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鬼和尚の仏教購読会 別館

767避難民のマジレスさん:2019/08/21(水) 07:21:56 ID:LC3de7YgO
>>765
「真理のみ」 (原題 「THE TRUTH IS」)
〜SRI H.W.L.POONJA

第6章 真我探求:私は誰か? ☆Part3-b

真我探求についての疑問を取り除く

Q:私にはマインドから何度もやってくるいくつかの質問があります。それらはマインドから、マインドの源である無からやってくると分かっているのですが質問する必要があると思います。

 マインドの源は無だといった。この経験をしたのかね? 質問からマインドへ、マインドからマインドの源へ帰っていく。そのように旅をしたのかね?

汽車が停車する目的地に着いたのなら、汽車の中に留まるかね? 座り続けても目的地に着いたので汽車は動かない。このように無が目的地だ。そこで何が起こったのかね?

 汽車は止まった、ということは思考が止まったということだ。そう、まだ汽車に座り続けるのかね、それとも汽車を先に押すのかね?

Q:私が思うに・・・

 (怒って)まず理解しなさい!時間を無駄にするな! 無に戻ったとあなたは言うが、そこで何が見えるかね? そこで探求するのかね? そこに何がある?

Q:何もありません。

 単に質問するものではない。質問の中にマインドが隠れている。あなたは何が欲しいか真剣に考えて質問しなさい。あちこちから質問を拾い上げて質問をするのは時間の無駄だ。

 目的地である無に着いたなら、この無の中には質問者も含めて何も存在しない。誰がそこにいるのかね? 質問がどこからやってくるのか見つけたなら、質問は窒息死する。だから「しかし」・「いつ」・「もし」を取り除きなさい。

Q:ただこれらの質問が何度もやってくるのです。

 無の中で私に質問しなさい!

Q:パパジ、静かにしていて、思考がやって来たら、見つめていて、それが去った後、静かにしているということですか。

 そうだ、それが私が言っていることで、あなたはそれについて何を言いたいのかね。

Q:あなたが言っていることは理解できますが…

 理解は必要ない、それ以上の何かが必要だ。

 あなたがニューヨークにいて、私があなたにデリー行きの飛行機に乗り、デリーから他の飛行機でラクナウに行くようにと指示を与えるなら、何を理解することがある?

この理解は十分でない。あなたは飛行機に乗らなければならない。飛行機があなたを運ぶのだ。

Q:私はそれをやっているのです。
 
する必要はない。飛行機の上で何をするのかね。飛行機を押すのかね?(笑う)ただ静かにしていなさい。飛行機の中でさえこれが言われている。「座って、シートベルトを締めて下さい。」それだけだ。

 飛行機を押すのかね? ただ静かにしていなさい。ひとりでにそれは動いて、食事でさえ運ばれて来る。これが私の意味するところだ。努力しないこと。

 あなたを連れていくのはパイロットで、あなたはパイロットに助言したりできないし、操縦室に入ることさえ許されない。

 静かにしているということは、どこから思考がやって来るのか見ているということだ。この観察が日本語に訳されて、「私は誰か」になる。マインドの内側で「私は誰か」たずねなさい。これも又、観察だ。

 「私」の源を見つけることと、どこから思考がやって来るか見つけることには違いがない。ただ観察すること、警戒していなさい、努力しないこと。

Q:静かにしているときでも、まだ、個別な「私」という感覚があります。

 静かにしているとき、静かにしている「誰か」を見つける。この「私」が観察されねばならない。どこからやって来るのか?

 どこからこの個的な「私」がやって来るのか? 見なさい。何が見えるか言ってごらん。これは非常によい質問で理解ではなく経験が必要だ。だから、「私」を見つめて、それがどこからやって来るか見つけなさい。

 何が見えるか言ってごらん? 観察者や観察されるものは見えないはずだ。個人という個別性が「どこから」やって来るのか集中して見なさい。何が見えるかね?

Q:今はなにも見えませんが、何かが飛び上がろうと待っているような感じです。

 もう一度、何が飛び上がろうと待っているのか観察しなければならない。再び「私」。もう一度それを観察しなさい。やりなさい。すぐにやりなさい。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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