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鬼和尚の仏教購読会 別館
938
:
避難民のマジレスさん
:2020/08/27(木) 20:18:06 ID:cj1chvzQ0
自分の正しさが理解されずに、嘆いてみせる一休さん
158
示禮佛組禱福力僧 仏祖を礼(らい)し福力を祈る僧に示す
覊客恨多天地人 きかく恨み多し
愚哉鬼窟舊精神 愚なる哉鬼窟の旧精神
元來諸法従縁起 元來諸法縁によって起こる
風月沈吟一箇貪 風月沈吟一個の貧
くま訳
仏を拝んでご利益を祈る僧に示す
束縛の多い人生行脚、恨みが多いこの世である。
愚かなことである、ものの道理に暗い、古い物事の考え方
元來諸法は縁起によって起こる。
風月をめでて、作詩に耽るのも、三毒の一つ貪であるというのだ。
羈客:旅客
羈絆(きはん):牛馬をつなぎとめるものの意。行動する者の妨げになるものや事
福力:福徳の力。財に富んで勢力のあること。また、その人。
鬼窟:知識が開けないで、ものの道理にくらいこと。また、そういう所や仲間。転じて、くだらないことの
意にもいう。
名僧紹介
159
賛慈恩窺基法師 じおんきき法師を賛す
窺基三昧獨天眞 きき三昧独り天眞
酒肉諸経又美人
座主眼睛猶若此 ざすの眼睛かくの如し
宗門唯有箇宗純 個の宗純有り
くま訳
慈恩大師を讃える
慈恩大師は独り三昧に入り、諸法の本然の姿を知っている。
酒肉を食らい、諸経を修め、又美人を愛す。
一山首席の僧の真実を見抜く力とは、かくの如きものである。
大徳寺宗門では、独り宗純のみがそれを持つのである。
*慈恩窺基法師:慈恩大師・(632-682)唐代、法相宗を起した。玄奘三蔵に師事『成唯識論』を注釈して
『成唯識論述記』『成唯識論掌中枢要』を著し、『唯識三十頌釈』中の護法の釈論を中心に据えて、真諦
(しんだい)訳を中心としたそれまでの唯識説を批判し、新唯識説を打ち立てた。
出家するにあたって、師の玄奘に、女色と酒肉を断たないことを条件として要求し、僧となってからは酒
、女、そして経典をのせる三つの車を率いたという逸話から、三車法師というあだ名がつけられたという。
しかし、「宋高僧伝」における玄奘と基とのエピソードは学術的には信頼性に欠けるものとされ、この逸
話を記載する「宋高僧伝」自身も、基自らが「自序」において語る来歴との齟齬から、もし基が事実を述
べているとするなら、誹謗中傷の説であると述べている。
*座主(ざす):住職最上位の別称
(´・(ェ)・`)つ
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