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鬼和尚の仏教購読会 別館

282避難民のマジレスさん:2019/02/03(日) 09:05:58 ID:LC3de7YgO
>>281
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第六話 風景の焦点ゲシュタルトを変える(つづき)
 より抜粋

それは必ずしも頭の中心を指しているわけではない。
中心感覚とは、頭の中心にとどまるということではない。

大切なのは、ただみずからの思念を両目の中間に定めることである。
そして、いいかね、意識の集中ではなく、ただ油断なく目を見張りつつ゛けて
いること、軽やかに注意を払うということだ。
鼻の頭を見ながら、第三の目に軽く注意を払いなさい。
実のところ、鼻の頭を見たとたん、あなたは第三の目に敏感になる。
なぜなら、それは鼻のもう一方の極だからだ。
ひとつの極、外側の極は鼻の頭であり、それは末端だ。
もうひとつの末端は第三の目とつながっている。
鼻の頭に意識を向けるやいなや、もう一方の端もただちに意識に昇ってくる。
だが、ただ気つ゛いていること、努力せずに気つ゛いていること。

大切なのは、ただみずからの思念を両目の中間に定めることである。
そうすればすべては整う。
すばらしい言明だ ― そうすればすべては整う。
あなたはわが家にたどり着きはじめている。
あなたは変革の入り口に立っている。

光は、はなはだ動きやすい。
光はつねに動いている。
光とは運度に他ならない。
この世で光ほど速く動くものはない。
光の速さは一秒間に十八万六千マイルだ。
光より速いスピードで動くものはない。
光は純粋な速さだ。
それは速さの別の名前だ。
光はけっして眠り込まない。
光はつねに躍動し、つねに動き、つねに流れている。
光は、はなはだ動きやすい。
両目の中間に思念を定めると、光は自然に流れ込んでくる。
心配しなくてもいい。
窓を開けて、ただ待てばいい。
光は動いてやまない現象だから、窓が開いていれば、流れ込んでくる。
実のところ、光は何生にもわたって窓を叩きつつ゛けてきたのだが、窓は閉ざ
されたままだった。
そして光は窓をこじ開けることができない。
それは朝がきて太陽が昇っているのに、深く眠りこけているのに似ている。
光線は窓に達し、窓を叩いている。
だが、そのノックの音は聞こえない。
光は音を立てないからだ。
光はそこで待っている。
目を覚まして、窓を開けたとたんに、光が流れ込んでくる。
そして光とともに生命が入ってくる。
光とともに喜びが入ってくる。

両目の中間に思念を定めると、光は自然に流れ込んでくる。
「自然に」という言葉に心をとめなさい。
あなたは行為の主体ではない。
あなたは一種の手放し状態にある。
あなたは光に明け渡している。

注意をことさら中心の宮殿に向ける必要はない。
大切なことはこの数語に要約されている。
あなたの実存をすっかり変容させてしまう秘法、神の王国の秘法、にゃはんニ
ルヴァーナの秘法……。
「諸条件の只なかにある中心」というのは、ひじょうに 微妙な表現である。
中心は至るところにあり、いっさいのものがそのなかに含まれている。
それはあらゆる創造のプロセスが解き放たれる点と結びついている。
あなたが第三の目の地点に到り、そこに中心を据えると、光があふれるように
押し寄せてくる。
そのときあなたは、あらゆる創造がそこから湧き起こる地点に到達している。
あなたは形なきもの、顕れていないものに到達している。
それを「神」と呼んでもいい。
これこそ万物が湧き起こる地点、その空間だ。
これこそ森羅万象の種子そのものだ。
それはあらゆる力をもち、至るところに遍満している永遠なるものだ。
もはや死を知ることはない。
もはやあなたはいかなる肉体との同一化、老若・美醜も知ることはない。
もはやあなたはいかなる種類の病も知ることはない ― 肉体が病まないという
のではないが、病はもはやあなたには起こらない。
なぜなら、あなたはもう同一化してはいないからだ。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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