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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

935避難民のマジレスさん:2019/05/29(水) 14:30:27 ID:jfWCoXjM0
対話22

ピゴット婦人がマドラスから戻り、食生活について尋ねた。

質問者
 修行者(サーダカ)のために指導される食事とはどのようなものでしょうか?

マハルシ
 決められた量の清らか(サートヴィック)な食事です。

質問者
 サートヴィックな食べ物とは何でしょうか?

マハルシ
 パン、フルーツ、野菜、ミルクなどです。

質問者
 北インドでは魚を食べる人もいます。
 そうしてもよいのでしょうか?

マハルシは何も答えなかった。

質問者
 私たち西洋人は特定の食事に慣れていて、それを変えることは健康にも影響し、心を弱らせます。
 身体的な健康を保つことは必要ではないでしょうか?

マハルシ
 それは本当に必要なことです。
 身体が弱まるほど心は強大になるのです。

質問者
 いつもの私たちの食事がないと、健康は衰え、心は力を失います。

マハルシ
 心の力とはどういう意味でしょうか?

質問者
 世俗的な執着を断ち切る力です。

マハルシ
 食べ物の性質が心に影響を与えるのです。
 心は消化された食べ物に養われているからです。

質問者
 本当ですか!
 ではどうすれば西洋人はサートヴィックな食事だけに適応できるようになるのでしょうか?

マハルシ
(エヴァンス・ヴェンツ氏に向かって)
 あなたは私たちの食事をしています。
 そのために不自由を感じますか?

エヴァンス・ヴェンツ氏
 いいえ。
 慣れていますから。

質問者
 慣れていない人たちはどうなのですか?

マハルシ
 習慣とは単に環境に適応することにすぎません。
 問題なのは心です。
 実際は、ある食べ物がおいしく良いものだと考えるように心が慣らされてきたのです。
 菜食主義者も非菜食主義者も、食べ物自体は同じように良いものです。
 ただ心はある食べ物に慣れ親しみ、おいしいと見なしてそれを求めるのです。

質問者
 真我を実現した人にも食事に規則があるのでしょうか?

マハルシ
 いいえ。
 彼は不動で揺るがず、食べるものによって影響を受けることはありません。

質問者
 肉を料理するということは、生命を殺すことではないでしょうか?

マハルシ
 非暴力(アヒンサー)はヨーギーの修行にとって最も重要な規則です。

質問者
 植物さえも生命を持っています。

マハルシ
 あなたが座っている床の石さえも!

質問者
 私たちはしだいに菜食主義に慣れていくでしょうか?

マハルシ
 そうです。
 それが正しい方法なのです。


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