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科学と疑似科学とを判別する(2)

11名無しさん:2021/05/30(日) 23:33:56 ID:l3c2r2bk
問題は、「太陽が昇る∧太陽が昇らない」などと表現する人を、

「あの人は疑似科学者ですよ。気をつけましょう」

と、注意を喚起しますか、ということです。具体論でないのなら、論理的整合などは、科学が知ったことではないのでは?

たとえば文学としてなら、「太陽が昇り昇らず」なんて表現が現れても、だれも問題にしないと思いますよ。あるいは、昔の軍歌に、

「見よ東海の空あけて、旭日高く輝けば」

という一節がありましたが、「旭日」とは日の出の直後の太陽だから、高く輝くはずがありません。水平線か地平線の近くの低い位置にあるはずです。でも、この歌のせいで、日の出の直後の太陽が高角座標に位置すると、そんな誤解が生じると思われますか?

結局、ただの文学表現なのか、それとも科学表現なのか。それを分けるのは、現実に起こる具体事象と主張するかではないのでしょうか?

>第1-第3法則は、様々の具体的な固体粒子の運動に共通する性質を抽象化したものです。

ニュートンの法則は、抽象化というよりも、具体論をまとめた一般化というべきでしょう。重要なのは、ニュートンの法則からは、物体がどう動くのか、個別の具体事象を導けますが、

「太陽が昇る∧太陽が昇らない」

からは、それができないのです。(できるとするのが基準05だと、私は長く誤解してたのですが。)もしも、

同じ太陽で「ω>0∧ω≤0」という速度が観測される

という具体論にできるのなら話は別ですが、そうではないのですよね。

>星の数の場合は3✕4=12個にはならないかも知れない、というようなものです。

たとえば文学表現として、

3つ星の星団が4つで、星の数は11

というだけなら、科学の知ったことではありません。

具体事象として、11個の星があるというのなら、科学の対象になります。そして、その場合は、私が「東に昇る∧西に昇る」や「昇る∧昇らない」で行なったのと同様の考察が、つまり、3つ星の星団が4つあるという事象と、合計11の星があるという事象の並列が、絶対に起こりえないか、を考察することになるでしょう。

ただし、diamonds8888xさんの基準として、抽象表現でも、科学を妨げるからアウトだといわれるなら、本スレッドでは従いますが、そうなると、禅問答などは軒並みアウトになると思います。芸術や宗教などは、科学とは関係のないところで存在していると思うのですが、その存在も許されなくなるでしょう。


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