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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

952避難民のマジレスさん:2019/06/03(月) 12:56:21 ID:jfWCoXjM0
質問者
 心はどれほどの間、ハートの中にとどめておくことができるのでしょう?

マハルシ
 修練が進むほど長くとどめておくことができるようになります。

質問者
 修練を止めたときには、何が起こるのでしょうか?

マハルシ
 心は現在の通常の状態に戻ります。
 ハートの中で融合していた心が、知覚されるさまざまな現象に取って代わられます。
 これは外向的な心と呼ばれています。
 それに対して、ハートに向かう心は安らいだ心と呼ばれています。

質問者
 この過程は単に「知的なもの」なのでしょうか、それとも主に「感じられるもの」なのでしょうか?

マハルシ
 後者です。

質問者
 心がハートの中にあるとき、すべての想念が止むということは、どうやって起こるのでしょうか?

マハルシ
 意志の力によって、師の教えの真理に強烈な信頼を抱くことによってです。

質問者
 この修練の利点とは何でしょうか?

マハルシ
*a意思の克服──集中力が培われる
 b熱情の克服──無執着が培われる
 c徳業を積む──すべてを平等に見る

質問者
 なぜ思考の及ばない点について考えるという自己催眠を用いるべきなのでしょうか?
 どうして光の凝視や呼吸の維持、音楽を聞くことや内なる音に耳を傾けること、オームなどの神聖なマントラの復唱といった他の方法を用いないのでしょうか?

マハルシ
 光の凝視は心を麻痺させ、意志をしばらくの間硬直させますが、その効果は永続しません。
 呼吸の抑制もまた一時的に意志を麻痺させますが、永続はしません。
 音に聞き入ることも、そのマントラが聖なるものであり、想念を高め浄化する高次の力に守られたものでないかぎり、結果は同じこととなってしまうでしょう。


*本書の中に度々見られるこのような箇条書きや表は、マハルシ自身の言葉の表現ではなく、記録者の便宜による。


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