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鬼和尚の仏教購読会 別館

78避難民のマジレスさん:2018/11/21(水) 06:36:25 ID:LC3de7YgO
>>76
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
 
第二話 燃えあがる茂み(つづく)
 より抜粋

モーゼのことを思い出してほしい。モーゼが神に直面したとき、 山上で緑の茂
みから燃えあがる火のような神を見たとき
--- 茂みは燃えてはいなかった、茂みはいつものように青々として、鮮やかだった
---モーゼは当惑した。彼は我が目を疑った。ありえない光景だった・・・
このような火が!茂みは炎のように燃えているのに、焼けてはいなかった。
と、そのときモーゼは茂みから声が響いてくるのを聞いた。
「モーゼよ、靴を脱ぎなさい。おまえは聖なる地にいるのだから」
これは最も美しいユダヤ教の寓話のひとつだ。
神は火だ。あなたの人格はまさに茂みだ。そして神は涼しい火であり、 あなた
の人格を焼くことはない。人格は緑の葉を繁らせ続けることができる。
神はあなたに多くの自由を与えた。
あなたが偽者でいたいと望むなら、それは許される。神には何の支障もない。
あなたがまがいものでいたければ、それは許される。
自由とは、正しくあってもいいし、間違っていてもいい
--- それはあなた次第だということだ。 あなたの本質はそこにある。
その炎はそこにある。 そしてまたあなたの人格もそこにある。
人格は偽者だ。だから 「内なる火はどうして人格を焼かないのだろう?」と思
うのも無理はない。
その火は涼しい。その火は人格を焼くことがない。
あなたがその人格をまとうと決めたら、火はそれを許す。
あなたはその人格という緑の葉をまとい続け、人格はその葉むらをもっともっ
と繁らせ続けてゆくことができる。
あなたはますます偽者になってゆき、完全な偽者になってしまうこともある。
あなたは人格という虚構のなかに我を失うことができるが、 神はそれを邪魔し
ようとはしない。 このことを、神はけっして邪魔をしないことを、 自由は全面
的なものであることを覚えておきなさい。
それが人間の尊厳、人間の栄光であり、苦悶でもある。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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