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鬼和尚の仏教購読会 別館
215
:
避難民のマジレスさん
:2019/01/09(水) 02:11:17 ID:LC3de7YgO
>>211
黄金の華の秘密
スワミ・アナンド・モンジュ訳
第四話 光を輪のように巡らせる(つづき)
より抜粋
この秘術を行ないはじめると、まるで生ける存在の 只なかに無があるように感
じられる。
…生ける存在に囲まれているかのように感じられるが、 あなたは非存在、無の
孤島―ブラック・ホールにすぎない。
樹々は生きている。
星々は生きている。
鳥たちは生きている。
大地は生きている。
太陽や月は生きている。
あらゆるものが生きている。
ところがあなたは……死せるブラック・ホールにすぎない。
生ける存在のこの広大な海原のなかで、あなただけが非存在だ。
これは修行をはじめたばかりのときに起こってくる状況だ。
やがて修行の成果が現れてくると、肉体の外に肉体があり、 あたかも無の只な
かに生ける存在があるかのように感じられる。
あらゆるものが一変してしまう。
あなたは生ける存在、ホワイト・ホールになる。
あなたはすっかり統合され、結晶化しているので、それと比べれば、太陽や月
や樹や鳥や動物はすべて非存在のように見える。
仏陀のような人を思い浮かべてみるといい。
彼には存在感がある。
彼と比べれば、全存在も青ざめているように感じられる。
彼には生命、永遠の生命、ありあまるほどの生命がある。
全存在は貧しく、彼は豊かだ。
彼は帝王であり、全存在は乞食のようにみすぼらしい。
やがて修行の成果が現れてくると、肉体の外に肉体があり……この光の輪があ
なたのなかで定まり、結晶化すると、あなたは肉体の中にある別の身体を感じ
るようになる。
この肉体は塵ちりでできているが、その身体は神で、聖なるものでできている。
この肉体には形があるが、その身体には形がない。
この肉体は粗雑だが、その身体は微細だ。
この肉体は死なねばならないが、その身体は死を知らない。
この肉体は時間の一部だが、その身体は永遠の一部だ。
この第二の身体が生まれると―それを生み出すためには、まず光を吸ったり吐
いたりする方法を身につけなければならない……ちょうど息を吸ったり吐いた
りするように、第二の身体、光の身体において光を吸ったり吐いたりする方法
を身につけたなら……。
この肉体は闇の肉体であり、この肉体は大地の一部、重力の一部だ。
それは重く、下方へと引っ張られる。
もうひとつの身体は上方へと引っ張られる。
それは恩寵の一部であり、軽いライト……文字通り光ライトのように軽い。
それは光を放ち、重さをもっていない。
あなたは飛ぶことができる。
禅の人々が「翼なくして飛翔する」と言うのはそのことだ。
そうなったら大空とその限りのなさがそっくり手に入るようになる。
(p144)
あたかも無の只なかに生ける存在があるかのように感じられる。
百日 のあいだ懸命に努力を続けると、ようやく火が発するようになる。
最初、光はほとんど空想されたもののように見えるだろう……最初は空想から
出発するしかない。
時が経ち、百日が過ぎると、百日のあいだ
懸命に努力を続けると……それはど
れだけ集中して働きかけるかにかかっている。
百日と決められているわけではない。
全身全霊をあげて取り組めば百日だが、気を抜けば百年、あるいは百回生まれ
変わらなければならないかもしれない。
それはいかに熱心に取り組むかにかかっている。
心血を注ぎ、全身を投げ入れ、打ち込み、すべてを賭ける用意ができているな
ら、百日間で「火」が生じてくるだろう。
最初のうちは空想であっていい。
空想は悪いものではない。
空想によって現実から目をそらしたり、空想が障壁とならないかぎり、それは
悪いものではない。
現実と協調しているかぎり、空想は悪いものではない。
それは大きな祝福となるだろう。
(´・(ェ)・`)
(つづく)
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