)から(京都)市中へ帰るのだ
狂雲が、実は狂風だとは誰も知るまい。
朝、山中に居たと思ったら、夕方には市中に居るのだ。
わしが、臨機応変に、棒喝を駆使したら、臨済や徳山でも、ビビッて赤面するであろう。

*山:譲羽山
*風狂:中国の仏教、特に禅宗において重要視される、仏教本来の常軌(戒律など)を逸した行動を、本来
 は破戒として否定的にとり得るものを、その悟りの境涯を現したものとして肯定的に評価した用語である。
*臨済の喝徳山の棒:「伝灯録」・臨済禅師はよく大喝を与え、徳山和尚はよく痛棒を加えたことから、  
 禅宗の修行のきびしさのたとえ。

一休さんの師家養成講座
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竹幽齋
香厳多福主中賓 きゃう厳多福主中のひん
密密参禪到要津 密々参禪要津に到る
六六元來三十六 六六元來三十六
清風道處有佳人 清風動く処佳人有り

くま訳
竹幽斎
香厳は、とても幸運だった。師匠には力量が無かったが、本人に力があった。
独り緻密な瞑想に取組むことこそが、悟るための重要な手段なのである。(知識ではないのである)
六×六は三六。道理にかなった結果である。
清らかな風が吹くところには、美人が居るものである。

*竹幽斎:香厳智閑(きょうげん・ちかん。?〜898)道を掃除している時に、竹に小石が当たり、響いた
 音を聞いて(撃竹)を聞いて大悟す、故に之を云ふ
*佳人:美人。此の佳人、大悟底の因縁なり。
*要津:迷いの海を渡りさとりの彼岸に達するための重要な手段、方法。港
(´・(ェ)・`)つ


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