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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

962避難民のマジレスさん:2019/06/06(木) 12:47:41 ID:jfWCoXjM0
質問者
 身体を消し去ることは、霊的な発展のために必要なことではありませんか?

マハルシ
 なぜそのようなことを考えるのですか?
 あなたは身体なのですか?

質問者
 いいえ、違います。
 しかし霊的進化は身体の変化をともなうはずです。
 そうではありませんか?

マハルシ
 どんな変化を望むと言うのですか?
 なぜそう考えるのです?

質問者
 身体を透明にする能力は、進化した叡知の証しではないでしょうか?

マハルシ
 そうだとすれば人前で話したり、書いたり、生活した人たちはみな無知だということになりますね!

質問者
 しかしヴァシシュタやヴァールミーキのような聖者は、そのような能力を持っていたのではありませんか?

マハルシ
 叡知(ジニャーナ)とともにそのような能力が発達していったのは、彼らの運命(プラーラブダ)だったのでしょう。
 なぜ本質的ではなく、かえって叡知の妨げとなるような能力を目標とするのですか?
 身体が目に見えるからといって、聖者がそのことで悩むでしょうか?

質問者
 いいえ。

マハルシ
 催眠術師は自分の姿を見えなくさせることができますが、彼は聖者でしょうか?

質問者
 いいえ。
 
マハルシ
 可視性も不可視性も見る者に関わっています。
 その見る者とは誰なのか?
 まずそれを解決しなさい。
 他の問題は重要ではありません。

質問者
 『ヴェーダ』には宇宙の起源に関する矛盾した説明が見受けられます。
 聖典のある箇所では、最初に創造されのはエーテルだと言及され、別の箇所では生気(プラーナ)が最初に創造されたと述べられています。
 そしてまた別の箇所では別のものが、また別の箇所では水がというように。
 いったいこの矛盾をどう一致させればよいのでしょうか?
 これは『ヴェーダ』の権威をそこなうのではありませんか?

マハルシ
 真理の異なった相を、異なった人が異なったときに見て、それぞれが異なった見解を強調するのです。
 なぜそのような矛盾した言葉を気にかけるのですか?
 『ヴェーダ』の本質的な目的は、私たちに不滅のアートマンの本性を教え、私たちが「それ」であることを示すことにあるのです。

質問者
 その点については私も納得しています。

マハルシ
 では、それ以外のことはすべて余分な議論、あるいはものごとの起源をたどろうとする無知な人のための説明と見なしなさい。


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