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鬼和尚の仏教購読会 別館
27
:
避難民のマジレスさん
:2018/10/31(水) 06:41:57 ID:LC3de7YgO
>>25
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第一話 催眠術を解く(つづく)
より抜粋
ある人を庭に連れてくることはできるが、その人は無意識かもしれない。
酔っぱらっていたり、昏睡状態に陥っていたり、クロロフォルムの影響下にあ
るかもしれない。
その人を庭に連れてくることはできるが、彼は無意識だ。
鳥の歌声を耳にしても、彼はそれに気付かない。
太陽に照らされ、光を浴びても、彼はそれに気付かない。
大きな樹の下の涼しい木陰に寝かせてみても、彼はそれに気付かない。
それが人間のありようだ。
私たちはつねにタオのなかにいる。
なぜなら、その外などというものはないからだ。
生きるとは<道>のうえにあることだ。
生きるとは神のなかに生きることだ。
息をするとは神のなかで息つ”くことだ。
だが大海のなかに住む魚が海のことなどすっかり忘れているように、私たちはタオ
のなかで暮らしながら、タオのことをすっかり忘れている。
むしろそれがあまりに明白だからこそ、私たちはそれをまったく気にとめずにいる。
魚は大海をよく知っている---
魚は海のなかに生まれ、一度もその外に出たことがない。
魚は海はあるのが当然だと思っているから、それに気付いていない。
私たちはまさにこの<道>の上にいる。
私たちは神の内にある。
私たちはタオを通してタオのなかに生きている。
なのに私たちはそれに気付いていない。
タオは存在する。
なぜなら、タオなくして樹々は成長せず、星は動かず、
血液は循環せず、息を吸うことはできないからだ。
生命は消え失せてしまうだろう。
生命はそれを維持する基本的な法則があってはじめて存在しうる。
生命はそれを支える何かがあってはじめて存在しうる。
森羅万象のなかにある計り知れない秩序を見るがいい。
それは混沌ではなく、秩序をもった宇宙だ。
万物の秩序を成り立たせているものは何なのか?
宇宙はなぜこれほど調和に満ちているのだろう?
調和を保ち、それを脈々と流れさせている法則、
あらゆるものをひとつにまとめている法則があるにちがいない。
だが、私たちはそれについて知らない。
自分自身の実存に関して何も知らないにもかかわらず、
私たちはみずからの実存を通してタオと結びついている。
(´・(ェ)・`)つ
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