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科学と疑似科学とを判別する(2)

447ゲジゲジ:2023/08/23(水) 12:07:06 ID:lE0u.s5s
 >>「7967812962846 + 1 = 7967812962847」は数学です。
 >>自身の正しさを、数理的に証明できるとおっしゃるなら、やってみせてください。

 >数理における検証例を提示した上で、数理と論理は同じように検証するのだ、と申し上げています。
 >[447]で論理的に検証しましょう。

さて、それでは私の主張の正しさを論理で検証してみましょう。


基準2:理論Aと対立する理論Bを否定しても理論Aの検証にはあまりならない。

「検証」とは仮説などを証明すること、仮説を証拠だてて実証することです。

つまり「基準2」は、対立仮説の否定をしても、それだけでは自説が正しい証明にならないし、対立仮説の否定は自説が正しい証拠にはならない、という意味です。
ひっくり返して言うと、自説が正しいとするためには、自説を肯定する証拠となる何か、自説が正しい証明になる何かが必要ということです。

この「自説を肯定する証拠となる何か」や「自説が正しい証明になる何か」のことを、一般的に「根拠」といいます。英語では「evidence」といいます。
従って「基準2」は、自説が正しいことを肯定する根拠が必要、ということです。


次に根拠の必要条件を考えてみましょう。
対立仮説の否定をしても、それだけでは自説が正しい証明にならないし、対立仮説の否定は自説が正しい証拠にはならない、と言っているのだから、根拠は対立仮説の否定ではダメです。対立仮説の否定以外の何かである必要があります。

それから「論理のルール」として循環論法はダメです。仮説Xの根拠に仮説Xを持ってきてはいけないということです。
 Xは正しい、よってXは正しい
 進化論は正しい、よって進化論は正しい
 樹上モデルは正しい、よって樹上モデルは正しい
こういう論法はダメだということですね。


纏めると以下の通りです。
1.仮説を肯定する根拠が必要
2.根拠は対立仮説の否定ではいけない(根拠の必要条件1)
3.根拠は仮説そのものではいけない(根拠の必要条件2)
以上


お判りでしょうか?
基準2「理論Aと対立する理論Bを否定しても理論Aの検証にはあまりならない。」に同意をするのであれば、必然的に上記1〜3に同意をせざるを得ません。

必然的に同意をせざるを得ないのだから、「基準2」を主張する人は上記1〜3を共有していると言えます。本当に共有しているかどうか、事実関係を検証するまでもありません。

そして上記1〜3は、「基準2」に同意するのであれば当たり前のことですから、敢えて主張するような人はいません(絶対にいないとは言い切れませんが)。ですから事実関係による科学的な検証は不可能なのです。

論理による検証とはこういうことです。数理の「7967812962846 + 1 = 7967812962847」に世間の人が同意するかどうかを、事実関係で検証するまでもないのと同じことです。


同時に、私の主張もご理解いただけますか?
私の主張を纏めると上記の1〜3です。ストーリーではないですよ。




 >[>>445]
 >ここまでの経緯をまとめましょう。基本の論点は、
 >仮説Aが自前の根拠を示さず、ただ別の仮説Bの難点を指摘するのみ、という世の批判を受ける時、
 >仮説Aには何が欠けており、何があればそのような批判を受けないのか

いや、もうKenご自身の文章に答えがあるではありませんか。

 >仮説Aには何が欠けており
自前の根拠が欠けているのです。

 >何があればそのような批判を受けないのか
自前の根拠があればそのような批判を受けないのです。


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