[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
科学と疑似科学とを判別する(2)
233
:
diamonds8888x
:2022/02/04(金) 05:16:58 ID:Qix9q/lA
【Kenさん以外の人向けです】
>>203
ミケさん、ちょっとコメントをします。
漸近的接近の可能性をKenさんが理解してないのも確かですが、漸近的接近の事例では説得力不足な面もあります。現実の物理量は理想的数学関数とは違って揺らぎがあるからです。エントロピーが極大に達する未来の状態がわかりやすいと思いますので、それを例に取ります。
一番簡単なモデルでホルツマンの自殺の原因とも噂のある(^_^)宇宙の熱的死では、エントロピーが極大に達し、これはつまり全ての素粒子(それが何かは不明だけど)が均一に散らばっている状態に達するわけです。この熱的平衡状態では各粒子の位置や速度はもちろん固定されているわけではなく常に変動しています。というか、そういう変動する状態の数の多さこそがまさに統計力学的エントロピーが極大であることに通じるのでしょう。
では、熱的平衡状態に極めて接近した状態とは・・・、たぶん熱的平衡状態そのものと区別できません。揺らぎの範囲に収まったら、それはもう熱的平衡状態に達したということです。つまり宇宙の熱的死が起きるとしたら、それはいかに漸近的な速度であろうと有限の時間内に起きてしまい、それ以降は、時間が消失するとも定義できるということです。
[
>>217
]で紹介していただいた Charles H. Lineweaver "A simple treatment of complexity: cosmological entropic boundary conditions on increasing complexity." では、この未来のことをテーマにして極大エントロピー量をグラフにしていましたね。
結局、起源問題に関するKenさんの思考の問題点は、時間が有限である可能性を頑なに否定していることです。自分の感性だけを根拠にしてなんですが、そのことには気づいていない。つまり自分の感性が絶対の真理だと勘違いしていることが問題点なんです。論理は疑うくせにね。
[
>>206
]>そうでないのなら、S=0状態は有限の過去になり、さらなる過去が存在します。問題の要はそこです。
未来の熱的死状態から類推して、過去のずーーーーっと続いた初期状態、時間が消失した状態とは、例えば超高密度の熱平衡状態みたいなのを思い浮かべるのですが、熱平衡状態とはエントロピー最大状態ではなのいか? と、
ではS=0の状態とはどんなものなんでしょうか? 統計力学的エントロピーの定義からはたったひとつの状態だけとっている状態・・? 高度に秩序だった・・。どんなんだよ、それ? やっぱり狭い範囲で熱的平衡状態というのが納得しやすいけれど。宇宙全体がたったひとつの素粒子だけ、とかならあり得るでしょうかね?
なお、
> 「基準Xが間違いに違いない」という信念のもと
> 基準Xに違反していそうな科学理論を探し
> 基準Xに違反しているかのようにその理論を誤解し
> 延々と「この理論は違反ではないか」と言い続けることが可能なわけですね。
まことにおっしゃる通り。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板