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鬼和尚の仏教購読会 別館
788
:
避難民のマジレスさん
:2020/07/04(土) 20:04:57 ID:z51mdFvw0
112
松源和尚三轉語 1/3 の三転語
大力量人甚擡脚不起 甚(なに)によってか脚をもたげ起こさるるか
商量鬼窟黒山禪 きくつこくざんの禅商量して
神力金剛現目前 しんりきの 目前にげんず
普天之下是王土 普天のもと是
擡脚句中公案圓 脚をもたぐる まどかなり。
くま訳
松源和尚の三転語(迷いを転じて悟りに至らしめる言葉)
(松源の禅風は看話と黙照の対峙を越えたものといわれるらしい)
大力量の人が、どのようにして脚をあげる(立ち上がる)のか。(黙照禅)
考えて言葉で答えを出そうとするのは外道の禅である。
最上の仏の力は、目前にあるのだ。
世界は全て王土なのだ。
脚をもたげると言う転語で語られる考案は、欠けるところのない良くできたもの(黙照禅の説明)である。
*転語:迷いを転じて悟りに至らしめる言葉
*黒山鬼窟(こくさんきくつ): 不浄な苦悩に満ちた山やおそろしい鬼などの住むほらあな。転じて、蒙昧
な外道(げどう)の世界のたとえ。仏道以外の邪悪な世界。
*松源崇岳(しょうげんすうがく<1132〜1202年>)南宋時代
*松源は、禅宗の看話禅及び默照禅に存在した不正行為を正すため、座禅の方法を改革した。その中で一番
影響力があって後の人に高く評価されたのが「松源二転語」。つまり、「開口不在舌頭上(口を開いて物を
言うことは単に口先だけのことではない)」、「大力量人,因甚抬脚不起(力の強い人が、なぜ足を上げな
いでいるのか)」という二つの転語(てんご)から、看話禅と默照禅をそれぞれ見た。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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