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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する

261GB:2024/03/26(火) 22:44:00 ID:CwmY3r1w
>2005年のID差し止め訴訟のように、その地域コミュニティが、自分たちの多数意見にもとづき、IDを教えていたのを、裁判所の命令でやめさせるのはおかしい、と言ってます。

「論争を教えろ Teach the Controversy
2000年頃から、活発に活動するディスカバリー・インスティチュート (Discovery Institute) をはじめとするインテリジェント・デザインの主張団体が取り始めたキャンペーン。インテリジェント・デザイン自体を教えるのではなく、「進化論には不備があり、それに代わる理論があるのだという論争があることを教えよう」という内容。
2005年のキッツミラー対ドーバー校区裁判(英語版)で、インテリジェントデザインは学校で教えるべき科学的妥当性がないという判決が下って以来、論争を教えろキャンペーンが活性化した。
この場合、必ずしも進化論の代替理論にインテリジェント・デザインが紹介されるわけではない。ディスカバリー・インスティチュートのジョージ・ギルダーは「インテリジェント・デザインには教えるべき中身がない」と主張する[20]。
このキャンペーンに対しては、インテリジェント・デザインの主張が果たして論争と呼ばれるに値するかという問題点や、そこにあるのは科学的議論ではないという問題点が指摘されている[21][22]。」(ウィキペディア)

「学校で教えるべき科学的妥当性がない」ということなんですよ。
創造論者たちは「主張団体」や博物館やら作って一所懸命啓蒙に努めています。興味がある人が学ぶ機会はたっぷりあります。このあたりはさすがアメリカ、自由の国ですね。
でもね、科学理論と認められないものを、公教育で理科として教えてはダメなんですよ。あたりまえでしょ?

そもそもインテリジェントデザイナー論は、名称が示す通りデザイナーが世界の原因であることを示すことが目的で、最初から公教育に食い込もうとしてましたね。
そのあたり、『忘却からの帰還「インテリジェントデザイナーと創造論」』冒頭の、わかりやすいまとめを紹介しておきます。

『インテリジェントデザインとは、「公立学校の理科の授業に何らかの形で創造論を持ち込もうとする」政治運動であり、「進化論の社会的影響と、進化論を科学的に正しいとしている社会要因をさぐる」社会学あるいは科学技術社会論(STS)研究とその宣伝であり、「進化論を何らかの形で否定する」反進化論である。
創造論は、米国最強のニセ科学であり、福音主義キリスト教の教義であり、創造論出版業の商売のネタであり、一部の共和党政治家の集票ネタである。そして、インテリジェントデザインはその偽装形態のひとつでもあります。その勢力は米国の外にも広がっており、言語障壁のない英国はもとより、旧共産圏にも広がっていっている。また、トルコは強固な創造論の支持勢力となっており、そこから欧州大陸へも影響が広がっている。』

私は、その通りだと理解してますし、このサイトでも「中生代の品種改良」などというアホウとしか言いようがない主張を見るにつけ、確信の度合いを強めているわけです。
ちなみに、私は創造論と創造科学、インテリジェントデザイナー論を、すべて「創造論」で括っていますし、そう呼びます。世界の原因はデザイナー(神様)という理解の地平で、同じですから。

それはエリオット・ソーバーから学んだことでもあります。「生物学の哲学」の専門家で、アメリカの科学哲学会会長をつとめた人ですが、創造論とその教育についての意見は、明快です。
「創造論には欠陥があると私は思う。とはいえ、私は創造論を進化思想史から抹消すべきであるとは考えない。つまり、創造論は科学教育で言及されずに済まされる話題ではない。
進化論的な思考の威力を把握するためには、進化の理論がどのように出現したかを理解するのは重要である。創造論はかつては影響力のある考え方であり、進化論のライバルであった。
創造論は教育されるべきであるが、それは創造論が真理の有望な候補であるからではない。そうではなく、創造論はその失敗を生徒に明白に示すために示されるべきなのである。」(『進化論の射程』P.57)




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