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鬼和尚の仏教購読会 別館

67避難民のマジレスさん:2018/11/15(木) 06:21:43 ID:LC3de7YgO
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
 
第二話 燃えあがる茂み
 より抜粋

 呂祖師は言った。
 原初の精神と真の本性のみが時空を克服する。
 原初の精神は両極の違いを超えている。天と地は此処ここより生ず。
原初の精神をとらえるすべを体得すれば、学人は光と闇の両極を克服し、もはや三
界にとどまることはない。
だが、人間がもって生まれた本来の顔を洞察した者のみが、これを行うことができ
る。

 人が体内から解放されるとき、原初の精神は一寸四方のなかに住むが、意識的精
神は下方の心臓ハートのなかに住む。
この心臓は外界に左右される。もし人が一日でも食べなければ、心臓は極度の不快
感を覚える。
恐ろしいことを聞くと動悸を打ち、腹の立つことを聞くと鼓動を止める。
死に直面すれば悲しみ、美しいものを見れば目がくらむ。
だが、頭蓋ずがいのなかにある天上のこころハートは、 少しでも動いたことがある
だろうか?
「天上のこころは動かないのか?」 と問うならば、「一寸四方のなかにある真の思
考がどうして動くだろう」 と答えよう。
低次の心臓ハートは、強い力をもった将軍のように振る舞い、 天上のこころハート
をその弱さゆえにさげすみ、国政の指導権を奪い取った。
だが、根源の城の防備を固め、防御することができれば、強力で賢明な君主が王座
についたようなものである。
両目は、左右の大臣がこころを尽くして君主を補佐するように光を巡らせはじめる。
中央の支配はこのようにして整い、反抗する英雄たちはみな槍を倒して列席し、進
んで命令に従う。

生命の仙薬への道は、種子の水、精神の火、思考の土--- これら三つのものを至上
の秘術として知っている。
種子の水とは何か?それは真実にして一なる気(エロス)のことだ。
精神の火とは光(ロゴス)、思考の土とは直観のことである。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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