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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別する
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誤解がないように、歴史を整理しておきましょう。
[地動説と風]
(1) 1543年、コペルニクスが地動説を出版。もっとも私的には16世紀の初めから、知人に地動説を語っていた。地動説の登場と同時に、恒常的な強風が吹かない事実が、矛盾となる。
(2) 1609年、ケプラーの法則が登場。天体位置の予測精度で、地動説の優位が確立された。ただし、なぜ風が吹かないかは、依然として謎。
(3) 1638年、ガリレオが「2つの新しい科学」を出版。慣性の法則を説明し、風が吹かない矛盾を解消した。
私が問題にするのは、(1)の段階です。
[光波動説とエーテル]
(1) 1800年まで。波動説が証拠に挙げる光の交差、屈折、ニュートン環等は、粒子説でも説明されていた。一方、波動説には、鉄よりはるかに硬い物質が空間を充たすという矛盾があるが、媒質を必要としない粒子説には、矛盾がなかった。
(2) 1801年、ヤングの2重スリット実験で、粒子説では絶対に説明できない事象が明らかになり、波動説の優位が確立された。ただし、媒質の問題は、依然として残る。
(3) 1821年、ファラデーが電磁場を発見。1855年、マクスウェルが電磁場が電磁波を作ることを説明し、媒質のない波がありうることが分かる。1862年、電磁波の速度の理論値が、光速の観測値と同じだから、光は電磁波で、エーテルは必要ないことが分かる。
同じく、私が問題にするのは、(1)の段階です。
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