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鬼和尚の仏教勉強会 講読ゼミ 4

744避難民のマジレスさん:2019/03/29(金) 00:25:12 ID:LC3de7YgO
>>740
『I AM THAT 私は在る』
【90 あなたの真我に明け渡しなさい】

 質問者 私はアメリカに生まれました。この一四カ月間、シュリー・ラマナ
     アシュラムに滞在していました。今、母の待つアメリカに帰る途中
     です。
 マハラジ
 あなたの計画はどのようなものだろうか?
 質問者 私は看護士としての資格をもつかもしれません。あるいはただ結婚
     して、子どもをもつかもしれません。
 マハラジ
 何があなたに結婚を望むようにさせるのだろう?
 質問者 スピリチャルな家庭をもつことは、社会奉仕の最高の形だと私は考
     えています。しかし、もちろん人生は違った形を取るかもしれませ
     ん。何が来ようとも受け入れる用意があります。
 マハラジ
 シュリー・ラマナアシュラムでの一四カ月間、彼らは何をあなたに与えたの
 だろうか?
 あなたがそこに到着したときと比べて、あなたはどう変わっただろうか?
 質問者 私はもはや恐れなくなりました。私はある平和を見いだしたのです。
 マハラジ
 それはどのような類の平和だろうか?
 求めたものが手に入った平和だろうか、あるいはもっていないものを求めな
 い平和だろうか?
 質問者 思うに、その両方を少しずつです。本当は楽ではありませんでした。
     アーシュラムが平和なところにもかかわらず、内面的には、私は苦
     悩のなかにいたのです。
 マハラジ
 内面と外面という区別はマインドのなかにあるだけだと自覚したとき、あな
 たはもはや恐れなくなるのだ。
 質問者 私にとってそのような自覚は、来ては去っていくものなのです。私
     はまだ不動の絶対的な完成に至ってはいないのです。
 マハラジ
 あなたがそう信じているかぎり、完全ではないという偽りの観念を払いのけ
 るためのサーダナ(修練)を続けなければならないだろう。
 サーダナは真実の上に重ねられた偽りを取り除くのだ。
 あなたが自分自身を時間と空間のなかにある点よりも小さく、切断されるに
 は小さすぎる何か、殺されるには短命すぎる何かとして自覚したとき、その
 とき、そしてその時にのみ、すべての恐れは消え去るのだ。
 あなたは針の先端よりも小さい。
 それでは、針はあなたを突き通すことはできない。
 あなたが針を突き通すのだ!
 質問者 そうです。ときどき、私は不屈だと感じます。私は恐れ知らず以上
     の何かです。私は大胆不敵そのものなのです。
 マハラジ
 あなたをアーシュラムへ行かせるようにしたきっかけは何だったのだろうか?
 質問者 私は不幸せな恋愛をして、地獄のように苦しんだのです。お酒も麻
     薬も助けにはなりませんでした。暗闇を手探りしながらヨーガの本
     にたどり着き、いくつかの手がかりを通じてラマナアシュラムにた
     どり着いたのです。
 マハラジ
 もし同じような悲劇がまたあなたに起こったなら、同じように苦しむだろう
 か?
 現在のマインドの状態を思えばどうだろうか?
 質問者 いいえ。けっしてふたたび私自身を苦しめたりはしません。死んだ
     ほうがましなくらいです。
 マハラジ
 では、あなたは死を恐れないのだね!
 質問者 死ぬことは恐れますが、死自体を恐れはしません。私は死の過程が
     苦痛に満ち、醜いものだと想像するのです。
 マハラジ
 どうして知ることができるだろう?
 それがそうである必要はない。
 それは美しく、平和なものでありうるのだ。
 ひとたびあなたが死は身体に起こり、あなたに起こるのではないと知れば、
 あなたはただ、身体が捨て去られた衣服のように離れ去っていくのを見守る
 だけだ。
 質問者 私は死の恐怖が知識ではなく、不安によるものだということに完全
     に気づいています。
 マハラジ
 人間は毎秒ごとに死んでいるのだ。
 死ぬことへの恐怖と苦悩は雲のように世界の上にたれこめている。
 あなたもまた恐れていることは、何も不思議なことではない。
 だが、ひとたびあなたが、死ぬのは身体だけであり、記憶の継続性と、その
 なかに反映する「私は在る」という感覚ではないと知れば、もはや恐れるこ
 とはないのだ。
 質問者 まず、死んでみて、それからどうなるか見てみましょう。
 マハラジ
 注意を払いなさい。
 そうすれば、あなたは誕生と死がひとつであることを見いだすだろう。
 生命は存在と非存在の間を脈動し、互いが他方をその完全性のために必要と
 していることがわかるだろう。
 あなたは死ぬために生まれ、再誕生するために死ぬのだ。
 質問者 無執着がその過程を止めるのでしょうか?
 マハラジ
 無執着とともに、恐れが消える。
 だが事実が消えることはないのだ。
(´・(ェ)・`)
(つづく)


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