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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する
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>物理的に矛盾が無ければ何でもありな訳ないですよ。
そんなことは言ってません。ただ、物理法則との整合性は、仮説を検証する1丁目1番地です。物理的に矛盾がないだけではセーフになりませんが、物理的に矛盾があるものをセーフにするのは、知識体系を根底から覆します。1億年前の品種改良どころの話ではありません。
>波動説の媒質も普段は柔軟だが伝わる瞬間だけ硬化する樹脂のようなものとか言うのも可能です。(実際にそう言う説もあったみたいですね)
そんな物質の観測例は1つもありませんが、品種改良には現生人類の観測例があります。おっしゃるところの「蓋然性の高低」の問題ですよ。
>そもそも鉄のように硬いってのも推測であり絶対的なモノじゃありません。
大気よりも水、水よりも鉄と、硬い媒質ほど波が早く伝わる観測例と、なぜそうなるかの力学的説明が、あります。これに反する仮説は、過去の品種改良などより、よほど無理があるだろうと言ってます。物理的に矛盾があることほど、蓋然性を下げる条件はありません。品種改良の実行者が発見されないなんてレベルの話ではないのですよ。
吹くはずの風が吹かない、地動説の矛盾も、忘れないでくださいね。
>自然選択では難しい現象がある。何かの知性の介入かも?→性選択とかで説明できない?
→性選択でもちょっと生存率が下がり過ぎそうじゃね?→
みたいな議論が進めば何の問題も無いんです。
今のID論は、特定の進化を観察し、なぜ自然選択より、人為的な干渉に合理性があると考えるのか、その理由を述べています。疑問や反論があるなら出せばよいので、もしID側が、それらの疑問や反論を無視するなら、それはIDそのものではなく、そのID論者の行為が正しくないことになります。
ですが、スレッドの本質に関わるのは、これですね。
↓↓↓↓
>その二つが当時、科学の手順をどう逸脱していたか具体的に述べて下さい。
分かりませんか? 私は、あなたがおっしゃるところの「科学の手順」なるものを、検証しているのです。このサイトでずっと、科学と疑似科学を判別する基準を検証してきたのと同じです。あなたの「科学の手順」で地動説と波動説を検証するのではなく、地動説と波動説で「科学の手順」を検証しています。
そして今は、あなたの「科学の手順」とは、物理的に矛盾のない品種改良よりも、物理的に矛盾のある、かつての地動説や光波動説が、蓋然性が高いと結論するのですか? と尋ねております。
むろん、16世紀の地動説と18世紀の波動説ですよ。17世紀にケプラーの法則が登場した後の地動説と、19世紀に2重スリット実験が行われた後の光波動説なら、風や媒質の矛盾が未解決でも、私だって支持するでしょう。天動説と粒子説では到底説明不可能な事象であり、天動説と粒子説の方が、より重大な物理的矛盾を抱えることになったのですから。
議論を進めるために、1つ仮定を置きましょう。私は、鳥の進化を自然選択で説明するのは困難と考えますが、今は、あなたがおっしゃるように、自然選択で説明できるものとします。
たとえ、そうであっても、物理法則と矛盾する地動説や光波動説は、物理法則と矛盾しないIDよりも、はるかに蓋然性が低いと結論するしかない、と言っております。
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