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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉

868NATROM:2018/09/21(金) 00:40:32 ID:9GSsx8w2
>>832
>以下引用
>50歳男性の甲状腺癌有病率0.3%という値は,文献報告とほぼ同じか,低かった。われわれの報告より高い値を報告していたChungらの報告は,乳癌検診と同時に甲状腺検診を行っていたこと,またLinらは,甲状腺結節患者から甲状腺癌をスクリーニングしていたというバイアスがあったものと考えられる。
>引用終わり
>乳癌検診と同時に甲状腺検診を行っていたことがこの自衛隊員の検査と比較して、なぜバイアスになるんでしょうか?

著者に聞かないと真意はわかりませんが、「50歳男性の自衛隊員」と「乳がん検診を受けるような女性」は被験者の背景が異なりますので、異なる結果が出ることは十分にありえます。個人的には、被験者の背景よりも検査者の熱意や技量や検査機器の性能のほうが強く効いていると考えます。一所懸命探せばたくさん見つかります。超音波による検診は常にこの問題がつきまといます。


>>833
>被曝が死亡数を増やす可能性はあっても、検診がその増えた死亡を減らす証拠が無く、無効である間接的な証拠がある。ですね?

その通りです。


>被曝による死亡が仮に増えても、被曝した時点で手遅れで、検診は無駄って事ですね?

甲状腺がん死を減らすという目的から言えば、検診は無駄である蓋然性が高いと考えます。


>そもそも被曝による死亡増加は検診の有効性に関係が無い。ですね?

おおむねその通りです。一般的には、絶対リスクが高くなれば検診が有効である蓋然性は高くなりますが、福島県においてはよしんば絶対リスクが高くなったとしても、検診が有効になるほど高くなるとはきわめて考えにくいです。


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