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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

911避難民のマジレスさん:2019/05/23(木) 13:51:14 ID:jfWCoXjM0
翌日の午後、ダグラス氏は再び訪れ、他の者たちが驚く中、昨夜起こった体験についてマハルシに伝えた。
彼が語るには、「自己の内面、ハート・センターの右側に電光のごとく輝くものを見た」ということだった。
また、「内面で輝く太陽を見た」とも語った。
マハルシはかすかに微笑むと、『アートマ・ヴィディヤー』(真我の知識)の英訳版を彼に読んで聞かせた。
そこには、「真我実現とは、心の広がり(チッタ・ヴョーマン)とは明確に区別された、意識の広がり(チッド・ヴョーマン)であるアートマンに達することである」という秘教的な言葉が書かれていた。
彼はこの説明が気に入ったようだった。

後ほどダグラス氏のことが話題に上り、マハルシが言葉を添えた。
「自分の得た収入で、自分の家で平和に暮らすこともできただろう七十歳にもなる老人のことを考えてもみなさい!
一万キロもの航海や異国の鉄道の長旅という困難にも耐え、言葉もわからず、孤独な一人暮らしでの運命の移ろいや過酷な暑い気候、自分の体質に合わない不慣れな環境といったすべてを受け入れた彼の熱意がいかに真剣そのものだったか!
彼は自分の家で幸せに暮らすこともできたはずです。
内なる平安への熱望が彼をここに来させたのです」。
まさにそのとおりだ!
彼の真剣な熱意が、ここに到着してたった四日の内に光明の体験をもたらしたのだ、と人々は語り合った。


真我実現とは、心の広がり…『アートマ・ヴィディヤー(真我の知識)』2 ラマナ・マハルシ作

真実で、力強く、永遠に新鮮な真我。
この幻の身体と世界は、「それ」から現れ出す。
この幻影が破壊され、何一つ残らず消え去ったとき、真我の太陽は実在として輝きわたる。
広大なハートの広がりの中で、暗闇は消え去り、苦悩は絶え果て、至福があるれ出す。


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