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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉
890
:
NATROM
:2018/10/05(金) 17:01:45 ID:5I1lLgBQ
(2)がん検診では過剰診断はつきもので、診療ガイドラインで過剰診断を避けることができないことを、他のがん腫を例にご説明する。
乳がん検診は臨床試験が豊富で、過剰診断をご理解していただくには適切な事例です。乳がん検診を行うと、行わない場合と比較して、乳がんと診断される人が多いことは明らかです。じゃあ多くなった分は何に由来しているのか、まさかマンモグラフィーによる放射線被ばくがそんなに乳がんを増やすわけがないことぐらいはわかっておられるでしょう。
検診群で乳がんと診断され手術される中に過剰診断が含まれていることは、普通に臨床試験の数字を読める医師なら理解できます。次に、そうした過剰診断は、診療ガイドラインから外れていたわけでも、手術適応ではないがんを手術適応だと診断してしまったわけでもないことをご理解していただきます。
手術する段階では、その症例が過剰診断かどうかはわかりません。わからない以上は手術をせざるを得ません。手術症例の中に一定の割合(乳がん検診の場合は20-30%ぐらい)で過剰診断が含まれることは避けることはできません。別に外科医判断が間違っていたわけではありません。大腸がん検診や子宮頸がん検診だと、過剰診断の割合はもっと大きくなります。
翻って甲状腺がんの場合、過剰診断はどれくらいですか?乳がんですら20-30%ぐらいです。甲状腺がんは予後が良く、検診や剖検でザクザク見つかります。外科医の先生が、手術適応ではないがんを誤って手術適応だと診断したわけではありません。でも、手術適応だとされる甲状腺がんの中には、少なく見積もっても20-30%、実際にはそれ以上の過剰診断があってもおかしくはないですか。
という感じです。
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