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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4
913
:
避難民のマジレスさん
:2019/05/23(木) 14:01:59 ID:jfWCoXjM0
それからマハルシは、タミル語版の『ヨーガ・ヴァーシシュタ』からディールガ・タパシと二人の息子プンニャとパーヴァナの物語について語った。
マハルシ
両親と死に別れて嘆き悲しむ弟を、兄はこう語って慰めました。
「どうして両親が死んだことを嘆くのかい?
彼らがどこにいるのか僕が教えてあげよう。
彼らは僕らの内側に、僕たち自身として存在しているんだ。
生命の流れは生と死、快楽と苦痛などの体験を通して果てしない転生を通り抜けてゆく。
川の流れは岩の上や、くぼみや、砂や、高いところや低いところを通り抜けながらも、流れ自体は影響を受けずにいる。
同じように、生と死、快楽と苦痛は、自我という蜃気楼に現れる水面の揺らぎのようなものなんだよ。
唯一の真実は真我だけだ。
自我は真我から現れ、想念を通してそれ自身を宇宙として現す。
そしてその中にお母さんや、お父さんや、友達や、親戚が、現れては消え去っていくんだ。
これらの人々はみな、真我の表れでしかない。
両親も真我の外側に存在しているわけではないんだよ。
だから嘆くことなんかない。
それを理解して、幸せになるんだ」
『ヨーガ・ヴァーシシュタ』からディールガ・タパシと二人の息子プンニャとパーヴァナの物語
聖者ディールガ・タパシにはプンニャとパーヴァナという2人の息子がいた。
プンニャはすでに真我を実現していたが、弟パーヴァナはまだその途上にいた。
ある日、父ディールガ・タパシは突然の死を迎え、母もその後を追った。
プンニャは淡々と葬儀を進めたが、パーヴァナは嘆き悲しむばかりだった。
プンニャは弟に、自分たちが過去世で無数の両親を持っていたという真理を説き、しかも無数の過去世でパーヴァナは鹿、ライオン、サル、王子、カラス、象、鳥などとして生きてきたことを伝えて、死を嘆く必要などないことを悟らせたのだった。
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