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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉

835TAKESAN:2018/09/17(月) 18:26:29 ID:MbfubEw6
川上氏が、スペインの剖検研究と福島の発見例とで、腫瘍径を比較検討しています。

ttps://twitter.com/koichi_kawakami/status/1038360257284587520

これはまず、剖検による検索と、エコーを使った検診による発見、という時点で、比較対象として妥当では無いですね。
しかも、福島では、あまり小さいものは、なるだけ見つけないように、5.1mm以上の結節や20.1mm以上の のう胞をB判定とするようになっています。
ですから、そもそも福島では、5.0mm以下の がんは、そもそも見つかりにくい手順となっています。発見された 、悪性ないし悪性疑いの物の最小値が5.3mmや5.7mmである事からも、それが判ります。

ここまでを考えると、

ttps://twitter.com/koichi_kawakami/status/1038311011814498310
▼ 引  用 ▼
、腫瘍径は0.07mmから1.8mmの範囲で、癌の79%は1mm以下、
▲ 引用終了 ▲
そもそも、このスペインの例のような がんを福島では「見つけないようにしている」のであるから、単純な相加平均を比較してもしょうが無い、と言えるでしょう。
相加平均は、外れ値に頑健では無いので、極端に小さい物や大きいものがあれば、容易に数値が変わってきます。その意味でも、比較に用いるには慎重になるべき指標でしょう。

余剰発見を防げている、とする論者は、「足切り」を主張します。つまり、閾値を上げて、「小さい物を見つけない」ようにしています。要するに、自分たちで、「平均が大きくなるような物を探している」と言っている訳ですね。
つまり、剖検で見つかるものに対して、検診それ自体に、バイアスがかかっている(かけている)、と言えます。


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