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科学と疑似科学とを判別する(2)
103
:
Ken
:2021/07/25(日) 20:59:10 ID:l3c2r2bk
確認ですが、まだ基準01と基準02に集中するのではなく、基準05の話を続けるのですね?
では
>>102
の続きです。
「1+1=2」は、箱の中のボールには適用して間違いないが、水槽の中の魚に適用できるとは限らない、と言いました。なぜボールと魚で異なるかといえば、そこには私たちがもつ知識体系があります。魚は別の魚を食べるが、ボールはそんなことはしないからです。
では、もしここで、宇宙の根本原理が変わり、私たちが蓄積した知識体系が一切通用しなくなったら、どうでしょうか? その結果、ボールが他のボールを捕食するようになったら?
「1+1=2」はボールにも適用できなくなるでしょう。さらに言えば、適用できる対象は存在しなくなるでしょう。
この、知識体系が一切通用しない状態が、これまで何度か言及してきた
「メカニズムを説明できないことを想定してもよい」
と同義語なのです。今の知識体系では、ボールがボールを食べるメカニズムは考えられませんが、それが起こると考えてもよいわけです。
ただし、そのことは、数理論としての「1+1=2」を否定することになりません。ボールが適用外になるだけです。
ここで、「1+1=2」から「P∧¬Pはありえない」に話を進め、「太陽が昇る∧太陽が昇らない」を考察します。
まず、「太陽が昇る∧太陽が昇らない」を、現実の事象として考察するには、「昇る」と「昇らない」を具体的に定義する必要があります。私は、「昇る」とは正の角速度をもつこと(ω>0)、「昇らない」とはゼロ以下の角速度をもつこと(ω≤0)と定義しました。命題が、
太陽が正の角速度を持つ ∧ 太陽がゼロ以下の角速度を持つ
に変わり、観測で判定可能な、自然科学の事象になったわけです。では、この事象は実現可能でしょうか?
今の私たちは、実現不可能と考えます。なぜなら、そこには、今の知識体系に基づく
同じものは1つの場所にしか存在できない
という「法則a」があり、そのせいで、「太陽が正の角速度を持つ ∧ 太陽がゼロ以下の角速度を持つ」は「P∧¬P」に該当するからです。では、もし、今の知識体系が崩壊し、法則aが破れるなら?
太陽が正の角速度を持つ ∧ 太陽がゼロ以下の角速度を持つ
はありえることになります。ボールが「1+1=2」の適用外になったように、太陽の2つの角速度が、「P∧¬Pはありえない」の適用外になったからです。
そして、同様のことがあらゆる具体事象に拡大され、「P∧¬Pはありえない」という数理論は、数理論としては正しいままで、適用される事象はなくなるのでは、と、私は言い続けています。
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