したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する

97Ken:2024/03/03(日) 23:48:04 ID:j5b29EhE
>ID論は上記の状況下でY社が良いと無根拠に吹聴しているのと一緒ですよ?

こういう発言には、注意をしてください。「無根拠」と言われますが、世で流布されるIDは、特定の進化が、自然選択で起こるには複雑すぎる、という論旨ですよね。私自身は、鳥の進化を自然選択で説明するのは、力学的に無理があると述べました。それはそれで根拠でしょう。要するに、根拠として弱いとおっしゃりたいのでしょうけど、根拠が弱いのと、無根拠は異なります。本当の無根拠なら、複雑さや力学的無理のような、根拠としての説得力を検証できる対象からしてないはずです。

やりふるされた考察でしょうが、もう1度、自然選択とID(品種改良)を、単純に比較してみましょう。自然選択で進化するには、野生生活の中で繁殖に有利な条件が必要という制約があります。一方、品種改良にその制約はありませんから、野生生活に適さない進化でも起こりえます。ゆえに、自然選択で起こる進化はすべて品種改良でも起こりうるが、その逆は非常に起こりにくいことになります。進化を起こす効力は、IDの方が大きいのです。

ただし、ID(品種改良)には飼育者が必要です。ゆえに、過去の地球の飼育者の存在を確認できないなら、進化を自然選択で説明できるかぎりにおいて、ことさらIDを持ち出す必要がないというのが、あなたの主張ですよね。

でも、それで、ID論は18世紀の光波動説よりも、根拠が弱い理論になりますか?

>光波動説の状況をID論の状況と重ねるのは違和感があります。

「違和感」と言われますが、順序だてて、考えてください。光波動説で説明される現象でも、光粒子説でも説明できるというのは、IDで説明される進化でも、自然選択でも説明できると言ってるのと同じ構造です。粒子説があれば波動説は不要、自然選択があればIDは不要、というわけです。

そうなると、残るのは媒質問題です。そもそも「エーテル」のような、正体不明・観測不能の物質があることにすること自体、やってよいのかという問題がありますが、あえてやったとしても、複屈折と光速度の矛盾が残るのですから。

すくなくともIDには、このような致命的な矛盾はないはずです。それともありますか?

自然選択でも説明できるという理由で、それ自体に致命的な矛盾は無いIDを否定するのなら、粒子説でも説明できて、かつ致命的な矛盾がある波動説こそ、断じて教育の場に持ち込むべきでない、というロジックになるではありませんか。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板