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鬼和尚の仏教購読会 別館
312
:
避難民のマジレスさん
:2019/02/14(木) 06:42:51 ID:LC3de7YgO
>>310
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第七話 光の循環と呼吸(つづき)
より抜粋
先日、アショカが手紙を書いてきた。
彼はここにいるが、 まだ部屋にサティヤ・サイババの写真を飾っているそうだ
―部屋に誰の写真を飾ってもかまわないが、それは たんなる部屋の問題ではな
い。
さあ彼は悩んでいる。
私は彼に言った。「サティヤ・サイババのところへ行きなさい。そして、どう
か向こうでは私の写真を部屋に飾らないでほしい。そうしないと、あなたはま
たもや取り逃がしてしまうからだ。 ここにいてもいいし、あちらにいてもいい
が、大切なのは 純一なこころハート、まとまりをもったこころだ。半身でいる
くらいなら、私とともにいるよりも サティヤ・サイババのもとにいるほうがいい」
だが、私には彼の問題がわかる。
彼は向こうでも私の写真を離さないだろう。
だから、彼がしくじるのは目に見えている。
人は選ばなければならない。
人は決断しなければならない。
人生の旅路を一歩進むごとに、人は岐路に立たされ、選ばなければならなくな
る。
すべての道をわがものとすることはできないし、すべての道を歩くことはでき
ないからだ。
私はものごとの善し悪しを云々しているのではない。
何であれ、あなたが全身全霊で選んだものが正しい 、と私は言っているのだ。
ときには全面的な明け渡しがあったがゆえ に、光明を得ていない師のもとです
ら 弟子が光明を得たことがある。
そして申し分のない師のもとにいながら 何ごとも起こらないということも往々にしてある。
師が完全であるか否かよりも、 弟子の全一性のほうが問われる。
間違った人物のもとにいても、あなたは変容を遂げうる。
その間違った人物でもあなたを変容させられるというのではない が、あなたに
全一な決断があれば、そのあますところのない 決断があなたを変容させる。
そのことのほうがはるかに重要だ。
それがなかったら、仏陀のような人とともにいることができても、 あなたが半
身にとどまり、分裂しているなら、何ごとも起こらない。
いかなる分裂も―未来と現在、目的地と旅、この道と あの道、この師とあの師
―分裂はどれもみな危険だ。
そうなったらあなたのエネルギーは無駄に費やされ、あなたは責任を他人に転
嫁するようになる。
たとえば、ここでアショカに何も起こらなかったら― こんなやり方では何ひと
つ起こるまい―当然、彼は 間違った場所にきてしまったと結論つ゛けるだろう。
彼は自分が分裂しているというポイントを見ようと しないだろう。
彼に、間違った場所にきてしまった、 「この場所は私には向いていない」と
いうことだけしか 見えない。
だが、自分が分裂しているかぎり、どこにいても 、同じことが何度も何度もく
り返し起こるだろう。
勇気を奮い起こしなさい。
私は頭マインド がずる賢く振る舞いたがるのを知っている。
頭は言う。
「両方とっておけばいいじゃないか。何が起こるかわからないぞ。 どちらも選
べるようにしておくんだ。こっちがうまくゆかなくても 、あっちがうまくゆく
かもしれない」
だが、生はそのようには動かない。
ケーキを食べながら取っておくことはできない。
それは不可能だ。
呂祖は言う―
成果は求めずとも
……なぜなら、それすらも分裂になるからだ。
分裂せずに、完全に今ここにあるがいい……
成果はおのずからやって来る。
そして、成果がおのずからやって来るとき、そこにはとほうもない美がかもし
だされる。
成果をたぐりよせなくても、それは花のように開く。
花を無理やり咲かせなくてもいい。
無理やり咲かせたなら、花は死んでしまう。
そういったやり方はよくない。それに早く咲かせすぎたら、その花には香りが
なくなってしまう。
香りを集め、香りをつくりだすために、花は正しい瞬間を待たなければならな
いからだ。
香りの準備が整ったときはじめて花はひとりでに開く
。今や<存在>と分かち合うものをそなえているからだ。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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