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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

918避難民のマジレスさん:2019/05/24(金) 18:56:20 ID:jfWCoXjM0
質問者

神はすべてに遍在しているため、他の生き物の生命を奪ってはならないはずです。
では、殺人者の生命を社会が奪うのは正しいことなのでしょうか?
国家が生命を奪うのは許されるのでしょうか?
キリスト教国家の中には、それを間違いと見なし始める国も現れています。

マハルシ

殺人者に罪を犯すよう駆り立てたものとは何でしょうか?
その同じ力が彼に罰を与えるのです。
社会や国家は、その力の手の内の一つの道具にすぎません。
あなたは一人の生命が奪われたことについて語っていますが、無数の生命が奪われる戦争においてはどうでしょうか?

質問者

まったくそのとおりです。
どちらにせよ、生命の損失は誤りです。
戦争は正当化できるのでしょうか?

マハルシ

常に真我の内に在り続ける覚者にとって、一人の生命、あるいは数人の生命、あるいはこの世のすべての生命、または三界のすべての生命が失われたとしても、何の違いもありません。
たとえ彼がすべての生命を破壊することになったとしても、そのような純粋な魂に罪が触れることはないのです。

 マハルシは『バガヴァッド・ギーター』の第十八章十七節から引用した。

   自我という概念から自由で、知性に執着しない人は、

   たとえ全世界を全滅させようと、彼が殺したということはなく、

   行為の結果に縛られることもない

質問者

行為はその人の来世に影響を及ぼすのではありませんか?

マハルシ

あなたは今生まれたのですか?
どうして来世について想いをめぐらすのでしょうか?
事実は、生も死も存在しないのです。
自分は生まれたと考える者に、死について考えさせなさい。


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