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科学と疑似科学とを判別する(2)

246ミケ:2022/02/23(水) 22:11:17 ID:liYNNt7Y
diamonds8888xさん
次に>>233のコメントに関しまして

>漸近的接近の事例では説得力不足な面もあります。現実の〜

現実の〜という文面からふと気付いたと言いますか、

えーっと、
もう話が進んでしまって遅いかもしれませんが今更ながら、
その理論(エントロピーの法則)内の矛盾と
その理論と他の既知の理論・事実との矛盾を区別された方がよろしかったかと思います。

「基準」は、まず理論の内部で矛盾があるかどうかでフィルターをかけ、
理論の内部で矛盾があるのならば科学理論として成立しない、ということですよね。

その上で(科学理論として提出されたうえで)、
理論と他の既知の理論・事実と矛盾があるかどうかが検証されるわけですね。
他の既知の理論・事実と矛盾がある科学理論はいくつも提出されており、
その理論はそれによって反証されたり、
逆に他の既知の理論や事実を塗り替えたり修正したりするわけですが、
この過程は科学と非科学を分けるフィルターではありません。

時間に始まりがあるのかとか、
揺らぎがあるからどうのとかは、エントロピーの法則の理論内の話ではないですよね。

エントロピーの法則は

Aという平衡状態からBという平衡状態への不可逆変化起こったとき
エントロピーは上昇する
(このときの変化量ΔSはかならず0以上で、AとBのみに依存し、途中経過は関係ない。「時間」の記述もない。)

この論理内で矛盾があるかどうかというのは
これがいついかなるときでも必ず成立するかとか
成立しないなら矛盾だとか
そういう話ではなくて
たとえば式展開していくと数式に矛盾が生じるとかそういう話で。

この式展開のようなノリで、
特定の理論に、別の理論や勝手な前提を組み入れて演繹して、
「ほら理論が言ってることと反対のことになったー矛盾だー」とやっているのがKenさんの>>206など。

そしてdiamonds8888xさんの言及しておられる
時間の矢や宇宙に始まりがあるのか等も、、、

エントロピーの法則と関連する話ではありますが、
エントロピーの法則が理論の内部に矛盾を抱えるかとはまた別問題ですね。
ペースに乗せられていると言いますか。

どうにも議論の進み方が
かっちり理屈を詰めているように見えるのに理系っぽくなくてなんだか大変です。


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