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鬼和尚の仏教購読会 別館

819避難民のマジレスさん:2020/07/17(金) 20:31:23 ID:.xUJoNTU0
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少年道心老來失 二首 2/2
失卻悟徹捴閑事 悟徹を 失却して総て閑事
去劫來劫又如此 きょごうらいごう又かくのごとし
金鍮正邪佛難分 きんちゅうしょうじゃぶつもわかちがたし
聞説佛魔隔一紙 聞くならくぶつ魔いっしを隔つ

くま訳
大悟徹底するとことを忘れると、総てが無用なこととなる
悠久のときの中、全てはありのままだ。
真鍮か金か、正か邪か、仏も区別できない
聞くところによると、仏と魔は紙一重の違いだそうだ。

*失却:ものをなくすこと。また、忘れること。

*閑事:( 無門関第十九則)↓参照
春に百花あり、秋に月あり、夏に涼風あり、冬に雪あり、
若もし閑事かんじの心頭しんとうに掛かかる無くんば、
便すなわち是れ人間じんかんの好時節   
  
曹洞宗   京都 亀岡 曹洞宗HP 解説
春には花が咲き、秋には明月が天にかがやく、暑い夏には涼しい風が吹き、冬には雪がさえざえとしている。
春夏秋冬いつでも好時節である。「閑事の心頭に挂る無き」とは、晴れわたった大空のような本来清浄な心
境をいう。

人間のくだらない考えを差しはさまなければいつも好時節です。「ありのまま」「そのまま」の心が「平常
心」だといっても、妄想や分別心を払いのけ、閑事すなわち実生活に役立たぬ事を断ち切ることが条件です。
すなわち仏道とは容易なものではない。


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